やあどうも、Peter@peters_life0801です。
先日紹介した斬妖行を遊び終えたので改めて記事にしよう。
ちょっとしたネタバレ(エンディングの軽い感想)も含んでいるため、気にされる方はクリア後に読むのをおすすめ。
お気に入り度:★★★☆☆
概要
2020年6月配信開始。
対応機種はGoogleナレッジパネルによるとXbox、PC、PS4となっているんだけど、PS4版だけストアページが見つからないので日本では配信されてないのかも。
お値段は約2000円。wildfire game制作で販売はbilibili。
ビリビリ動画で有名な中国の企業だね。開発元も中国のチームらしい。
本作はちょっとした探索要素もある横スクロールのアクションRPG。
弾き返しや回避からのカウンターが非常に重要で、SEKIROやWO LONGを2Dにした感じと言えば分かりやすいかもしれない。
マイクロソフトストアでの紹介は以下。
『斬妖行』は2D横スクロールアクションRPGです。
多くの魑魅魍魎が跋扈する世界を舞台として、プレイヤーは妖殺しとなり邪悪な妖怪たちと戦っていく。 アートスタイル 全手描き水墨画スタイルが本作の魅力となっている。プレイヤーは東洋風の世界で妖殺しとして旅を立っていく。 戦闘システム 手描きのフレーム動画でスムーズなアクションを展示している。戦術を活かして剣を振って邪悪な妖怪を退治しよう。
ストーリー 妖怪を退治する途中では様々な人と出会うことができる。彼らはそれぞれの物語があり、喜びと悲しみも旅の中で味わえる。
カットシーン カットシーンは、中国戯曲の形で作られていて、その魅力がプレイヤーに直接伝わる。
難易度は高めで人を選ぶか
死にゲーの2D版のようなシステム、ということで難易度はノーマルでもかなり高い印象。
中盤ぐらいから弾き返しや完全回避を的確に行えないとボス戦はかなり厳しいし、ややこしいスキルを使いこなすのも攻略する上で重要だろう。
チュートリアルで細かく教えてくれるがそれでも、操作はかなり複雑で慣れるのは大変。
幸い、いつでも難易度の変更ができるので行き詰ったらイージーにするのもあり。
こちらは回復アイテムをがぶ飲みすれば、ごり押し気味でもクリアできるレベル。
終盤は自分の腕では無理そうだったので、僕は難易度を下げてクリアした。
良かった点
大体は先日の記事で書き尽くしているので、こちらをどうぞ。
【Xboxゲームパス】 斬妖行を少し遊んでみた感想 【良作の予感】
ストアの紹介でも触れられている通り、戯曲調で語られるイベントが良い感じ。
ストーリー全般王道展開で目新しさは特にないが、グラフィックやキャラの魅力もあってまずまず印象に残る良い出来だった。
まずまずって言うとあんまり評価してないように聞こえるかもしれないけど、遊び終えても何も記憶に残らないゲームも多いからね。
”良い” と言い切れるほどには好感の持てた内容だったってことは、強調しておきたい。
キャラデザインがシンプルながらカッコいいのもGood.
人間である陸雲川編で一番怖いのは結局人だという内容を描き、逆に半妖である夏侯雪編で人間愛を描いている。
雲川は命を救った妖怪とともに浮世から姿を消してしまい、隠れるように生きてきたお雪が人間とともに浮世へ出て世界を旅するという対比は、皮肉ではあるが面白かったね。
気になった点
二人の主人公が出会わないまま終わってしまうのは残念。
まったく違う話だしそれぞれ綺麗に完結はするんだけど、二人で組んで挑む最終章みたいのが欲しかったところ。
妖殺しの雲川が半妖のお雪にどう接するのかとかも見てみたいし、雲川ENDが悲しいので救いが欲しい。
人目を避けてお玉と幸せに暮らしていると思い込むようにしているけど・・・。
どちらも魅力的なキャラクターだったので、なんの絡みもないのはもったいないな。
雲川編で登場した、怨霊化した女性の夫がお雪編で登場したり、少しだけリンクしてる部分もあるんだけどね。
まとめ
敵の動きを見切って攻撃を叩きこむ、ジリジリした差し合いは好きな人は凄く好きそう。
WO LONGのような、パリィから活路を見出すゲームが好きな人にお勧めしたいね。
※パリィゲーならSEKIROが有名だが僕は未プレイなので内容の比較はできない。
死にゲーではあるが難易度を下げれば誰でもクリアできる程度なので、グラフィックを見て雰囲気だけでも気になった人も是非。なかなか良い作品だった。