【評価/レビュー】 ルート16ターボ 【謎のカーアクション】

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ちわっす、Peter@peters_life0801です。

今日は先日、ニンテンドーオンラインで配信が始まったファミコン作品、ルート16ターボをご紹介しよう!

 

 

1985年10月4日に伝説のクソゲーと言われるいっきを輩出した、かの有名なサン電子より発売。

今回が初プレイなんだけど面白いのかどうかは、メーカーがメーカーなのである程度予測はできてたよ笑

 

お気に入り度:★☆☆☆☆

 

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ゲームシステム

自機となる車を操作し、敵の追撃をかわしつつ大マップと小マップで区切られたステージ内を移動しながら、点在するアイテムをすべて集めのが目的。

 

これが小マップ。先述した回収物はこの画像だと、真ん中の少し上にある赤いドル袋。

 

この小マップを出ると・・・

 

大マップに移行する。

小さくて分かりにくいけど水色の点が自機で緑は敵。赤い旗と青い▲は回収物。
各部屋の数字には何か意味があるのかな・・・?

緑色の点で表記されている敵はプレイヤーをひたすら追いかけてくる。
触れたら即死。この敵とは別に小マップから移動せず、大マップ上では表示されない敵もいる。

 

古いゲームだけあって操作はいたってシンプルで、使用するのは十字キーとAボタンだけ。

自機は勝手に前進し続けるので十字キーで進行方向を調整。

Aボタンを押している間はフルブースト。移動速度が上昇するがFUEL(燃料)を激しく消費する。

ブーストしてなくてもFUELは緩やかに減少していくんだけど0になっても移動できなくなったり、ミス扱いになったりはしない。ただし当然ブーストができなくなるので、敵を振り切るのが難しくなってしまう。

小マップ内で発見できるガソリンを入手することでFUELの回復ができるけど数は少なく、回復量も小さいのであまりあてにはならない。

 

 

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気になった点

気になった点というか、むしろ致命的な点なんだけど笑

 

操作性

とにもかくにも操作性が恐ろしく悪い。

勝手に前進し続ける自機は壁にぶつかったりしても停まることも減速することもなく、一定の速度を保ったままコースに沿って勝手に移動していく。

上手いこと曲がりたい位置で曲がれなかった場合は壁にぶつかった扱いになり、あさっての方向へ向かって走り始めてしまう。

 

もう一度上の大マップの画像を見てみてよ。

小マップへの入り口がドット1個分だけですんごい小さいでしょ?
操作性の悪さのせいで入りたい場所からなかなか進入することができないんだよね。

 

 

不便すぎる大マップ

大マップ上では小マップの構造が分からず、入ってみるまでどんな部屋なのか分からない。

これがかなりの困ったちゃんで、敵に追われてる状態で逃げ込んだ先が

 

 

こんな袋小路だともうどうしようもない。後は死を待つのみ。
小マップに入った瞬間、大マップには表示されていない敵が目の前にいて死ぬこともあるしね。

まあSwitch版なら巻き戻し機能があるんだけど・・・ファミコン版当時でこれやられてたらキレそう。

ちなみに逆もまた然りで、小マップから大マップに出る際も外の様子は一切分からないので、

出た瞬間目の前に敵がいて為す術なく死ぬこともある。

 

 

まとめ

他に気になる点はステージの音楽が1種類しかなく、短いフレーズが延々繰り返されるだけなので
何だか聴いていると洗脳されてしまいそうな・・・

とはいえ当時は容量の関係でそもそも音楽が存在しないゲームもあったので、これは仕方ないと思う。

 

操作性の悪さと理不尽な死が多いのさえどうにかすれば、そこそこ遊べる作品だとは思うんだけどね。

せめていっきのような突き抜けたバカさがあれば、違う意味で楽しむこともできたろうにな~。

 

追記:

後日、同社製のバカゲー、アトランチスの謎が配信された。
こちらは愛されタイプのクソゲーなので、そういうのに惹かれる人は遊ぶ価値は大いにある。

 

 

しっかし、他社からグラディウス熱血行進曲など一流どころを引っ張ってきたかと思えば、こういう微妙なゲームも配信するのが何だか不思議。

どういう基準で選んでるのかすっごい気になる。