【評価/レビュー】 信長の野望・新生PK(パワーアップキット) 【シリーズ40周年!】

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やあどうも、Peter@peters_life0801です。

 

本日は信長の野望・新生PKをご紹介。
うーん、遊べはするんだけど各要素の詰めが甘く、不満点がかなり多い仕上がりだなぁ。

参考までにプレイ時間は現時点で約45時間、無印は未プレイ、大志はスルーして戦国立志伝以来という立場からの感想。

あと機種はWindows(STEAM)版。
SwitchとPS4でも発売されているけど、パソコンだと顔画像取り込みができるからね!

 

お気に入り度:★★☆☆☆

 

 

 

歴史イベントが豊富!内容も良し!

創造はゲームとしては良かったし、ここから過去作に比べ歴史イベントも大幅に増えた。
しかし武将のセリフや会話がまるで少年漫画のようで、テキストはかなり酷いのが気になっていた。

 

今作ではそこまで漫画っぽくもなく、内容もかなり面白くなっている。

(ただし創造からそのまんま持ってきたものも結構多く、気になる箇所はやはり気になる)

 

例えば松永久秀が従来の梟雄像から離れ、三好の忠臣として描かれているのは面白い。
相次ぐ三好一門衆の急死や将軍弑逆は、自身が関わっていないにも拘らず近しい立場にいたため、あらぬ疑いをかけられ家中で追い込まれていく感じ。

実際これらの事件に久秀が関与していたかは怪しいし、東大寺の焼討にしても
失火説や三好三人衆放火説があり、そもそもそんな場所に布陣していた相手が悪いとも言える。

近年では梟雄説が見直されつつあるため、これは良い路線変更だね。

 

他には塩を送るエピソードがただの美談扱いでなく、商売の一環としてだったり
恩を売るためだったりといった、もう少し政治的な面に踏み込んだ部分まで描写されており、歴史好きにも満足いく内容になっているんじゃないかなと。

 

かなり多いため読むのは大変だが、一部を除き強制的に挿入されるわけではないため
既に見たイベントの場合は捨て置けばいい。これは助かるよね。

 

個人的なイチオシは公方様。自分の中では評価の低い人物だが、今作で初めてかっこいいと思った。
不屈の精神で京追放後も気を吐き続けるが、最後は何者にもなれぬ自分に気付き、歴史の表舞台から姿を消すのが切なくて好き。

 

 

ただしイベントのフラグがおかしい

桶狭間シナリオを織田家で開始したのだが、イベントの発生順がおかしい。

まだ浅井、朝倉両家が健在なのに何故か手取川イベントが発生。
七尾城の救援に~って、江北も越前もがっつり抑えられてるのにどうやって大軍で向かったんだ・・・。

これだけなら何かの設定ミスなのかなと思うんだけど、直後に今度は
鞆で足利義昭が暗躍して毛利が云々──

いやいや、まだ幕府滅亡イベント起きてないし、義昭も二条御所にいますがな。
備後にもう一人いるというその義昭は一体誰なんだ。

 

 

 

 

グラフィックが良い感じ

三国志ともども武将の美麗なイラストもまた、シリーズの魅力の一つだろう。
渋くかっこいい人物が多く、不満はほぼない。

ほぼ、というのは少し中性的な美男子が増えすぎではないかと感じたため。

美男子として伝わる人物ならともかく、特にそんな話はない武将まで線の細いイケメンになっていたりするのはちょっと。

氏照、昔の武骨なグラ好きだったんだけどなぁ・・・。

※ただし氏照の場合、絶世の美男子とされる上杉景虎と兄弟なので彼自身もイケメンだった可能性はある。

 

それと有名どころを除き多くの武将は、20年前に発売された天下創世からグラが変わっていないため
さすがに絵柄や画質の違いが目立つようになってきた。イラストレーターの方は同じなのかどうか分からないけど。

また、イベントにおいても新規に描き下ろされた武将は大きめのバストアップ画像なのに対し、
使いまわしの人物は顔しか表示されないので、演出面でも違和感がある。

 

 

