やあどうも、Peter@peters_life0801です。
本日は不朽の名作・TES-Vことスカイリムの最新バージョン、AEを遊んでみた感想を。
実は最近まで存在を知らなかったのだけど、X(ツイッター)でフォロワーさんが
AEへのアップグレードが半額セールやってるよと呟いていたので、購入してみたわけだ。
通常2200円なのだが正直、元が面白すぎるから本来の値段であっても
もっと早くに買うべきだったと思うほど楽しいね。
そもそもAEって何よ
アニバーサリーエディションの略。
スカイリム誕生10周年を記念して生まれた、集大成的な作品のようだ。
すでにSE(スペシャルエディション)、LE(レジェンダリーエディション)などが
存在しているため非常に、非常に、非常に! 紛らわしい。
そして僕自身も実は細かな違いがよく分からないので、本記事を書きながら調べて
ここにまとめておこう。備忘録というやつだね。
発売された時系列としては無印 → LE → SE → AEとなる模様。
なお、今回取り上げているのはXbox版であってPC版ではない。
SE以降は共通してCS機でもMODが使えるのだけど、PCでしか導入できないものも多く拡張の自由度が段違いらしい。
さらにCS機でもPS版はまた違うらしいのだが、ともかくここではXboxについて語っている。
※ダウンロードできるMODの容量も種類もXboxより大幅に少ないのだとか。
ただしこの話を聞いたのはone/PS4時代のことなので、PS5のことは分かんない。
あとLEは確かCS版が存在しない・・・んだっけ?
なのでここでは取り扱わない。
現在はSTEAM上から削除されているので謎多き存在だが、調べる限り
有料DLCが最初から収録されているだけなのかな。
SE(スペシャルエディション)
2016年発売。
三種の有料DLCであるハースファイア、ドーンガード、ドラゴンボーンを収録し
値段もお求め安くなったリマスター作品。
最大の目玉は本来はPCでしか導入できないMODを、CS版でも使えるようにした点。
※MODとは有志が作成する非公式の改造データのこと。
バグ修正ほかキャラ造形を変更したり、新しい装備やクエストも追加できるなど内容は多岐に亘る。
作成や公開、使用を許可している会社は多く、決して怪しいものではない。
この機能があるだけで遊びの幅が大きく広まるため、無印を遊び尽くした人間すら虜にしてしまう危険な作品なのだ。
AE(アニバーサリーエディション)
2021年発売。
スカイリム10周年を記念してリリースされた集大成的作品。
SEをベースにクリエイションクラブ(CC)という、公式が収益化を認めた
高品質な有料MODがすべて収録されているのが最大の特長で、新たな装備やクエスト、家など大量の追加要素が楽しめる。
何より開発元が監修しているため、しっかり日本語化されているし
導入時の順番に悩んだりする必要はなく、MOD特有の予期せぬ不具合も存在しない・・・はず。
SE所持者はいくつかのCC-MODを無料で使用でき、それ以外もバラで買うこともできる。
ただし2200円でアップグレードできるので、骨の髄まで遊び尽くそうと思うならこちらの方が断然お得なのは言うまでもない。
あとグラフィックもさらに綺麗になったのかな?
MODはこんなに凄い!
今更、しかもXbox版に手を出す新規ユーザーがいるのかと思うが
MODって実際どうなんよという方のために少し紹介してみよう。
一例としてキャラクターグラフィックの比較を一つ。
こちらは恐らく本作で最も人気のあるキャラクターの一人、セラーナ。
これはこれで嫌いではないが、最近大分マシになってきたものの
昔の洋ゲーのキャラ造形は濃ゆいというか何というか。
特にスカイリムはキャラグラフィックのクセがかなり強い方だ。
そこで取り出しましたるは、SERANA RE-IMAGED というMOD.
鎧も追加したものだが、上の人物がこうなるわけよ。
吸血鬼のお姫様らしい妖しげな美しさのある、東アジアでもウケそうなグラフィックに早変わり。
※ ”東アジアでも” と言うかスカイリムのキャラグラは、本国であるアメリカでも評判は良くないらしい。
仲間になるキャラからそこらの一般人まで、グラフィックを変更するMODは多数配布されているので、好みに合わせてカスタマイズしちゃおう。
CS版は上で述べた通り拡張性で劣るものの、PCに比べるとMOD導入の敷居はかなり低いので
あまり知識がない人でも楽しめるのは強みといえるだろう。
ロードさせる順番とかに少し勉強が必要だけど基本、メインメニューからダウンロードするだけでいいからね。
サバイバルモードが楽しいぞ!
