【百英雄伝】  序盤を遊んでみた感想  【幻想水滸伝の再来?】

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どうもこんにちは、Peter@peters_life0801です。

個人的に期待していた百英雄伝が先日、ついに発売されたね。
とりあえず冒頭を8時間ほど遊んでみたので、現時点で感じたこと含め軽く紹介してみよう。
ゲームの進捗としては、廃坑をクリアして少し進めたところまでとなっている。

機種はXbox series S。PS4やSwitchだとロード時間含め動作が重いという噂を聞くが、こちらは今のところそんなことはなく、快適に遊べている。

 

ちなみにこのゲーム、幻想水滸伝の精神的続編として制作されたのは有名な話だが、僕は未プレイであるため向こうと比較してどうなのか、とかは分からないのでご了承を。

 

古き良きコマンドバトル!

戦闘はコマンドバトル。特に目新しいシステムはないが幻想水滸伝の精神的続編、という
本作のコンセプトを鑑みれば何も問題はなく、斬新なシステムなどは不要なはず。

行動順が可視化されているタイプのため、戦術が組み立てやすくコマンドRPGが得意でない人もプレイしやすいはずだ。

 


拡大されてもキャラグラフィックは滑らかで綺麗なのも好感が持てる!

 

特定のキャラ同士でパーティを組んでいると、連携攻撃(英雄コンボ)なんかもできたりする。

演出がなかなか派手で見ていて楽しく、キャラ数が多い分全体的に簡素なんだろうなとか思っていたが、良い意味で期待を裏切ってくれている。

 

そうそう、あとボス戦ではギミックなんてものが登場する。
例えば大技を撃ってくるタイミングで瓦礫の陰に隠れてかわしたり、落石の位置をずらして敵にぶつけたり。

これは毎回違うものが用意されているようだが、現時点では何とも言えない。
上記二つは良いアクセントになっていた一方、メロール加入イベントのボス戦ギミックが完全運ゲーでかなりストレスだったため、今後登場するものが少し不安でね。

 

※運ゲー
ターン開始時にボスが隠れるのだが、隠れた場所を予測してギミックを起動し、炙り出す必要がある。同時に大ダメージも与えられるのだが、これを当てることが前提となっているような耐久力の高さであるにも拘わらず、判別する方法が何もなく運任せ。

二択なのだが成功率も異常に低く、自分は6回に1回程度しか当てられず戦闘がかなり長引いた。
たまたまなのか、二択ではあるが確率は50%じゃないのかは分からないが。

 

 

キャラの魅力はどうなの?

Risingの記事でも書いた気がするけど、仲間が百人もいればそれぞれの個性が
めちゃくちゃ薄いんじゃないかという懸念がある。

今のところは皆それぞれ個性や魅力があって好感が持てるし、人数が増えるに従って
喋らないキャラとか増えていくのかなと思っていたが、パーティに入れているキャラはそれぞれ、イベントなどで不自然にならないよう、場をつなぐセリフを入れてくれているようだ。

例えばこのシーンでは前にいる三人は現在固定編成、後ろにいる三人は自分で選出したメンバーなのだが、きちんと会話に参加してくれている。こういう仕様ならば安心して、気に入ったキャラを推せるよね。

 

しかしキャラはさておいて、ストーリーの方はあまり期待できなさそう。
まだ序盤も序盤なので判断するのは早いものの、そう思ってしまった理由は特定のキャラ同士がいきなり親密になったり、描写不足で置いてけぼりにされてる感がしばしばあるため。

全体で見た時には、良い方向に裏切ってくれることを願うけどね。

 

 

序盤で登場するRisingキャラ

Risingキャラというと語弊がある気もするが、他に良い呼び方が思い浮かばないもので。

とりあえず現在、いずれもRisingでは非プレイアブルのチョイ役だったが
ユウゴ(侍)とメロール(魔法少女)の二名が加入済み。

CJは結構好きになったキャラなので、いつ登場するか待ち遠しいね。

 

あとキャラじゃないけど交易品として名物・フォーエバー☆温泉黒たまごが売り出されていた。
変動する相場に合わせ、よその街で売る金策用アイテムらしい。

何だこのふざけた名前のアイテム、って一瞬思ったが自分で名付けたんだったな笑

 

