やあどうも、Peter@peters_life0801です。
去年購入したリングフィットアドベンチャーを、購入から10か月目にして
ようやくクリアしたのでご紹介しよう。
引っ越し関係でバタバタしてて長い間プレイしていない時期があったんで、遅くなっちゃったな。
後はあんまり体力が無いので、一回当たり60~100kcal程度を目途に進めていたのもある?
これが他の人と比べて少ないのかどうか分かんないけどね。
お気に入り度:★★★★☆
約10カ月続けてみて
こんなに痩せたぞ!
──とかそういう数字として見える記録は残念ながらない。
そもそも本作は実はダイエットをするためのゲームではないんだ。
フィットネスによって筋肉を付け、代謝を上げることによって日常生活におけるエネルギー消費量の増加を促し、結果としてそれがダイエットにつながる・・・って感じなのさ。
なのでダイエットガチ勢は本作+ジョギングなど何か有酸素運動をするのが良いのかもね。
大体僕は175㎝で62㎏しかないのでこれ以上痩せたら逆に健康に良くないだろう。
自他ともに認める大食らいなんだけど、太りにくい一方で筋肉も非常に付きにくい。
ハードゲイナーという体質だそうでよく羨ましがられるけど、鍛えても全然効果を実感できないのでそんな良いもんじゃないと思うよ。
※余談だが逆に筋肉は付きやすいが、太りやすくもある人はイージーゲイナーと呼ぶんだそうな
そうそう、んでしばらく続けてみた結果なんだけども。
こんな体質でも体がカッチリしてきた・・・気がする。
姿勢の改善を促すメニューも多いため、背筋がピンと伸びて姿勢が良くなった・・・気がする。
うん、めちゃくちゃ曖昧で申し訳ないけどね。
腕と胸周りは明らかに逞しくなったように思うんだけどな。
確実に言えるのはお腹が減りやすくなって食べる量がさらに増えたってこと。
多分エネルギー消費量の多い体になってきたってことなんだろうね。
元々が筋肉少なすぎなのと食事量の増加で、体重は逆に2㎏ほど増えた(現在64㎏)。
これは太ったと言わないだろうけど。
追求された遊びやすさ
色んなトレーニング(フィットスキル)をこなす戦闘中は、ほぼ絶えずミブリさんという
キャラクターが表示され、動き方を教えてくれるのでやり慣れていないメニューでも簡単。
どこの筋肉にどんな効果があるのかなども教えてくれるので、正に至れり尽くせり。
否応なしに運動に対するモチベを上げてくれるのさ。
呼吸のタイミングなど各メニューのコツを教えてくれるのも良い。
特定の動作をする際、息を吐いているか吸っているかでも負荷は変わってくるもんなんだね。
攻撃のエフェクトや効果音もなかなか良い出来で、運動のきつさを打ち消してくれるような爽快感があるのもいいな。この辺が地味だったら辛さが勝って長続きしなかったかも。
ジョギング操作を変更できるのもGood
通常、ステージを進むには走る動作を行う必要があるんだけど、集合住宅では響いたりして近所迷惑になる可能性があるよね。
しかしご安心を。
本作にはサイレントジョギングモードなるものが用意されており、オプションからこちらを
選択すれば、走る動作が膝を上下させる・・・簡易版スクワットとでも言うか。
そんな感じの動作にすることができるので、音や振動を気にせずプレイすることができるよ。
狭い日本の住宅事情には打ってつけの機能だよね。
これは助かる人が多いのでは?
