やあどうも、Peter@peters_life0801です。
本日は高圧洗浄機によるお掃除を体験できるゲーム・パワーウォッシュシミュレーターをご紹介。TOP4の皆様が実況してたのを見て以来気になってたんだよな。
みんなで遊ぶと面白いんだろうけど、ソロでも十分楽しめる良い作品だったね。
お気に入り度:★★★★★
どんなゲーム?
何があったらそうなるんだってぐらい汚れた建物や車両を、高圧洗浄機でひたすら綺麗にしていくだけのシミュレーター。
2022年配信開始でSTEAMをはじめ、Xbox、Switch、PSと各CS機にも対応。
お値段は2970円。
こちらはトイレ清掃。一体何が起こったらこうなるのか。
そしてトイレだけにこの汚れってまさか・・・・・・・・・・力みすぎて爆発した・・・?
しかしクライアントのためにも恐れず立ち向かわねばならない──。
見違えるようにピッカピカ!
いや、表面的な汚れだけ落としてもこうはならんだろ。
なんて心の中でツッコミながら清掃を続けるゲームなのだ。
これは洗浄したものを新品同様に生まれ変わらせる、魔法の高圧洗浄機なのかもしれない。
なお、シミュレーター系の作品はマニアックなものが多い印象だが、本作はボタン配置に少しクセはあるものの難しい操作はなし。誰でもお手軽に触れることのできる間口の広い作品だ。
まあボタン配置もキーコンフィグがあるので、気になったら自分でいじってみよう。
とりあえずすぐ馴染めなくても、ノズルの変え方さえ分かっていれば大丈夫!
このゲームの魅力って何よ
さあ? 何だろうね?
時間忘れるレベルでハマるんだけど、具体的に何が楽しいのか教えてくれと言われたら言語化しにくいね。
汚れが落ちて綺麗になっていく様を見るのが気持ち良いんだろうか。
清掃する対象が細かいパーツに分割されてて、小さな目標が小気味良く達成されていくのも爽快なのかな。チャリーンって音も良いよね。
清掃対象が車から始まり家屋や船、果ては・・・とバリエーション豊かなのもありそう。
DLCとしてFF7やトゥームレイダーのステージもなんと無料で配信中。
まさかミッドガルのあれこれを高圧洗浄機でお掃除する日が来るなんて・・・。
そうそう、確実に言えることはストーリーは面白かった。
こういうゲームってあんまりちゃんとしたストーリーが用意されているイメージはないけど、本作にはきちんと起承転結のある物語が用意されている。
内容はざっくり説明すれば、
確かな洗浄作業で評判が高まり、徐々に仕事の幅が広がっていく主人公。
やがて大いなる陰謀に巻き込まれ、高圧洗浄機で世界を救うことに──
というハッキリ言って頭がおかしい(褒め言葉)内容なので、私的にはかなり楽しめた。
いや、よく高圧洗浄機からこんな話を生み出せたな!
発想がぶっ飛びすぎてて大好きだ。
細かいこだわりも好感触
洗浄機シミュレーターとしてこれも重要。
水を当てた時の音が材質によって細かく変わるんだ。
自分で洗車したことがある人なら分かると思うけど、車のボンネットに水を噴射した時のあの音。
こういうのをしっかり再現しているのも、のめり込んじゃう要因なのかもしれない。
気になった点
酔いやすいのを除けばいずれも看過できる程度のもので、致命的なものはなかったかな。
いくつかバグあり
最終ステージでのみ発生したんだけど、セーブがされない上にクリアができなくなるというバグが発生。
この画面のまま移動だけはできるんだけど、他の操作は一切受け付けずホーム画面から強制終了する羽目に。
再起動したら進捗率が30%ぐらいまで巻き戻されていたというね・・・。
本作にはオートセーブがあったと思うし、手動でも何回かしていたんだけどなぁ。
時間にしたら2~3時間分ってところで、これはちょっと心が折れそうだった。
最終ステージだけはつまらなかったのもあるし。
※広いのは大歓迎なんだけど汚れが強すぎて、ここで解禁される三連ノズル以外ほぼ機能しないのがね。
あとはちょこちょこ、条件を満たしたにも拘らず実績が解除されないことがあった。
これはいずれもあまり時間がかからないもの且つ、何度かやり直したら解除できたのでそこまで気にならなかったけど。
操作性の悪さと3D酔い
めちゃくちゃ酔う。
今まで遊んだゲームの中でもトップクラスに酔う作品だったかも。
このゲーム、スティック感度を最大まで上げても視点移動がもっさりしてて超遅い。
なので多分だけど、スティック操作での実際の動きと、脳がイメージする動きに
大幅な誤差が出ていてそれが酔うのに繋がってんじゃないかなっと。
Twitterで感度のほか、視野角も最大に設定すればマシになるというアドバイスを見かけたので、苦しい人は試してみよう。
あとはCS機なら方向キー上で切り替えられる照準モード。
これはこれで操作しにくく別種の気持ち悪さがあるけど、酔いは抑えてくれるはずなので是非慣れよう。
本作の何がクソかって、吐きたくなるほど気持ち悪くなっても面白くてやめられないことだよ!
汚れが見つけにくい
汚れを強調表示したり、清掃完了していない箇所をハイライト表示する便利機能はあるんだけど、ちょっと見辛いんだよね・・・。
画面左上のゲージ(ステージ進捗率のすぐ右上)が照準を向けている箇所の清掃率なんだけど、こんな風にわずかに汚れが残っている場合、強調表示を使っても汚れが全然見えないんだ。
適当にあちこち洗い続けていれば、そのうち汚れに当たってくれるんだけど不便なのは間違いない。
あと汚れ表示はオレンジ、ハイライトは白と絶妙に見にくいのも困りもの。
光が反射しているのを見間違えることも多々あった。
実績:ファッショニスタの解除方法
服、グローブ、スキン変更で解除される実績。
何でこれを気になった点の仲間に入れているかというと、洗浄機のスキンの変え方がまったく分からなかったからだよ!
服装の変更はすぐ分かったんだけどさぁ。
画像の矢印のとこ! ここをクリックすると購入済みのスキンに変更することが可能!
調べてもパソコン(キーボード操作なので真似できない)版しか出てこないし、これほんとクリアするまで気付かなかった。でも誰もボヤいてない辺り、分からなかったのは僕ぐらいなのかもしれない。
まとめ: ちょっとした暇つぶしにも、長時間遊ぶお供にも
車両系を除けば各ステージのクリアまでにかかる時間は結構長いが
いつでもセーブできるので隙間時間に遊ぶも良し、長時間がっつり洗浄に勤しむも良し。
プレイ時間は約57時間30分。実績は930/1000。
結構短い期間で一気に遊んだんだけど、先述した通り酔いやすいゲーム。
でも気持ち悪くなってもやめられない、悪魔のようなゲームだった笑
ただ汚れを落とすだけで難しいルールもなく、ゲームオーバーなんかもない。
誰でも手軽に遊べる間口の広さも本作の長所なので、ライトもヘビーも幅広いユーザーに遊んで頂きたい一作だったね。
君も高圧洗浄機を片手に世界を救ってみないかい?