【評価/レビュー】  スナイパーエリート5  【狙撃できないスナイパー…】

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やあどうも、Peter@peters_life0801です。

今回はスナイパーエリート5をご紹介。
過去作だとV2ぐらいしかプレイしていないんだけど、結構面白かったので期待しながら遊び始めたんだ。でも約10時間でギブアップ。なので記事の内容についてはお察しくださいまし。

 

お気に入り度:★☆☆☆☆

 

 

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概要

2022年5月26日発売。対応機種はこの記事執筆時点でXbox、PC、PS。
CS機はいずれもONEや4といった前世代機でも発売されている。

タイトル通り物語もゲーム性も狙撃に重点を置いたシリーズなのだが・・・。

うん、言いたいことは色々あるけど後にしよう。

 

他にもう少し補足しておくと、一作目は2005年なのでそこそこ歴史があるシリーズだったりする。

また、派生作品であるゾンビアーミーが色んな機種でフリー化しているので、そっちで知った人も多いかもしれないね。

 

 

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狙撃シーンの楽しさは相変わらず!

※グロ注意! ゲーム内のスクショだけど苦手な人は見ない方が良いかも。

 

スナイパーエリート。
既に述べたがタイトル通り狙撃に全力をかけているシリーズであり、まるで映画のような演出もあって爽快感は抜群。

 

 

放たれた弾丸はスローモーションで飛んでいき・・・

 

 

 

命中するとレントゲンのように透過され、弾丸が人体を破壊していく演出が挟まれる。

 

人によってはグロい、趣味悪いと言われそうだけどこれが病みつきになっちゃうんだって。

いや勿論、現実で人を狙撃したいなんてヤバい思考はしちゃいないぞ。ゲームだから良いんだよ!

 

ちなみにこのキルカメラ、邪魔だってんならオフにできるし
致命の一撃を与えた場合は毎回発生するようにもできるし、細かくカスタマイズできるよ。

デフォだと2回に1回の確率とかそんなんだったような?

 

とにかくこの演出を挟むだけで単調になりそうな、狙撃をメインにしたゲーム性にまったく飽きることなくどんどん進めたくなるんだ。

そう・・・・・・・・・・過去作だったらな!

 

 

敵のAIがイカれている

本作の悪い点はすべてここに集約されている。

ステージクリア型なのは変わらないけど、僕が遊んだ過去作では狭めの一本道だった。
しかし今作ではかなり広めのセミオープンワールドとでも言うべき構造になっている。

まあつまり従来の作品と違ってここで狙撃してくれ! ここに隠れてくれ!
っていうゲーム的な都合全開の構造になっていなくて、実際にありそうなマップになっちゃってるわけよ。

なので格好のスナイプポイントも隠れる場所も全然ない。

 

そして敵の視力が狂っていて、夜なのに100m以上先からこちらを発見してくる。

即発見こそされないが草むらから顔を出しているだけで、100mぐらい先の敵の警戒度が上昇してゆくんだ。

 

お前ら視力どうなってんの!? っていうガバガバ索敵がこの手のゲームのお約束だけど、本作の敵は現実の人間よりもヤバい。

これまでとは逆の意味で視力どうなってんだってバランスになっている。

姿を隠したまま狙撃に成功したとしても、自分が隠れてる場所のすぐ近くまでまっすぐ走ってくるのも何なんよ。そりゃ発砲音から大まかな方向は分かるだろうけど。

 

じゃあ頭が良いのかと言えばそんなことはなく

 

 

「しらみつぶしにしろ!」とか騒いでる割に、近くへ来て立ち止まっているだけで
すぐそばに潜んでいる主人公に気付かないガバガバっぷり。

銃声が鳴った位置を超正確に割り出すくせに、細かく調べるほどの知能はない。

これですぐ警戒が解けるなら「バーカ、バーカw」って笑えるんだけど、付近で大量の敵が
わめきながらただ立ち尽くしているだけのこの謎の時間は、10分以上も続いたっつーね。

 

また、何故か絶対敵が入ってこれない場所があり、そこからなら一方的に攻撃できたりもする。

敵の視力のせいで難易度はめちゃくちゃ高いんだけど、変なところでぬるいと言うか何と言うか・・・?

 

これじゃアサシンエリート

そんなわけで本作では少なくとも10時間程度遊んだ限り、狙撃が活きる場面はあまりなかった。

機械などに工作して騒音を発生させ、音が出ている間に撃つと銃声を察知されない…なんて要素もあるけど、使える場所が限られ過ぎていてそんな役立つものではない。

結局、忍び寄ってのステルスキルやサイレンサー付きのハンドガン、SMGなどで倒す方が遥かに手早く楽。

うん、これじゃあスナイパーエリートならぬアサシンエリートだ。

 

過去のシリーズにもステルス要素はあったんだけど、あくまで狙撃をするための添え物に過ぎなかった。しかし本作では逆にステルスがメインで、狙撃がオマケになってしまっているように思う。

元々ゲーム面では狙撃以外はお世辞にも出来が良いシリーズだとは言えないので、それを使う場面があまりない本作は・・・うん。まあ、そういうこと。

 

他にはちょっとした段差も越えられたり越えられなかったり曖昧だとか、細かい不満点はあるけど
敵の視力およびAIさえ及第点なら許容できるようなものばかりかな。

 

 

まとめ

このシリーズは敵をコソコソ撃って、遠巻きに慌てふためくおバカな姿を眺めながら笑うぐらいで丁度良いと思うんだ。

マンネリを脱却したいのかもしれないけど、ステルスをメインにするなら
マップデザインから索敵など諸々、基礎をもう少ししっかり作り込むべきだと思う。

狙撃時の中毒性は相変わらずなんだけど、それ以外の出来がよろしくない上に
先述した通りその狙撃をする機会も無さすぎなので、ちょっとこれ以上は続けられなさそう。

 

ゲームパスに入っているなら試してみても良いけど、購入はあんまりお勧めできないかな。

4はかなり面白いらしいので口直しに買ってみようか。

 

そうそう言い忘れ。
他の方の記事を読んでるとバグだらけらしいんだけど、すでに修正されているのかこちらでは一度も発生しなかった。

とはいえプレイ時間が短いのでたまたまなのかもしれない。
購入を考えている人はアップデート情報などをチェックしてから買うのが良いかもね。