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【感想/レビュー】 あしたのジョー ~まっ白に燃え尽きろ!~ 【PS2】

更新日:

どうも~、Peter@Peter08011です!

 

雨は降らないのに天気が悪い、ジメーっとした日が続きますね。
本日はこの陰気くさい気候を吹っ飛ばす熱いゲームのご紹介だ!

あれ、前もなんか同じような言い回し使った気がするな?
まあいいや。

 

 

あしたのジョー ~まっ白に燃え尽きろ!~

オススメ度: (原作ファンならば)★★★★☆

原作を知らずにこれを買おうという人もそうそういないと思いますが、
ご新規さんにはおすすめしません。

 

 

 

今回紹介するゲームのパッケージにもなってるけど、この絵めっちゃ良いよね。

あしたのジョーってさ、色んなしがらみに囚われつつもボクシングにのめり込んで破滅していく
ジョーをスポ根もののように賛美してるようで、最後は科学に裏打ちされたボクシングをするホセに負けてしまうのとか、ほんっと深いと思う。

でもスポ根ものへのアンチテーゼのようでありながら、決して合理(ホセ)的な姿勢を支持してるわけでもないんだよな。

 

ブログの趣旨からいつかレビューしたいと思いつつも、私ごときでは
この作品をどう取り扱えばいいのか分からないから、レビューできないでいるんだよね。

 

でもこの作品は確実に、精神論の拳闘から
科学や医学に基づいたボクシングへと時代が変わりゆく一端を描写してるのだと思う。

 

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どんなゲーム?

あしたのジョーを題材としたボクシングゲーム。
2003年にPS2で発売。うーん、内容は結構鮮明に覚えてるんだけど、もうこんな古いのか・・・。

 

カメラワークは常にキャラの真横固定でさながら格闘ゲームのよう。
(うろ覚えだけどオプションで視点いじれたかも?)

 

 

原作キャラを多く出すためかプレイアブルキャラは
ボクサータイプとケンカタイプの二種類に分けられており、
後者は鬼姫会のおっさんをはじめ、鑑別所時代のジョーや西、ゴロマキ権藤らがいます。

 

鬼姫会は組長ではなく原作で ”竜” と呼ばれていた鼻のでかいおっさん。
こんな奴使えて喜ぶ人はいるのか(笑)
権藤さんは人気ありそうだけどね。渋いわ!

ケンカタイプのキャラはボクサーではないのでキックなどが使えますがめちゃくちゃ弱いです。

 

 

ボクサータイプはスタンダード、KO狙い、ノーガードの三種類から戦闘スタイルを変更可能。
KO狙いはパンチが大振りになって動作が遅くなるが攻撃力アップ、
ノーガードはほとんどの攻撃ができなくなる代わりに必殺ゲージが溜まりやすくなる、
といったメリット・デメリットがあります。

 

ただし誰でもこの三種を切り替えられるわけでなく、ノーガードを使えるのはジョーや力石だけだし、
ハリマオなんかはKO狙いすらなくスタンダードのみです。
まああいつのはボクシングじゃないからね。

 

 

キャラクターの声に関して

一部キャラの声がアニメ版とは違うらしいです。
古い作品なので2003年時点でも鬼籍に入られてる方も結構いたんじゃないかな?

私は漫画版しか知らない状態で当時このゲームを遊んだんで違和感はありませんでした。
今U-NEXTで見てるんだけど、おっちゃんの声はこっちのゲームのが合ってると思う。

 

カーロスと金竜飛の声が合ってなさすぎぃ! と思うんだけど、この二人はアニメと同じ人らしい。
チェックしてみたらアニメのほうだと全然違和感なし。んー、経年で声質が変化しちゃったのかな。

 

 

 

良い点

ストーリーモードの再現度が半端ない

クリアすれば原作未読でもあしたのジョーのストーリーはほぼ把握できるんじゃないかなってぐらい、かなり細かく再現されてます。

基本はキャラの立ち絵の下にセリフが表示される、いわゆる紙芝居形式で進行。
重要なシーンはムービーで再現されています。

ムービーとはいってもキャラはごく一部のシーンを除いて動かず、静止画の組み合わせですね。
原作そのままの絵に声と色を当ててムービーにしてるって感じです。

 

試合中でもバンバン再現イベントやムービー(力石がロープで後頭部を強打するシーンなど)が流れるので、
原作ファンならば熱くなれること間違いなし。

あ、もちフルボイスですよ!