 

気になった点

オプションが機能不足

・メッセージの表示速度が変更できない。

表示はかなりゆっくり目。これはオプションで一瞬で表示されるよう変更させてほしい。
Aボタンを押せば一括表示されるが、メッセージの自動送りをONにしていると一気に消えてしまう。かと言ってOFFにすると、ボイスありの会話パートがだるくなるという片手落ち。

 

・輝度(明るさ)設定がない

これは気にしない人が多いかな。他の記事で言及したこともあるが、自分は生まれつき
瞳の色が明るいため眩しさを感じやすい体質。このゲームの画面は大分明るめに
設定されているため、続けてプレイすると少し目が痛くなるため調節させてほしかった。

被写界深度が非常に大きく、ほんの少し奥にある物でも強烈にぼやけるのも、目が痛くなる原因かも。こちらも調整させてほしいな。

 

 

イベント多すぎ、だるすぎ

ちょっと進む度にイベントが差し挟まれるため、先述したメッセージ表示の仕様もあってテンポはかなり悪いように感じる。

キャラクターの掘り下げは大事なのだが、どうでもいいと思える内容まで会話イベントにしたところで、愛着が増したりすることは無い。きちっとした見せ場があって、そこで存分に魅せてくれればそれで良いんだよ。

Risingでも一度で済むようなイベントや会話を小分けにして、無駄に尺を稼いでいる印象を受けたがあちらで感じた良くない点が、そのまま受け継がれてしまっている感じ。

 

 

ダンジョン長すぎ & インベントリきつすぎ

序盤の廃坑が他作品ではラストダンジョンなんじゃないかってぐらい長い。
ここが特に長いだけで、もしかしたら他はそうでもないのかもしれないが。

そして長い分、宝箱がたくさん設置されていてそれ自体は探索のし甲斐があって良いんだけど、
(良くも悪くも最初からマップが見られ、目的地も表示されているので探索しやすい)
持てるアイテムの数が少なすぎて取捨選択がとても面倒。

 

総所持数の隣にLv.1という表記があるため、今後拡張されるようだが・・・。

 

消費アイテムのスタック数が何故か99ではなく、2個だったり6個だったり半端な数で一枠埋めてしまうのがきつい。

さらにここから新しく登場する、ルーンというアイテムが大量に入手できるのだが
到達時点ではまだ使用できないため、捨てていいのかどうかもよく分からない。

レベル10になればルーンショップで装備できるようになるみたいだけど、結構寄り道してきた自分でも廃坑を訪れる前で8~9だったしなぁ。

 

ゲーム全体の印象を決定付ける上で、序盤の造りってとっても大事だと思うんだけど正直、少し先行きが不安になる仕上がりになっている。

 

 

音が消えるバグあり

他機種版では不明だがXbox版では、スリープやQuick Resumeから復帰するとすべてのゲーム音が消え、無音になってしまうバグが今のところ確実に発生する。

ホーム画面でスタートボタンを押してゲームを終了し、再起動すれば直るが便利機能に染まり切ってしまった身としては、これはかなり不便。お早い修正を望みたいね。

このバグのせいでセーブポイントの少なさが際立っているのも残念。

 

 

まとめ

【評価/レビュー】 百英雄伝Rising 【先行発売の外伝作品】

 

キャラは良いし戦闘などシステムも好きなのだが、ムービーゲーばりのイベント過多によるテンポの悪さで、もしかしたら最後まで続けられないかも。

テイルズオブアライズも同様だったけど、いくら会話やイベントを詰め込もうが
その中身が洗練されていなければプラスにはならないんだよなぁ。

 

ただオープニングの遺跡が酷すぎただけで今のところ、クリアし終えたばかりの廃坑含め
あまり気にならなくなってきているので、以後は楽しく遊べるのかもしれない。
余計なイベントが連続しない時は、時間を忘れて夢中になっちゃうからね。

何かこう、長所と短所がはっきりしすぎていて色々不安定な作品だけど面白いのは確か。
ヤドカリともども、しばらく遊び続けてみよう。

 

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