やあどうも、Peter@peters_life0801です。
本日は2023年2月現在、ゲームパスで配信中のStranded Deep(ストランデッドディープ)という作品をご紹介。雰囲気はめちゃくちゃ良いんだけど、遊びにくいサバイバルものだったなぁ。
お気に入り度:★★★☆☆
概要
2022年発売なんだけど、アーリーアクセス版として2015年ぐらいかな?
Steamではかなり昔から販売されていた模様。
2023年現在ではXbox、PS、Switchと一通りのCS機でも遊べるようになっている。
ゲーム内容は近年人気が上昇中のサバイバルもの。
乗っていた飛行機が墜落し、無数の無人島で構成される海域へ迷い込んでしまった主人公を操作し、生還を目指そう!
景色は最高に良いね!
南の島が嫌いな人間なんているのだろうか。
いたとしたら僕はその人とは一生分かり合えないだろう・・・なんて話はどうでもいい。
単純に自分が南国大好きだってのもあるけど、本作はシチュエーションだけじゃなく
そういった雰囲気や空気感を生み出すグラフィックが実によく出来ている。
照りつく眩い日差し、それが反射してキラキラ光る海。
海中には色とりどりの熱帯魚が泳いでいるし、美しいサンゴ礁や神秘的な沈没船もある。
陸に目を向ければユッカの茂みに天を衝くヤシの木たち、そして浜辺を歩くカニ。
本当に南の島に遊びに来たかのような没入感は最高だね!
朝焼けや夕焼けもとっても綺麗で、まさにバカンス気分!
いや、主人公は生死のかかったサバイバル真っ最中なんだけど。
航海も楽しいぞ!
自作のイカダで海を横断。風を受けて帆走する姿を見ているのはなかなか気持ちいい。
イカダは嫌だけど、実際にこんな所をボートやヨットで走ってみたいもんだね。
移動中にはサメが追いかけてくることも。
しょぼいイカダでは転覆させられることがあるので、海中だけでなく海上でもこいつらは脅威。
気になった点
リスポーンしない素材多数!
本作が極めて遊びにくい原因の一つに、伐採した木や拾った石が二度と復活しないことが挙げられる。
そりゃあ木なんて大きくなるのに何年、何十年とかかるしその方がリアルなんだろうけど・・・この手のゲームは現実性も重要とはいえ、あんまり追求しすぎるとクソゲーまっしぐらなんだよね。
だから他作品は大抵、数日で復活する仕様になっている。
木にしろ石にしろ大量に使うので、今いる島で入手できなくなったら新しい島へ移るしかない。
そこでも採り尽くしたらまた次へ・・・の繰り返し。
そういうゲームデザインなのかもしれないけど、この仕様じゃ家を作る余裕なんてとてもない。
作ったとしてもすぐ引っ越さなきゃならないし。
移住した先でも大量の素材を消費して、クラフト用の設備を都度作り直す必要があるので、常に資材の管理に追われているような印象だったなぁ。
他作品でもレアな素材は足りなくなりがちなんだけど、少なくとも自分が遊んだ中では
ここまで基本となる必需品の不足に悩まされる作品はなかったな。
どの島もめちゃくちゃ小さいから割とすぐ枯渇するし、探索のし甲斐がないのも残念。
サバイバルとしてのバランスにも疑問
木や石、葉が全然足りない一方でサバイバルにおいて最も重要そうな水や食料は、文字通り腐るほど手に入る。
浅瀬には近づいても逃げない魚が大量にいる上、そいつらは何故か石器でも倒せてしまうからね。
漂流ものなら水と食料の確保こそ一番大変そうなんだけどな。
あとは倒すことができない生物がいるのも気になる。
ロビンソン漂流記を思い浮かべやすいシチュなのに、ウミガメ食べられないのは残念。
ウニとかオニイソギンチャクとか、倒せないのに触れたらダメージや毒受ける生物がいるのもどうなの?
※飲み水について
説明不足で分かりにくいが蒸留器を作成すれば、(なぜか)ヤシの葉を原料に水を作成できる。
チュートリアルで教えてくれるココナッツだけじゃまず保たないので、これもしっかり教えてほしかったよ。雨天時には原料なしでも補充されるが、半分ぐらいまでしか溜まらないのであまりアテにはできないし。
それにしてもヤシの葉を下に敷くと、上の容器に水が溜まっていくってどういう原理なんだろ笑
まとめ
ボス戦やエンディングもあるようだけど、そこまで進める気にはちょっとなれないかな。
先述したすぐに資材が無くなる関係で度重なる移住を強いられるのと、装備品やスキルツリーがない(武器はあるがバリエーションに乏しい)ので自キャラを強化するような楽しみもない。
木材はやりくりできるけど、石が足りなさすぎる。
色んな道具の素材になっているし、これがないと採集すらできなくなるんだし、さすがに石だけは復活するようにしてほしいよ・・・。
洞窟があったりジャングルの広がる巨大な島なんてのもないし、次第にやれることが増えたり行動範囲が広がっていくって感覚があんまり得られず、単調に感じてしまうんだよね。
せめて島ごとにもっと個性があれば楽しめたんだろうけど。
と言っても定価2000円程度の作品にあまり多くを求めるのも酷かな。