それはさておき、今作でも武将名鑑で新旧グラフィックの比較ができる。
シリーズファンとしてはありがたく、進化を感じられていいよね。
 

欲を言えば過去作のグラフィックを編集で使わせてくれると嬉しいのだけど。
(平塚為広など一部の武将は一つ前のグラも用意されている)

 

 

 

 

リアルとゲーム性の狭間

プレイしていて一番困ったのが、侍大将まで昇進しないと城主を任せられないこと。

降将や元服だったり浪人だったりで新たに仕官した者は、大名や一門衆を除き
基本的に一番下っ端の組頭から始まることとなる。

ここから侍大将までの道のりがなかなか遠く、お気に入りの武将を召し抱えられたとしても
活躍させられるまでがかなり長い。

 

そりゃあ実績もない、ぽっと出の人物にいきなり城を任せるなんて、実際の戦国時代じゃ老臣の猛反対にあってとても無理だろう。

しかしそれをゲームに落とし込んで面白いかと言われれば・・・うーん。

 

じゃあ繋ぎにすでに昇進している武将を、と代役を立てるわけだけど
こいつらはこいつらで既に郡の領主を務めていることが多く、さらに領主は自身が所属している城主へ
なかなか馬鹿にできないステータスや特技の補正を与えるため、既に所有していた城が弱体化してしまう。

ならば領主にも代役をといきたいわけなのだが、そうすると今度は人手が足りなくなってくる。

 

 

戦国立志伝から内政に必要な人数が跳ね上がって、登場武将数も増えてはいるんだけど全然足りてないんだよな。

立志伝なんて有志が作成した史実武将1000人を加えても足りなかった。

こういう路線でいくならもっと武将数を増やすべきだと思う。
松井友閑や菅屋長頼をはじめ、重要なポストに就いていたのに未登場の人物はかなり多いし、この辺まで網羅すれば大分緩和できそうなんだけど。

絵を描いている人が大変すぎるという事情もあったりしそうだが・・・。

 

あるいは架空の姫を生まれるようにしたりできるので、同様に担当大名や
その配下の息子として、架空武将を登場できるようにするとかね。

ON/OFF設定可能ならば、雰囲気を壊すのではという批判も抑えられるはずだし。

 

 

もう一つ気になったのがすべての城を大名(プレイヤー)の直轄にできず、必ず配下のCPUに任せねばならない点。

確かに本拠から離れるほど指揮系統は乱れやすくなるだろうし、これもリアルを重視した故のシステムなんだろうけど、ゲームでぐらいその辺の判断はプレイヤーに委ねてほしい。

政策である程度広げられるとはいえ直轄範囲は狭く、やれることが少なくなるので中~終盤が今まで以上にダレるように感じた。

(維持費凄いかかるけど最大レベルまで上げれば大きく変わるんだろうか)

 

前線が移るにつれ適宜、本拠を移せばある程度解決できるだろうが、信長プレイで岐阜城や安土城を捨てるのも嫌だし。

 

確か創造でも初期は同じ仕様だったけど批判が多く、PKあたりでON/OFF機能が追加されたんだっけ?
任意に設定させてくれたら何も不満はないのに。

 

 

 

 

合戦は自由度が低すぎて微妙

今作もセミオート、セミリアルタイムで進行する創造に近いシステム。
なのだが移動できる範囲が大幅に制限されており、正直ただの劣化版に成り下がっているように思う。

 

創造は戦場内ではほぼ自由に移動できたが、今作では表示されている線の上しか移動できないし
用意されているルートも少ないため、挟撃が発生しにくくなっている。

その分挟撃の効果自体は強くなっているみたい?