 

 

観客が超うるせえ(誉め言葉)

見出しの通りです(笑)

原作に比べれば大分お上品だけども試合中、観客から怒号やヤジがひっきりなしに飛び交います。
あしたのジョーの雰囲気をこういう細かいとこでも再現してくれてるんだよね。

でもさすがに物は飛んできません!

 

世代が違うんで当時のこと知らないけど、実際こんなマナー悪かったのかな~。
昭和の話聞いてると、さもありなんとは思うんだけど。

 

 

必殺技の演出が熱い

発動させると原作者描きおろし(のはず)のカットイン、そしてセリフとともに発動。

 

種類もめっちゃ豊富でジョーならば代名詞であるクロスカウンターは勿論、
ロープを背負った状態で発動させればカンガルークロスになるし、特定の相手だとダブル~トリプルクロスへつなげることもできます。

金竜飛なら通常はただのラッシュなんだけど、相手をロープ際へ追い詰めた状態で必殺技を出すとチョムチョムになったりと芸が細かい。
カーロスなら ”ロープを鋼鉄に変える” パンチになるよ!

 

 

 

悪い点

ゲームとしては微妙

再現度や演出など原作ファンが喜ぶ要素がてんこ盛りな一方で、
ゲームシステムはお世辞にも褒められたものじゃありません。

 

パンチの種類を問わず5発ほどガードの上から叩けばブロックが確実に崩れるので、
相手のガードが崩れるまでジャブ → コンボ
の繰り返しでCPU相手には確実に勝てます。

 

また、リアル時間3分は長すぎるので他のボクシングゲームは大抵、3分表記でも実際はその半分ぐらいだったりするもんです。
しかしこのゲームの1ラウンドはマジで3分。リアル3分。

ジャブが強すぎてパンチをガンガン当てられる仕様もあって、
例えホセ・メンドーサ相手であろうが余裕で1RでKOできちゃうゲームバランス。

 

 

オリジナルストーリー

クリア後に特定の条件を満たすことで、
”力石が生存していた” 場合の物語を進めることができます。

ジョーファンならば誰もが見てみたい! と願うIFシナリオじゃないかな?

 

でも本作のはストーリーの大筋を変えずに無理やりねじ込んであるので矛盾だらけだし、最後も結局そうなるのかよ! ってツッコミたくなる展開。
これ付け加えたせいで、泣けるはずのホセ戦前の葉子とのやり取りがめっちゃ不自然になってるし、
ジョーもあまりに傍若無人っつーかキャラ崩壊しちゃってるし・・・

 

IFシナリオは出来さえ良ければファンにはたまらないんだけど
これはちょっとなぁ・・・って感じでした。

 

あしたのジョーは物語の完成度が高すぎるので、大まかな流れを変えずに力石生存ルートなんて作るのは無茶だと思う。

 

 

 

まとめ

原作ファンならば是非プレイしてみるべき。
フルボイスで細かく再現されたストーリーモードは感涙ものですよ!

これでゲーム部分も面白ければ完璧なんだけど。
はじめの一歩シリーズとかファイトナイトぐらいしっかり遊べる
ジョーのゲームをどこか作ってくんないかな~とずっと思ってたり。

 

でもま、上記シリーズのようなシステムだとあしたのジョーの各種必殺技って再現できないの多いから、
ボクシング部分を妥協しなきゃならないのは仕方ないのかもしれないけどね。

 

ってかそもそも最近はボクシングゲー自体全然出ないや。
なんか新作来ないかな~・・・。

 

 

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