どうも、Peterです。
前回の記事で気にしていた美波さんの曲、Prologueをダウンロード購入しましたので、
本日はその感想を。
前回記事はこちら
”カワキヲアメク” のアニメ盤にのみ収録され、そして通常盤も含めた曲の中で唯一、MVが存在しないこの曲。
未知の曲なのでどんなものだろうかとドキドキしながら聴いてみたのですが・・・
めっちゃ良いじゃん、これ。
例によって憶測なんですけど歌詞から察するに、
これまで普通に生きてきた自分に決別し、歌手として生きていく決意を固めた歌なんじゃないかなー。
そう、曲名通り正にプロローグ(これまでの人生)が終わって歌手・美波の人生がこれから始まる、って感じの曲だと思うんだけど。
ライラックの中にも同じような一幕がありましたね。
ってか美波さんの曲ってそれぞれ全く別のようで、何曲かは繋がってるんだよね。
例えばライラックに出てくる ”人のエゴで造られた虚にだけはなりたくはなくて” はホロネスに繋がってるように思えるし。
この曲で印象深いのは、日本社会の同質性を批判していると取れるメッセージが歌詞に見られること。
うまく飾られたもんだよな
きれいに並べられてさぞよかったな
って詞からは皆同じ格好をして同じ行動をし始める就職活動や、入社式を連想しちゃいました。
これに限らず何かと横並びが好きで、出る杭は打たれる世の中ですよね。
さて、ここから歌詞は次のように続きます。
こんな世の中よりさ
水の中の方がまだ息が出来る気がしたんだ
多様な生き方が認められず、新卒で会社に入って一生務めることが美徳とされる社会。
そういう ”普通の生き方” は自分にはできないんだという強烈なメッセージに聞こえます。
この部分以外にも歌詞全体から、生き辛さを強く訴えているように読み取れますね。
芸術家肌の彼女にとっちゃ普通に会社勤めして生きていくより、クリエイターとして生きていく方が気楽なのかもしれません。
ま、先述したようにあくまで私が勝手にそう読み取ったっていう、ただの憶測なんですけどね。
ちなみに私も自他ともに認める変わり者で、周りの言う普通に生きることってのがどうしてもできません。
周りから嫌われやすいので会社勤めは無理。
反面、好かれる人からはめっちゃくちゃ好かれるんですけどね。
何か磨けば光る芸術の才能があるのかもね(笑)
現在は自由業で食ってくに困らない程度だけ稼いで気楽に生きてます。
まあ私のことなんぞはどうもいい。
ともかく、カワキヲアメクにハマった人は是非聞くべき名曲。
いやー、曲を聴けば聴くほど彼女の複雑な世界観にグイグイ引き込まれていくね。