やあどうも、Peter@peters_life0801です。
冒頭の文は先日始まったステマ規制法だか何だかの対策のため。
GoogleアドセンスやAmazonアソシエイトは関係ないとの噂だけど一応ね。
調べてみても対応方法とかがあやふや、どういう表示が駄目なのかとかも主観でどうとでもなりそうで基準が明文化されてないし、まーた見切り発車で始めたザル法だという匂いがプンプンするな。
さておき先日紹介したミネコのナイトマーケットを、それなりに遊び込んだので改めて記事にしてみよう。
第一印象は悪くなかったんだがバグ(?)でゲーム進行が困難なレベルになってきたため、ギブアップしてしまった。アップデートで改善されることがあり、気付けたなら後々リライトするかも。
ちなみに自分がプレイした機種はSwitch、バグらしき現象は2023年10月12日現在発生しているもの。プレイ時間はゲーム内では確認できないが、Switch本体の機能によれば15時間以上とのこと。
お気に入り度:★☆☆☆☆
(バグが修正されれば変更予定)
概要
2023年9月26日配信開始。対応機種はSwitchとPCでお値段は1980円。
とある伝説が残る寂れた離島へ引っ越してきた主人公・みね子が成り行きで伝説の謎を追いつつ、村の復興もしていくスローライフ風シミュレーションゲーム。
詳しくは前回記事でお伝えしているのでそちらをどうぞ。
ミネコのナイトマーケットを少し遊んでみた感想 【クセ強スローライフ】
最適化されてない? 動作が超重い
元々特定のタイミングでカクつくことが多く、それに合わせてBGMも途切れてしまうのは気になっていたが、ゲームが進むにつれ顕著になってきて数十秒ものフリーズが頻発するようになってきた。
エリアやイベントが関係しているのか、所持アイテムが多くなってきたのが原因なのかは分からないけど。
とりあえず特に気になったのは、今のところ以下の二つ。
時間は計ったわけではないが、こんぐらいじゃないかなって数値。
・ソーイング作業台でアイテムを作成すると完成後、必ず15秒ほど画面が固まる
・ゲームが進むと日光さんに操作を切り替えて進めるイベントが発生するが
キャラチェンジボタンを押すと、画面が暗転したまま1分近く固まる
他にはそこまで気になっていない範囲内だと就寝時や、ゲーム開始時などにほんの少しだけど固まるね。
(ロード画面の走っているみね子の動きが止まる)
これはあちこちで発生するが数秒なのでまだ我慢はできる。
単調なゲーム性
フリーズを抜きにしてもナイトマーケット以外の行事や、住人イベントなどはまったくないらしく
淡々とお金を稼いで新しい作業台や採集道具を買うことの繰り返しのみで、かなり単調に感じてしまった。
稼げる額が少なめなのに道具類はどんどん高くなっていって、ストーリーもなかなか進まなくなり間延びしちゃうのはなぁ。
(道具を買わないと話が進まない仕様)
家具やアクセサリーなど色々自作できるのに、欲しがっている住人に渡すか売るかしか用途がなく
主人公や自室のカスタマイズなどに使えないのも残念。
メインストーリーを進めるためにお金を稼ぐ以外の、やれることが少なすぎるんだよね。
住人とのちょっとした交流イベントや、季節を感じることのできる行事なんかを導入するだけでも大分マシになりそうだけど。
せめて住人のセリフぐらい季節や物語の進捗で変化してほしいが、友好度で以外変わらずずーっと同じ。
ただ欲しいアイテムを要求してくるのみ。
メインであるナイトマーケットは一定の売り上げごとにレベルが上がっていき、お店の数が増えていくんだけど変化はそれぐらいでやはり単調。
売り物が増えたところでアイテムの用途が少なすぎるため、あんまり嬉しいとも思えないし。
終わり際にはレースやパレードなどのミニゲームが発生するが、季節は関係なく同じ4種類を同じ順番で繰り返すだけなのは寂しい。
ミニゲームの種類自体は多い
クラフト、アイテム採集、ナイトマーケットなどミニゲーム自体は豊富に用意されていてプレイする機会も多いが、タイミングに合わせてボタンを押すだけなどシンプルなものばかり。
なのでゲーム全体の単調さをカバーするにはかなり頼りない出来。
特に釣りは絶対失敗しないような簡単さなのに、時間だけはかかるのでプレイが億劫になる。高価なアイテムを作成するには必須なので、やらざるを得ないのだけど。
UIはもっとがんばってほしい
前回記事でも書いた独特のボタン配置のほか、染料作成が1個ずつしかできない、アイテム売却で数指定ができない(1個ずつか全部売るかの両極端)など不便な点が目立つ。
また、日光さんとのキャラチェンジなど新アクションが増えても操作説明どころか
何の告知もないのはよろしくない。しばらくの間、交代できるようになったことに気付かなかった。
Rボタンで切り替えられるのだが、この機能追加時に使用ボタンともども説明すべきだろう。
ポップアップウインドウ1つ程度で済むようなものなのだから。
あとは手動セーブがないのが気になるかな。
イベント発生中は結構1日が長くなるので、途中で中断したくなることもあるが
自宅のベッドで眠った時以外には保存されない模様。
こちらも説明が一切ない上、画面にSAVING…などの表記も出ないため、しばらく気付かない人は多いんじゃないだろうか。
物語は良さそうだが・・・ギャグいる?
おとぎ話の中だけの存在だと思われていた神猫・日光さんとの出会い。
そして島に隠された謎を解いていくというストーリーは、良質な絵本のようでワクワクするし先も気になる。
日光さんと夜空を眺めながら、見知らぬ地へ引っ越してきた
誰にも言えぬ複雑な心境を漏らすみね子など、グッとくるシーンもあるんだけど・・・
前回記事でも書いた通りみね子以外のキャラの頭がおかしいので、こういう良いシーンも感動が半減しちゃうっていうか。
なんかこう、心温まるお話にしたいのかドタバタ劇なのか、それともコメディなのか。
ゲーム全体の雰囲気があっち行きこっち行きでまとまりが悪いように感じる。
私的にギャグはしつこい上に滑ってるようにしか思えないので、控えめにした方が良いんじゃないかなと。変なタイミングで急に挟まれることが多いから、必然性も感じないし。
トウモロコシちゃんとかミミズバーガーとか、父親が意味不明な名前で呼んでくるネタがしつこすぎて、さすがにイラっとくる。そう呼ばれるような理由が何かあるわけでもないのに。
カナダのゲームとはいえ、向こうの人もこれで笑うとは思えないが・・・スラングで別の意味があったりでもするのかな。
二つ上の画像はメインビジュアルにもなっているワンシーンなんだけど、こういう神秘的で優しげなイメージを前面に押し出していく方が自分は好きだな。
音楽も良いので上手くやれば、素敵な雰囲気ゲーになれそうなんだが。
まとめ: 第一作目でこれなら悪くはない
話の先は気になるので、とりあえずフリーズやカクツキさえ直れば再開はするつもり。
モチベーションは正直あんまりないので、修正されても最後までプレイできるかは何とも言えないけど。
少し残念な作品だというのが率直な感想なのだけど、Meowza Gamesにとってはこれが処女作らしい。
バグを除けば第一作にしてはクオリティは高いと思う。
中にはゲームの体を成していないような作品もあるのだし、これなら今後には全然期待できる。
プレイを阻害するようなバグは出さないのは勿論、単調になりすぎないサブ要素の充実などを
突き詰めつつ、UIにも気を配ることができれば良いゲームを作れるんじゃないかなと思ったり。