 

後述する攻城戦も含め、一つの道から大軍で一斉に攻めかかることができないため、守備側には有利な仕様のように思えるので
弱小勢力プレイが好きな人にはありがたいかもしれない。

 

何にせよやれることが少なすぎて退屈。
立志伝の建築(大筒陣地構築など)を上手く進化させれば色々面白くなりそうなんだけどな。

 

 

 

攻城戦はだるいしつまらない

創造と違い今作では、防衛拠点として設定された城を攻める際には強制的にプレイさせられるのが困りもの。

 

 

軍評定とは名ばかりでただ初期配置を確認できるだけで、何も変更はできず
各隊の位置は、全国マップでどの街道から城へ辿り着いたかのみで決定されてしまう。

いや、布陣ぐらいはこっちで決めさせてよ。

 

 

 

一戦にかかる時間が長くテンポが悪いし、兵力に圧倒的差があっても大きな被害を受けるのも痛い。
陣の効果が強すぎて優先して破壊せねばならないため、野戦以上に単調なのも気になる。

確かに攻め手は守備側の三倍の兵力が必要、とはよく言われるが・・・

被害は一カ所からだけでなく複数カ所から攻めることで軽減できるが、二つ上の画像とは異なり
違う攻め口へと道が繋がっていない城も多い(全国マップから入るしかない)。

しかし郡システムが悪さして他の攻め口へと繋がる街道は、今は敵対していない別勢力の領内であることもよくあり、分かっちゃいても一カ所にしか布陣できないことが頻繁にある。

 

つくづく、開戦前に配置を変更できない意味が分からない。
街道が整備されていなくても、すぐ近くの城門付近にぐらい移動はできるだろう。

 

 

・・・とまあ、不満だけを挙げるのも何なので良い点も述べておくと
城攻め用のマップはかなり豊富で、今のところ同じものは見たことがない気がする。

なんでも固有のマップが200以上とのことなので、全部違う地形なのかな?

攻城戦システムの出来さえ良ければ大きな長所となり得たはずなので、力の入れどころが間違っていると思うけどね。

 

 

記事執筆時点では非常に評判が悪く、それは開発元の耳にも届いており今後何かしらの修正が予定されているとのこと。

兵力差が大きいと降伏勧告ができるようになる予定らしい。

 

私的には天下創世の城攻めを発展させるのが理想的だね。
門だけじゃなく土塁を超えて塀を壊したり、堀を埋められたり本丸に迫る方法が複数あるのが良かった。

何だかんだ普通に門を壊して進むのが最適解ではあったけど。

勝てそうにないなら城下を破壊して嫌がらせしつつ、お金や家宝入手して引き上げられたしあの頃の自由度が欲しい。

 

 

 

兵糧足りなさすぎ問題

いやま、史実でもみんな常に兵糧に困ってるイメージがあるし足りないのは別にいい。
正確には足りないというか勢力でなく城ごとへの紐づけになったため、分散しすぎているのが問題。

そして創造に似通ったシステムでありながら、自勢力の城を通過した際に補給ができなくなってしまったため、全然遠征ができなくなってしまっている。

 

選択した城を補給拠点に設定することで創造と同じような仕様にできるが、上で述べている通り今作の兵糧は
城ごとに設定されている。つまり一部隊程度の兵糧しか賄えないので、全然役に立たない。

(補給拠点に設定すると兵と金収入が大幅に減るなどデメリットもあるのに)

 

追記:
特定の政策や施設、さらに商業に特化させることで万単位の兵糧を賄うこともできるらしい。
どこの城でもできるわけではないみたいだけど。

 

 

先述した直轄範囲の狭さも相まって、じっくり開発した領地を活かしにくいのはなんだかなぁ。

 

秀吉の小田原攻めとかみたいな、長期滞陣できるシステムが欲しいね。

 

 

さらに追記:
信長プレイ後に島津で始めたが、いやあやっぱこの仕様きつい。
創造から城が大幅に減ったこともあり、濃尾や畿内と違って隣の城までが遠すぎて行軍だけで兵糧がほとんどなくなる。

現実の行軍速度がどのぐらいかまでかは知らないが、これも変な気がするなぁ。
内城から都於郡城まで90日もかかるもんなの?

