やあどうも、Peter@peters_life0801です。
本日はハウスフリッパーというゲームをご紹介。
いやぁ、なんか変な中毒性のある作品だったな。
インディーズのこういうマニアックなシミュレーター大好き。
お気に入り度:★★★☆☆
概要
開発元はEmpyrean Games。
ホームページではスタッフの方々が顔写真付きで紹介されているが、どこの国のチームなのかはちょっと分からなかったな。
まあ重要なのは面白いか否かであって、どこの国の製品だとかは些末なことなんだけどね!
それはさておき、本作はボロ家を綺麗にしたりリフォームしたりするシミュレーターだ。
ざっくり説明するならばザ・シムズシリーズの建築モードに、実際自分でやるかのような手間を加えたゲーム性とでも言おうか。
対応機種はSTEAM、XBOX、PS、Switchと一通り対応しているが、Switchのみ日本では販売されていない模様。お値段は2800円。
追記:
この記事を投稿した約半年後にSwitch版も発売されたよ。
面倒臭さを楽しむゲーム!
掃除、片付けが好きな人間などいるだろうか。
いや、いたらごめんよ。でも少なくとも僕は大嫌いだ。
でもゲーム内でやるとしたら話は別。
きったない家が少しずつ綺麗になっていくのはなかなか気持ちが良い。
こちらはもうすぐ子供が産まれるという夫婦の依頼で、お掃除及びリフォーム(子供部屋作成)にやってきたというステージ。
よくこんな所で生活できてたな。
ゴミを捨ててモップを掛け、窓も拭いてベッドメイクもして・・・ご覧の通りピッカピカ!
こんなものはまだ序の口で、ゲームが進むともっと凄惨な家も登場する。
掃除の他に頼まれたリフォームは、赤ちゃん用の家具を買いそろえて、壁の色を塗り替えて・・・。このステージはどうだったか覚えてないけど、壁を破壊して部屋の間取りを変えなきゃならないこともある。
壁の色塗りはクッソ面倒臭いけど、それがまた良い。
じわりじわりと内装が変わっていくのが、作業ゲー好きにはたまらないんだ。
配管設備の設置にはいちいち組み立てのミニゲーム(?)が挟まれるし
あらゆる面で面倒臭さを追求したようなゲームだが、これでしか得ることのできない達成感がある・・・気がする。
ゲーム内に絶えず小さな目標があるような状態とでも言おうか。
なのであれ組み立てて終わろう、やっぱこの壁塗って終わろう、ついでにここも綺麗にして・・・って具合に、次にやるべきことが続々現れてくるから、やめ時を見失うことが多いね。
簡単な成長要素もあり、掃除やリフォームを繰り返していくことでスキルポイントが溜まっていき、それを割り振ることで作業は楽になっていく。
しかし掃除関連は劇的に楽になるんだけど、壁塗りは最大まで強化しても結構時間がかかる。
これは人によっては不満かもね。
僕は述べた通り面倒臭さを楽しんでいる変人なので、別に気にならなかったけど。
古民家再生もできるぞ!
むしろこっちがメインかな。
依頼で貯めたお金で売りに出されている古民家というかゴミ屋敷を買い、リフォームをして競売にかけることができる。
部屋の間取りや内装などによって購入希望者の印象は変化していくので、彼/彼女らの望みを叶えていくと高く売れやすくなるってわけ。
家具設置時などにセリフ付きで色々教えてくれるので、参考にして高い評価を得られるよう工夫しよう!
時には大胆に間取りを変えるのも良いね。
家族持ちでなく一人暮らしなら部屋数はそんな必要ないし、小部屋をぶっ壊して
広々としたリビングを用意してあげるのもいいかもしれない。
こういった物件は売る以外にも自分のオフィス(拠点)にすることもできる。
こだわり抜いた家に改造しちゃうのもありだ。
自由度はそこまで高くないので注意!
内装自体は割と好きにいじれるけど、他はそんなでもない。
例えば土地は余っていても増築はできず、あくまで屋内の間取りの変更しかできないし、家の周りは草が生い茂った状態から手を加えることはできない。
草がボーボー、土地もあまりまくりで気になるが外側は外壁塗装ぐらいしかできない。
DLCを導入すればガーデニングはできるようになるので、本作を気に入った人は買っちゃおう。
ただし2023年2月13日現在ではCS版には、ペットやファームが導入できるようになるものなど販売されていないDLCが複数ある。
後述する操作性のまずさもあるので、がっつり遊びたい人はSTEAM版を買うのが良いかも。
人気者のアイツも登場するが・・・
汚部屋と言えば連想する生き物がいないかい?
そう、この作品にはみんなが大好きなGが登場するぞ!
しかしご安心を。Gをただのガラス片に変更するオプションが用意されている。
ご丁寧に初めて遭遇する前にはこのような警告も出してくれるのだ。
見ちゃう前にオプションを開いて変更しちゃおう。
僕は別に恐怖症を患っておらず平気なはずなんだが、それでもゾワッとする表現方法だったので、苦手な人は見たらトラウマになるレベルかもしれない。
駆除の仕方もヤバい。それ後で開けたら・・・おお怖い怖い。
余談だけどゴキブリって、動きがキモいだけで見た目は結構かわいいと思うのよ。
これ言うともれなく変と言われちゃうが、素早くなく不潔でもなければ平気って人は結構多いんじゃないかな。
操作性やUIがいまいち
正確にはゲームパッドでの操作に最適化されていないので動かしにくい。
カーソルはマウスの代わりにスティックで操作する感じ、って言えば分かってもらえるかな?
なので家具の選択や購入なんかが面倒だし決して良いとは言えないけど、マウスなら恐らくは気にならない程度。
CS機とPCのマルチが当たり前になったことによって、しばしば出くわすことになった不満点だよね。ザ・シムズ4なんかもそうだった。
なもんで、タブレット(メニュー画面)と通常画面を何度も行き来することになるリフォームはまあ面倒だね。
全編通してお掃除は楽しかったけど、指定された家具を購入していくミッションは結構苦痛だった。
んー、同じ面倒でもさ、壁塗りとか間取りの変更に手間がかかるのは良いんだ。
でも一個一個家具を探して選んで配置していくのは、何か違うって言うかさ。
家具に関するメニューはタブレットでなく、もうちょい直感的に手早く操作できると良かったね。
あとは塗装で位置がズレて変な場所を塗ってしまっても、ペンキを落とす方法がないっぽいのが困った。レンガの壁なんかで何も塗りたくない場合は、いちいち壊して作り直すしかないみたい?
まとめ: 細かい作業好きにはおすすめ!
何をするにも手間がかかる究極の作業ゲーなので、好き嫌いはハッキリ分かれそう。
僕がそうなんだけど牧場物語が好きな人はハマるんじゃないかなぁ。
それもスキンシップは重視せず、農作業だけをやっていたいタイプ。
リフォーム関連は操作性のこともあって正直いまいちだったので、掃除だけ延々やってたかったかも。
ともあれ、ゲームパス加入者でこの手のシミュレーションが好きなら試してみる価値はあり。
操作性やDLCの関係でSTEAM版のが良さそうなので、好感触ならば向こうで買っちゃうのも良いかもね。
ガーデニングのDLCは4年前、そして続編が発表されていることから
CS版はこれ以上の拡張はない気がするし。