どうも、Peter@peters_life0801です。
本日は一部で少し話題になっているヤドカリのソウルライクゲー、Another Crab’s Treasureを3時間ほど遊んでみたので軽くご紹介してみよう。
今のとこ感触は悪くなく多分最後まで遊ぶと思うのだけど、ギブアップするにせよ
詳細なレビュー記事はもう少し遊び込んでから改めて投稿したいと思う。
装備は無し!
ソウルライクといえば個人的には、装備の新調も楽しさに大きく寄与しているので、それがない本作は少し残念。
代わりに本作はヤドカリだけあって殻(シェル)がフォーカスされており、これが防具の代わりだとも言えなくはない。ダークソウルで言えば盾みたいなもの。
シェルは消耗品である程度ダメージを防ぐと壊れてしまうが、割とたくさん落ちているので素っ裸状態が続いてしまう心配はなさそう。
防御力の違いは勿論、種類ごとに重さがS、M、Lの三段階に分けられており、重いほどドッジロール(回避)の性能が下がってしまう。ソウルライクおなじみの重量システムが簡略化されている感じ。
他、シェルごとに一つずつ固有技が用意されており、飛び道具だったり、食べて回復(シェルは消滅)だったり、自動カウンターだったり個性豊か。重さや防御性能だけでなく、技を目当てに選ぶのもありだというわけだね。
これはこれで独自の駆け引きが生まれていて楽しいのだけど、武器は完全に固定らしく
こちらはさすがに残念。
このアダプテーションなるものがまだ何か分からないので、もしかしたらこれが武器のカスタマイズだったりするのかも。ちなみにストアウェイはアクセサリー的なもので、コスト内に収める必要があるが装備すれば主人公を強化してくれる。
フィールドアクション要素が強め
自分が遊んだソウルライク作品では見たことが無かった気がするが、本作は壁から壁へ飛び移ったり、フック移動があったり滑空(泳ぐ)できたり、同ジャンルの他作品よりもフィールドアクションが豊富な印象。
あくまで今のところはだけどこれらに関してはシビアなものはなく、余計なストレスは感じないので探索の良いアクセントになっているね。
戦闘バランスもなかなか?
シェルでの防御が超重要。
殻にこもるという動作のせいか、隙が大きいイメージが付きまとうのは僕だけ?
でも実際そんなことは無く発動も解除も一瞬だし、これを活用しないと非防御状態では雑魚の攻撃ですら3~4発で死んでしまうため、もう一度言うが防御は超重要だ。
防御、壊されたらすぐ新しいものを見つける、固有技も状況に応じて使う。
今のところシェルならではの駆け引きを覚えれば、難易度はそこまで高くはなさそうか。
スタミナはないからキャラの状態の管理もしやすいしね。
タメ攻撃に対して、通常の連続攻撃が弱すぎるように思うのと、ロックオン時に上下に黒い帯が出て視界が悪くなるのは気になるが、概ね満足。
敵の周りに照準が出るだけで良いんだけどなぁ。複数いるとどいつをロックオンしてるか分かりにくいのも難点。
アシストモードで初心者も安心!
どうしても先に進めない方への救済策として、本作にはこのジャンルには珍しいアシストモードが存在する。
これは単なるイージーモードではなく、敵のHP減少や死亡時のロストを防ぐなど
全9項目を変更できるので難易度のカスタマイズができると言っていい内容だ。
主人公に銃を持たせる(!)なんてものまであるので、自分は試してないけど誰でもクリアできるレベルまで簡単にできるんじゃないかな。
ただ、こういうのをONにすると解除できない実績がありそうだが・・・?
※本作は多くが秘密の実績扱いとなっており、影響するかどうかは現状確認できない。
銃でカニを撃つというものがあり、これは逆にアシストモードを使うことで解除できるものっぽい。
成長要素あれこれ
こちらもソウルライクおなじみのシステムで、入手した経験値を消費してパラメーターを1ずつ上げていくタイプ。上昇させられる項目は以下の4つ。
・生命力
HPアップ。このジャンルでは大抵、一番重要だが本作では果たして?
・抵抗
状態異常耐性およびシェルの耐久力アップ。
・攻撃力
そのまんま。
・MSG
うま味ベース攻撃のダメージアップ。この変な言葉はどこから出てきたのか気になるが笑
要するにシェルの固有技の効果上昇。
他にはスキルツリーが用意されており、こちらはダッシュ攻撃やパリィなど新たなアクションを修得することができる。
レベルアップに使うものとは別の経験値が必要であり、主にフィールド上に配置されている復活しない、特定のオブジェクトから入手することができる。
振り直しはできるけど入手量と消費量を見る感じ、全部埋めるのは無理そうかな?
まとめ
ヤドカリ + ソウルライクという意味不明なぶっ飛んだ見てくれだけでなく、中身は意外と丁寧に作られており楽しめている。結構楽しみにしていたのだけど現状、期待にしっかり応えてくれているね。
世界観やストーリーはパッと見かわいく、コメディ色が強めなのだがちょっぴりダークな雰囲気があるのも良いね。日本語翻訳がところどころ怪しいが、意味は分かるのでまあ良いし、このシュールな雰囲気を盛り立ててくれている気もしなくはない。
※サムネにもなっている冒頭の画像はアホみたいな絵面だが、とち狂った君主に言いがかりに等しい罪状で
磔刑に処され、死体を晒されているカニたちなのだ。
ソウルライクが好きなら試してみてはいかがかな?