これ郡を制圧するのにかかる日数も込みみたいだけど・・・そもそも郡の制圧って何なんだろ。
敵兵が守ってるわけでもないし、現地人を懐柔してるわけでもないし(制圧後は内政値0になる)、一体何をしてる時間なんだあれ。

 

 

調略が強いのは素晴らしい

合戦システムではなくその前準備的な要素ではあるが、今作では調略がかなり強いのは評価できる。

このシリーズの調略といえば費用が高すぎる割に効果は薄く、時間もかかりすぎだというイメージが強いが
今作では武将の能力にもよるが、結構な被害を短めの期間で与えることができるため、がんがん使っていける。

兵糧や城耐久に打撃を与えるだけでなく、流言からの引き抜きもスムーズに行えるので
今のところ大勢力を相手に戦う際はかなり重要だという印象。

 

強すぎても弱すぎても駄目だし扱いの難しい要素だとは思うけど、この新生PKではなかなか良いバランスに落ち着いているんじゃないだろうか。

 

流言に成功するとそのまま引き抜きも提案してきてくれるのは快適。

 

 

 

政策および評定衆について

レベルを上げると上昇量の割に維持費が大幅に増えるものがあり、逆に損なんじゃないかというものがいくつかある。

例えば検地・刀狩りなどはレベル1では石高+20、一揆の発生率-50%という効果を月々、たった金150の支払いで得ることができる。

これがレベル2になると効果は石高+30、一揆発生率-75%になるが、維持費が一気に3000まで跳ね上がる。

これ、正直レベルを上げると逆に苦しくなるだけなんじゃ・・・?
ゲームが進んでお金が腐るほどあまるようになれば、月3000の出費も痛くはないだろうが、その頃には石高が+10された程度で得られるメリットも知れてる気がするし。

 

あとは領主や城主入れ替えが可能になる制度改新など、最初からできて然るべき要素を解禁するだけの政策の存在もよろしくない。

 

評定衆については要求される身分が高すぎて、組み合わせが限られすぎてしまうのが何とも。

好きな武将を任命できるようになる頃には正直、いてもいなくてもどうでもいい存在になってるし
城主もそうなんだけど身分縛りが厳しすぎるのよね。

家宰はデメリットが大きすぎて論外。

 

これなら戦国立志伝の家臣団(ステータスにボーナスがつく)みたいなので良かったんじゃないかなと。

 

 

 

 

編集機能にもう一押し!

まず一つ目は史実武将編集で、所属を変更することができないのが残念。
後述しているが仕官先が間違って設定されている人物がいるんだけど、これでは訂正することができない。

 

二つ目。創造の時から思っていたけど戦法のエディットが欲しい。
三国志13にはあったんだし尚更思う。

例えば佐久間盛政には鬼玄蕃だとか、逸話や異名にちなんだ戦法を用意してあげたいんだ。

こういうの何人かの武将には用意されてるんだけど、新たに増えたものがある一方で
佐竹義重の坂東太郎や、可児才蔵の笹の才蔵など廃止されてしまったものも結構ある。

※笹の才蔵は特性として一応実装されているが。

超有名どころでも汎用戦法の武将も多いため、この辺エディット出来たら個性付けしやすいのにな。

 

そうそう、それとイベント作成が今作には用意されていない。
これは人によっては致命的かもね。

僕の場合は未実装の史実イベントなどを作成していた程度だったため、今作はかなり豊富に用意されているので個人的には気になっていないが。

 

 

編集するとクリア扱いにならない&実績解除不可

創造PKだか戦国立志伝から実装されたこの・・・言い方悪いけどクソ仕様は、本作でも健在。
なんで毎回PK発売まで待つかって言うと自分の場合、開発側の武将の査定に納得がいかないからっていうのが主な理由なわけで。

(堀秀政がちゃんと高能力になったり、近年はかなりマシになってきたが)

編集が売りなのにそれを使うと色んな要素がアンロックできなくなるってどうなのよ。

 

そりゃあ自勢力の武将全パラ100の無双プレイとかしたらクリア余裕だろうけど、そんな遊び方する人ってほとんどいないと思うんだが。

出陣部隊の数字いじるだとか、ゲーム内編集がアウトならば納得はできるんだけどね。

 

 

2023/09/22追記:

