【評価/レビュー】 ゴッド・スレイヤー はるか天空のソナタ

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どもです、Peter@peters_life0801です。

先日、アトランチスの謎と共にニンテンドーオンラインにて配信が始まったゲーム、
ゴッド・スレイヤー はるか天空のソナタを本日はご紹介。

 

 

 

タイトルロゴがファミコンにしては異常なほどキレイ。

画像も含めネタバレがあるのでご注意を!

 

お気に入り度:★★★★☆

 

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概要

1990年にSNKからファミコンで発売された作品。ジャンルはアクションRPG。

SNKと言えばサムライスピリッツ、餓狼伝説、KOFなど昔は一世を風靡した
超有名格闘ゲームを多数抱えているせいか格ゲー一辺倒のイメージが強く、それ以外のジャンルのゲームを作っていたことは、あんまり知られていないかもしれない。

ああいや、麻宮アテナのADVやサムスピのRPGで大コケしたのは有名かも笑

ともかく、同社は格ゲー以外のゲームもちょこちょこ出していた。

91年に餓狼伝説が登場するまではあまり有名なメーカーではなかったので、本作はSNK黎明期に誕生したゲームの一つと言っていいだろう。

 

画面をご覧いただければ分かるように、初期のゼルダの伝説シリーズのようなゲームだ。

 

 

タイトル画面の異常な綺麗さとは異なり、本編ではグラフィックは特別綺麗ではない笑

 

また、ラルフ、クラークという名の兄弟ケンスウという名の賢者など
どこかで聞いたことのある名前のキャラクターが登場する。

 

 

基本操作

十字キーで移動、Bボタンで攻撃&アイテムの使用、Aボタンで魔法&一部のアイテム使用。
スタートボタンでステータスを開き、セレクトボタンで装備画面。
※Switchだとスタート=+ボタン、セレクト=-ボタン

 

回復アイテムは装備画面から装備してBボタンで使う。
アイテムを装備すると攻撃よりもアイテムの消費が優先される。

 

また、Aボタンでジャンプできるようになるとびうさぎのくつと魔法を同時に装備した場合、
魔法の使用が優先されジャンプできなくなるので注意しよう。ジャンプしたい場合は魔法を装備から外す必要がある。

 

ほかには物語上で誰かに渡したりするキーアイテムも持っているだけではダメで、
装備した上で該当する人物・物の近くでBボタンを押して使用する必要がある。

 

 

セーブはセレクトで装備画面を呼び出し、スタートボタンで行う。
これも非常に分かりにくいけど、Switchで遊ぶ場合はどこでもセーブ機能があるのであまり気にしなくてもいいかな。

UIは独特すぎてかなり違和感があり、なかなか慣れられなかった。

 

 

攻撃アクション

Bボタンの剣による攻撃は範囲が非常に狭く、かなり当てにくいが
押しっぱなしでチャージができ、ゲージが溜まると飛び道具を放つことができる。

強化アイテムを入手することで最大で3段階までチャージすることができるようになり、
レベル3の攻撃はMPを消費するが攻撃範囲が非常に広い。

通常攻撃も範囲は狭いものの、敵を壁に押し付けてハメ殺したりできるので
状況に応じて上手く使い分けていこう。

 

 

気になった点

一部の謎解きが理不尽

最序盤の風車の回し方が分からず初っ端から詰まる人が多そう。

僕は全然分からずいきなり攻略サイトのお世話になったよ笑
まさかキーアイテムが道具屋で普通に売られているなんて思いもしなかった。

ほか、終盤の街の酒場で酔っ払っている兵士の一人が実は賢者だなんて、あれに気付く人はそうそういないと思う。
(この兵士にパラライズの魔法をかけることで話が進行する。当然ノーヒント)

 

とはいえ昔のゲームなんて、これよりもっと意地の悪い謎解きなんていくらでもあるんだけどね。
いや、いくらでもは言い過ぎか。

 

 

装備の切り替えが面倒

主人公の武器はそれぞれ風、炎、水、雷の力を持った4本の剣。弱点属性でダメージ上昇といった要素はなく、単に敵にダメージを与えられる一切効かないかの違いしかない。

それぞれ弱点の異なる敵が同時に出現することもあるので、装備を切り替えながら一体一体倒したり、避けながら進むハメになったり。

また、画像のように特定の属性攻撃を当てないと破壊できない壁も数多く登場する。

 

 

壁を破壊する場合はチャージ攻撃が可能になる腕輪も、属性に応じたものに変更する必要があるため、装備画面から都度、剣と腕輪を変更しなければならない。

一部のダンジョンでは敵を倒すために装備を変え、壁を壊すために装備を変え・・・と、かなりの手間だった。

 

 

その他

主人公の当たり判定が見た目以上に大きいような・・・え、今の当たるの!? って思うことがしょっちゅう。

また、攻撃を受けるとヒットバックはするものの無敵時間がほんの一瞬しかないので、狭い場所に押し込まれると連続でダメージを受け続けて瞬殺されることがある。

 

あとは村人との会話がね。
このゲームの場合、近づいてAボタンとかではなく接触するだけで会話になってしまう。

前述した通り主人公の当たり判定の大きさもあって、脇を通り抜けようとしただけで
会話が始まってしまうことが結構あって、これは割とストレスだった。

 

 

まとめ

約8時間でクリア。

ゲームバランスは結構難しめ。こちらの攻撃が貧弱なのに対し、敵は弾幕を張ってきたり画面外から高速で突っ込んできたり、Switchの巻き戻し機能が無ければあんまりクリアできる自信はないね笑

 

しかし終盤は早撃ちの指輪+雷の剣で火力がインフレ気味になり、敵を楽々倒せるようになるのでレベルアップのテンポも早まるし、やられても復活できるアイテムも複数もらえるので逆に簡単になった印象。

最高レベルは何故か16とものすごく中途半端な数値。

 

古い作品だけにシステム面で色々と粗が目立つ一方、世界観はなかなか良かった。

荒廃した未来の地球なのに何故こんなファンタジー要素が?

タイトルはゴッドスレイヤー(神殺し)なのに神出てこないよ? とか思いながら
プレイしていたんだけど、こういう疑問も最後に回収してくれてストーリーはなかなか面白かったね。物語の大筋はシンプルながらも、世界観や設定は個性があって魅力的だった。

 

個人的な見解では隠れた名作とまではいかないけど、良質なアクションRPG。
機会があったら是非プレイしてみてね!

 

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