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やあどうも、Peter@peters_life0801です。
ニンテンドーオンラインのスーパーファミコンに少し前、スーパードンキーコング3が追加されたことによってシリーズが勢揃い。
いずれも遊び終えたので順を追ってご紹介していこうか。
ってなわけで第1弾、シリーズ1作目からいってみよう。
お気に入り度:★★★★★
概要
後にバンジョー&カズーイで名を馳せることになるイギリスのレア社が開発し、1994年に任天堂によって世に送り出された
スーパードンキーコングシリーズの第一作目。
海外でのタイトルはドンキーコングカントリー(Donkey Kong Country)
ジャンルはよくある横スクロールアクションだがゲームとしての完成度は非常に高く、また他を圧倒する美麗なグラフィックで話題を集めていたゲームだ。
なお、本作のドンキーコングは初代ドンキーの孫なんだとか。
つまりマリオカートなどに登場したドンキーコングJR.の息子ということかな?
wikipediaによればクランキーはマリオを相手に戦っていた初代ドンキーらしいけど、残念ながらJR.の方は登場しないようだ。
とにもかくにも、本作はスマブラにも登場するみんなが頭に思い浮かべるドンキーが初めて登場した作品。
ついでに、同じくスマブラに登場するディディーとキングクルールのデビュー作品でもある。
本作が無ければドンキーもスマブラで、こいつ誰?とか言われるレトロ枠に・・・
と言うか、元ネタが元ネタだけにそもそも参戦すらしていなかったかもしれない。
いたとしても、タルやジャッキを投げまくって弾幕を張る変なキャラになっていたかも。
とか考えると、この作品はある意味ではゴリラ達にとっての原点で、一つの分岐点だったのだと言えるだろう。
良かった点
圧巻のグラフィック!
今でこそ何とも思わないかもしれないけど、この3DCGっぽいリアルな質感のグラフィック、当時は衝撃的だったんだよね!
崖際へ行くと下を見てビックリするなど芸が細かい。
ただ綺麗なだけでなくドンキーたちのコミカルで、時にはパワフルな仕草の数々も本作の魅力の一つ。
当時のゲームでここまでキャラの表情が多彩だったものって、あんまり無かった気がする。
また、この映像美でありながら背景が単調にならず、ステージがジャングルに始まり
洞窟や工場、雪山etc…とバリエーションに富んでいるのも凄い。
難易度絶妙で爽快なアクション!
すでに述べたようにジャンプや攻撃といった基本アクションこそ目新しさはないものの
アクションゲームとしての完成度は高く、ロープやタル大砲にマインカートコースター、そしてアニマルフレンドといった多彩なステージギミックが実に面白い。
似たようなギミックはそれぞれ、他のアクションゲームで見ることもあるけど
これら全てがバランス良くハイレベルでまとまった作品となると、そうそう無いだろう。
キャラの動きが滑らかで操作性が非常に良いのが大きいと思う。
難易度は後半ともなるとなかなか難しくなってくるが、何度も挑戦すれば必ずクリアできるはず。
イライラせずに次こそは! と思わせてくれる絶妙な難しさに仕上がっている。
(8方向に回転するタル大砲を乗り継ぐシーンだけは、ミスが続くとイラっとくるけど)
アニマルフレンドの1体であるサイのランビは前面部ならほぼ無敵!ただぶつかるだけで敵を薙ぎ倒す。
ズシズシズシ!という力強い足音も相まって、彼(彼女?)に跨り突き進むシーンは爽快感抜群。
音楽やSEが最高!
軽快でノリの良いバナナジャングルの曲を筆頭にBGMは名曲揃い。
また、敵を倒した時などのSEが妙に印象的で耳に残るものが多い。
ジンが―を倒した時のプゥン・・・、ネッキ―のグエー!、スリッパ―のスサー
特にイチオシはクラップトラップのアンッ♪
この辺は何回か聞いたら一生耳から離れないんじゃなかろうか。
クラップトラップはカツ…カツ…カツ…という歯の音も心地良い。
さらに同じSEであっても敵の種類によって音の高さが違うというこだわりっぷり。
これら秀逸な環境音もアクションの爽快感に大いに貢献している。
気になった点
いずれも敢えて挙げるならば、程度でそこまで大きな問題ではないけどいくつか。
・SFCで遊ぶ場合は、ワールドを自由に移動できない上にセーブが特定の場所でしかできない
という仕様の都合で、新しいエリアに進出した時など少し不便。
(ファンキーかキャンディがいる場所まで進める必要がある)
・ボーナスステージの位置にいくつか、攻略情報が無いと絶対分からないようなものがある。
・水中ステージはいまいち楽しくない。まあこれは個人の好み。
・終盤のボス、ダムドラムの投げやり感が凄い。ネタ切れ?
まとめ
ニンテンドーオンラインに加入しているならとりあえず遊んでおけ!
って自信を持って言える名作。
ゲームとしての出来を抜いても、現代のドンキーの礎となっている作品なので
そういう意味でも任天堂のキャラクターが好きなユーザーには、プレイしてみてほしい。