【評価/レビュー】  ガンデック(GUN-DEC)  【渋すぎるアクションゲーム】

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どうも、寝不足で更新頻度激減中のPeter@peters_life0801です!

 

本日は先週、Switchで新たに配信が開始されたファミコンソフト、ガンデックをご紹介。

今までは(少なくとも僕がSwitchを買ってからは)2作品ずつ配信されていたのに
今回はこの一作だけ。もうネタが切れてきたのだろうかね?

 

 

お気に入り度:★★★★☆

 

 

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概要

1991年にファミコンでサミーより発売されたアクションゲーム。

サミーと言えば今はセガと統合していてパチスロで有名・・・なんだよね?
パチンコやらないから知らないけど。

 

ゲームではギルティギアシリーズが超有名。
しかしそれ以外に何かあったっけ? と思い調べてみたら、見事に知らないゲームばかりだった。

まあそれはさておき、本題へ。

 

本作の舞台は西暦2139年の未来世界。
ストーリーはざっくり言えば

主人公が属する警察組織と、改造人間やミュータントで世界を恐怖に陥れる謎の組織との戦い

といった具合だ。

 

各ステージの合間には迫力あるシブいグラフィックによる会話シーンが挿入される。

 

イラストのタッチからセリフ回しまで、胸焼けがしそうなほどシブい。

 

 

ファミコンとしてはなかなか珍しい演出。
ましてや横スクロールアクションなんて、ほとんどはストーリー性が無かったように思う。

(あっても説明書で少し触れられてる程度で本編では一切のセリフも無いとか)

 

セリフ回し、世界観やキャラクターデザイン等、全体からにじみ出るハリウッドのB級映画のような雰囲気がたまらない作品である。

 

 

操作方法

方向キー左右で移動、下でしゃがみ。下を押しながら横入力でしゃがみ移動ができる。
しゃがみ移動は攻略する上で必須なので覚えておこう。

 

Bで装備中の武器による攻撃。ライトセイバー(?)、拳銃、グレネードの3種類があり、
これらはセレクトボタン(Switchなら-ボタン)で切り替えられる。

 

ライトセイバー以外の武器は弾数制で使用するごとに減っていくが、敵が落とすアイテムを
入手することで回復できる。最大所持数はいずれも99。

 

 

 

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ゲームシステム

基本的にはオーソドックスな横スクロールアクションながら、ストーリーに合わせて
カーチェイスや3Dシューティングステージも登場するのが特徴。

 

 

 

ゲームの大半はこの横スクロールアクションで進行する。

 

 

 

 

 

カーチェイス。ゲーム的には縦スクロールシューティングだと思えば分かりやすい。
Bで攻撃、Aで自車の移動速度を三段階から調節できる。

 

 

 

主観視点の3Dシューティングパート。次々現れる敵に狙いを定め、倒していく。
Bで拳銃、Aでグレネード攻撃。弾数はしっかり消費するので、敵が落とす弾の回収は忘れないようにしよう。

 

 

アイテム紹介

コイン:
ほとんどの敵が落とす。100枚集めると残機が1つ増える。

 

拳銃の弾:
Bと書かれたアイテム。BULLETのB。多分。

 

グレネードの弾:
Gと書かれたアイテム。GRENADEのG。多分。

 

ジュース?:
サイダーとかコーラっぽい外見のビン。体力が心持ち回復する。

 

肉:
骨付きのいわゆるマンガ肉。体力大回復。
大抵、エリアの最後にいる敵がドロップする。

 

 

 

良かった点&気になった点

良かった点

・前述したハリウッドのB級映画のようなキャラや世界観はクセになる。

・操作性は比較的良好なのに加え、アクションが多彩でキャラを動かすのが楽しい。

 

アクションゲームとしての完成度はなかなか高く、舞台設定も魅力的だね。
しかし一方で・・・。

 

 

気になった点

・難易度はかなり高め。

 

画面外から突如高速で現れて範囲の広い攻撃をしてくるザコに結構理不尽感がある。
パターンは決まっているので出現位置さえ覚えていれば対処はできるんだろうけど、
それでも弾幕が激しいので厳しいものがある。

 

ボスも同様に動きのパターンは決まっているものの、攻撃力が高いわ攻撃範囲は広いわ
素早いわで、Switchの巻き戻し機能がないと見切る前にゲームオーバーになりそう。

 

 

 

 

まとめ

かなりアクション慣れした玄人向けの高難易度ゲー。

決して万人にお勧めできる内容ではないものの、操作感が良く
アクションが豊富なのでゲーム自体の完成度は高いように思う。

 

何より、昨今の和ゲーにはあまりないハードボイルドな世界観は私的にかなり魅力的。
ファミコン円熟期に発売されただけあってグラフィックが綺麗なのも好ポイントだ。

 

ところで、記事を書くにあたって少しこのゲームのことを調べてみたんだけど
忍者龍剣伝にそっくりらしく、一部ではパクリゲーだと言われているようだね笑

あちらもSwitchで配信中だけど確かに、ステージの合間の演出なんかが似てて
ハリウッド版忍者龍剣伝、みたいな感じはするかも?

 

ゲームシステムはそんなでもないと思うけど、いきなり現れた敵に当たる→そのまま奈落へダイビングみたいなイヤらしい配置とかもそれっぽいか。

 

 

似ていたとしてもこれはこれで面白いし、Switchでオンラインに加入している人は
是非遊んでみてほしい。そして難しさに慄いてほしい笑

パターンを見切ればめちゃくちゃ苦戦したボスが楽勝になったり、腕前の上達を
実感しやすい良いゲームだと思うよ!