充実しているサイドメニュー
メインであるアドベンチャーのほか、自分で組み立てたトレーニングメニュー(既成のものもあり)だけを繰り返せるモード、ゲームを起動していなくてもトレーニングできるながらモードや、まるで音ゲーのように運動できるリズムゲームなど、豊富なサイドメニューも本作の魅力。
リズムゲームは同じ任天堂の他作品の曲も使用されている。
Jump up, Super Star! はめちゃくちゃ良い曲。
気になった点
全体的にテンポが悪い
普段ゲームをしない人も多くプレイするのを見越してのことだと思うんだけど、やり慣れたトレーニングでも毎回(起動後初回?)チュートリアルを表示してくるのは正直煩わしい。
腹筋ガードとかヴィクトリーポーズなんて毎回こういうの見せなくて良いのよ。
ミニゲームのチュートリアルも不要。もしくはスキップさせてほしい。
パラシュートとか長いのに毎回やらされるの嫌になる。
ゲーム開始前にトレーニング負荷変更をしょっちゅう提案してくるのも鬱陶しいし、全体的に不要な操作確認などがめちゃくちゃ多い印象。
※負荷変更の提案は頻度を下げることもできるがそれでも多い。
変えたくなったら勝手に変えるのでさっさと始めさせてよ・・・って思うけど、これも
オプション確認とかしないゲームやらない人向けの措置ってのは分かるんだけどさぁ。
他にはスムージー作成のミニゲームも面倒。
数個ならまだしも一気に数十個作る場合は演出の長さも相まってかなり時間がかかる。
運動として計上されないのも不満だね。
これらはいずれもオプションからOFFに設定できれば良かったのに。
意識しないとトレーニングが偏りがち
全体攻撃が便利すぎて自制しないと、ボス戦以外はこれに頼りがち。
そしてきつさとダメージ量が見合っていない技が多い。
バンザイスクワットはもっと威力あってもいいんじゃないかな・・・超楽なバンザイ腰振りより威力が低いなんて。
※人によってきついと感じるメニューに差があると思うけど、スクワット系より
腰振りやスワイショウがきつい人は多分いないだろう。
あとはフィットスキルは自分で調整できるからまだ良いとしても、ステージギミックの偏りはほんと気になる。スクワットとおなか押し込み(特に空飛ぶやつ)が多すぎる。
ミニゲーム超つまんない
つまらないと言うか正確には、操作性の悪さに起因する難易度の高さによってストレスが溜まる。
パラシュートやろくろ回し、コインランなど加減や制御が難しいものが多すぎる。
ただでさえ操作性が悪いのに、霧で視界を制限してノーミスクリアまで要求してくるのは鬼畜すぎる。
体力的にきついとか難しいってのは全然OKだけど、動かしにくさや
視認性の悪さで難易度を上げるのはどうなのよと思うわけで。
その他
気になるけど、まあいっかなって程度の不満点。
・ステージの使いまわし多すぎ。
中盤辺りから大半が一度はやったステージになる。
・敵の種類の少なさ。
見た目はもちろん、特殊攻撃などにもっとバリエーションが欲しい。
ボスさえ使いまわしだらけ。
賛否両論? 豊富すぎる称号
本作には実績のようなものが用意されており、これは特定のトレーニングメニューを○○回こなしたりすることで解除されていく。
驚くべきはその種類の多さで、たくさん用意されているトレーニングそれぞれに数千回達成という条件があるため、まず普通の人にはコンプ不可だろう。
いつまでも目標を持ち続けられるのでプラスにもなり得るし、諦めを加速させる可能性もあるのでマイナスにもなり得る・・・かも?
まあコンプ癖のある人には辛いかもしれないけど、あまり気にせず粛々と鍛え続ける方が良いよ。
まとめ: 楽しく運動できる良いゲーム!
説明が丁寧すぎてテンポが悪かったり、不満点もあるけどきついフィットネスを
上手くゲームに落とし込んでいて、楽しみながら効果的に体を鍛えられる良い作品。
運動できる体感ゲームは色々あって、ゲーム的な面白さは他にも良いものは多々あるけど
筋トレとして最も効果が感じられるのはこのリングフィットアドベンチャーかな。
体がなまりがちだとか、お腹が出てきたかも・・・なんて人は
有酸素運動のお供に本作をプレイしてみてはいかがだろう。
ダイエット目的ならこれやった後にフィットボクシングとかやるのが良いそうだよ!