アップデートによって昔の作品同様、編集機能を利用していても実績が解除できるようになった。

こちらは未確認だがクリアマークもちゃんと付くようになったらしいよ。

ただし実績、マークともに解除するには改めて条件を達成する必要あり。

 

 

 

姫強すぎ問題

全体的に女性武将(と言っていいのか?)の優遇が目立ち、能力が異常に高い者が多いのが気になる。

妙林尼や寿桂尼など実際にやばい人物はいたし、こういう人たちが前者は統率や武勇に知略、後者は政治など高評価なのは分かるんだけど、戦とは無縁の姫がそこらの猛将より強かったりするのは何なのか。

なんで出雲阿国が吉川経家より戦上手(統率も武勇も上)なのか。

 

能力編集があるし姫武将をオフにすれば未登場にできるとはいえ、固有特性持ちが多くそういう面でも優遇されてるのはちょっとね。

そこに力割くぐらいなら七条兼仲とか、マイナーだけど個性の光る人物に固有能力を与えてやってほしい。

 

 

 

 

武将の扱いあれこれ

人物の混同

過去作から気になっていたが相も変わらず、藤堂家臣の渡辺了(さとる)と石田家臣の渡辺新之丞が同一人物扱いになっている。

同姓で通称も同じ勘兵衛なのでややこしいが、経歴は全く違う。

関ヶ原シナリオで豊臣家の石田軍団が領有する佐和山城に在籍しているが、この時期の彼の主君は増田長盛だ。
そもそも了が石田家に仕えたことは一度もない。

新之丞はエディット作成して了は本来いたはずの大和に移すか、と武将編集を開いてみたが所属は変更できないようで残念すぎる。

 

他には未だに横山喜内と蒲生郷舎が同一人物扱いだったり、郷土の英雄として石田三成公を尊敬しており
その家臣たちも好きな身としては、こういった初歩的な誤りが複数あるのは悲しい。

 

すぐ気付いたものだけで二件もあったため、他にもまだまだあるんじゃないだろうかと疑心暗鬼になってしまう。

 

 

 

イベントで死んだり死ななかったり

浅井滅亡イベントが起きても久政が普通に生きており、しかも織田家臣になる。

うーん、主要人物(本来は久政も超重要人物のはずなのだが、ゲーム的な扱いとして)でなければ見逃されるのか?

 

と思いきや

 

 

山崎の戦いでは溝尾や妻木といったマイナーどころまでしっかり死んでいる。

 

他のイベントでもいくつか死ぬはずの重要人物は生き残るのに、マイナーな武将は史実通り死ぬといったことが散見されるので、歴史ゲーの大家ならばこの辺はしっかり設定してほしいなぁ。

耳川の戦いなんて誰も死なないし何も起きない。
大友が傾く大打撃を受けたのに被害なしはちょっと駄目でしょ。

 

 

 

 

まとめ

 

リアルな戦国を体感せよという謳い文句通り、リアル性を突き詰めようとしたんだろうけど
城攻めの困難さ、言うことを聞かない部下、自由度の低い戦場など裏目に出てしまっている要素が多いように感じた。

知行のシステムは嫌いではないけど、領地の数に対して武将の人数が少なすぎるという不満があるし・・・。

 

つまらなくは決してなく、一度起動すればしばらくのめり込む程度には面白い。
まあこれは自分が戦国好きかつ、代替となるゲームが他にないからというのも大きいだろうが。

しかし本作よりも遥かに安価で面白いストラテジーゲームが数多く輩出されている昨今では、戦国時代が題材であるという一点以外にあまり魅力はない。

withPKとして購入すると約1万2千円。
申し訳ないけど値段分の価値は感じられないなぁ。

 

初めてプレイしたのが嵐世記だったかな。
結構付き合いの長いシリーズなので、頑張ってほしいのだけれど。

シリーズ40年の集大成と言うならば、毎回システムをガラッと変えるのではなく
一度、過去作の評判の良い部分をブラッシュアップしたような、正に集大成的な作品を作ってみてほしいな。

私的には合戦、内政ともに天下創世がかなり好きだったので、あれを発展させずこのまま埋もれさせてしまうのは勿体ないように思う。

 

 

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