さて、ここからはAEを遊んでみた感想を。
まずはサバイバルモードについて。
こちらはSEを所持してさえいれば導入できる、無料のCC-MODの一つで
疲労度、満腹度、体温の管理が追加される新モード。
眠らずに、食事せずに行動し続けたり、寒い地域に薄着で長居したりすると
各種パラメータがガンガン下がっていき、やがては死に至ることも。
半裸で氷海にダイビングしようものなら結構な勢いで体力が減っていくのだ。
寒いと体力の上限と移動速度が低下、開錠とスリが大幅にやりにくくなり
疲労はマジカの上限とスタミナも含むゲージの回復速度、そして薬の効果が低下する。
そして空腹はスタミナの上限、武器の攻撃速度に盾、隠密の効果が低下とどれも強烈な弱体化を喰らう。
また、三種いずれもある程度進行すると視界がぼやけ始め
画面が非常に見辛くなるので、体調管理はしっかりするべし。
常々、本作やRDR、GTAといった没入感の高いゲームではこういった要素が欲しいと思っていたので、私的にはとてもありがたいし楽しいモードである。
(RDR2やGTA-SAには食事で主人公の体形が変わるという要素はあるが)
何よりゲーム的には死にアイテムだった食料に、大きな意味が生まれたのは嬉しいね。
面倒くさいと思う人も多いだろうが、プレイ中でもスタートメニューの設定から
いつでもON/OFF切り替えられるので問題なし。
誰も嫌な思いをしない、最高の導入のし方だ。
不満点としては寒さ対策にもう少し幅が欲しいのと、料理に大量に使うのに
塩が入手できなさすぎること、ファストトラベルができないのはさすがにきついことなど。
まあいずれもMODで解決できるのだけど。
新しい家も良いぞ!
個人的なお気に入りはヘンドラヘイム。
ハースファイアの家は武器庫を建てても、集めた装備を見せびらかす場所が足りないんだよね。
地下には色々飾れるけどエリア移動を挟むから目立たないし。
なので展示スペースの多いこの家は、まさに熟練冒険者の拠点にうってつけ。
画像の場所だけでなく、エリア移動を挟まない地下にも武器庫があるのだ。
内装や構造はブラッドチル邸が、周辺の景観はツンドラホームステッドがそれぞれ好みなのだけど
前者は吸血鬼要素(血痕や棺桶)が、後者は家が狭すぎるのが自分の好みに合わなかった。
残念な点としてはハースファイアに続き、リフテン周辺の家がないこと。
現実で寒いのが死ぬほど苦手なので、ゲーム内でも極寒の地に居を構えるのは嫌なのだよ。
そもそもスカイリムが北の厳しい大地なのだが、その中でもまだ温暖で
土壌も豊かそうなリフテン辺りに暮らしたいんだよなぁ。
クラッシュが多発!
ここからは残念だった点。
ゲーム内でもアナウンスされてるようにMODの使用は自己責任。
なのでいかなるバグが生じても、メーカーには何の落ち度もないので責めるつもりはない。
それでもSE時代に比べてクラッシュすることがめちゃくちゃ多いなぁと。
ビィ──ってブザーみたいな音が少し鳴ってからゲームが強制終了し、Xboxのホーム画面へ戻ってしまう。
多分なんだけどSE時代に作られたままアップデートされてない、古いMODが原因なんじゃないかな。
これがAEに上手く適合できてなくて、悪さすることがあるんじゃないかと思うのだけど。
なので(あくまで自分の想像だが)SE時代にアップロードされたMODは、検索から弾けるとか
アップロード、アップデートの日付を表示してもらえると助かるかも。
MODを使うと実績解除不可
SEの頃から無印を遊び込んだけど追加要素目当てで買った、って人は相当多いと思うのよ。
なので目玉であるMODを導入すると実績が解除できなくなる、というクソ仕様をなぜ続投させたのか。
──と思っていたのだけど、もしかしたらMODを使うことで解除条件があやふやになるものがあったり、バグが発生したり、何か技術上の問題があるのかな。
だとしたら仕方がないのだけど、やはり無印を何百時間も遊び
ほぼすべての実績を解除した身からすれば残念な仕様ではある。
まとめ
久々にプレイしたがやっぱりスカイリムは面白い。
しかし各種MODはゲーム内だけでなくPCでも探しているのだが、やり込むにつれ
導入したくてもXboxには未対応のものが多く、歯がゆい思いをすることが増えてきた。
プレイ時間は記事執筆時点で19日13時間35分、約470時間か。
無印(360版)はアプリで確認できないが、合計したら1000時間超えてんじゃないかな。
ここまでハマるならもうPC版買っちゃうべきかもな、とは思うのだが
仕事や作業をメインで使うため、あんまりPCでゲームやるのは好きじゃないんだよね。
ともあれかつてハマった人で、十分なスペックのあるPCを所持していない or あまり知識がない人、改めてCS版スカイリムに手を出してみてはいかがだろうか。
経験者でも滅茶苦茶楽しいよ!
【Xbox版】 TES-V・スカイリムAE 導入しているMODを紹介!