OPUS(オプス) 星歌の響き  プレイ日記25話目 【第四章 その1】 

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突入

前回得た情報を元に黒龍の位置を割り出すことに成功。
この彗星は不自然な軌道を描いており、今を逃せば恐らく二度と見つけることはできないという。

 

不意に、届いたメールの事を尋ねられた。

リバクは内容を正直に話し、もう削除したと言うがエイダの反応はどこか不服そうだ。

自分の為に、助けを求めている同胞を捨てようとするリバクに得心が行かないのだろうか。

 

 

目標の彗星を捕捉。その速度は毎秒4000㎞と恐ろしく速く、上陸のチャンスは一度きり。

また、彗星の外環気流には無数の破片、デブリが帯同しており近づくのは容易ではない。

 

エイダはいつになく緊張していた。

 

「リバク、ありがとうね。今日まで付いて来てくれて。」

「約束しただろ? 故郷の花を一緒に見に行くって。」

 

 

 

いよいよ黒龍への接近を開始する。

 

 

デブリをかわすミニゲームが発生。
障害物は超高速で飛んでくるが、画像のように事前に軌道が表示される。
落ち着いて対処すれば難しくはないはず。

 

 

黒龍を目の前にしてデブリが左舷を直撃、エンジンが一基故障してしまう。

しかしラミアは至って冷静だ。

落ち着いて対処をし、船の状態を立て直す。

 

「大丈夫、お師匠を見つけるまで、絶対に守ってみせるから──」

「くっ──マダラとの約束だってあるんだからさぁ!」

 

あくまで状況に冷静に対応はするが、内心ではゴールを目前にして彼女もまた高揚しているようだ。

 

 

 

 

 

墜落船

ラミアの見事な操縦技術によって、黒龍への上陸は無事に成功した。
しかしこの彗星は間もなく縮退星軌道に移行し、紅桜の速度では出られなくなってしまうらしい。

時間の猶予はない。

(しかしゲーム的には制限時間は今回設けられていないので、特に急ぐ必要はない)

 

 

上陸後、しばらく進むと鉱連の軍用艦が墜落しているのを発見。
エイダが内部を調査してきてくれるが、  “人” はいたが紅ではなかったそうだ。

ラミアが残された情報を探るべく、この船のデータベースに接続する。
調査をしてくれているが時間もない事なので、二人は奥へと進んでゆくことに・・・。

 

墜落した軍用船から失敬した龍鳴で開門。
奥には理気エネルギーを用いた昇降装置、古代のエレベーターがあった。

今のリバクにとっては起動させることなど造作もない。

 

 

 

一蓮托生

ゆっくりと下層に向かう中、リバクはふとエイダに、紅がいなくなってどれぐらい経つのかを尋ねた。

 

「私が旅に出て5年だから・・・もう6年かな。」

「もう生きてない、って言いたい? 気にしないで。さっき鉱連の軍船で見た時に、同じ事考えたから。」

「重要なのは見つけたかどうか。」

「私はお師匠が見つからない限り、先に進めないの。」

 

生きているにしろ亡くなっているにしろ、自分の人生にけじめを付けるために見つけなければならない。

自分に108番ではなく、エイダ=ラムとしての命を与えてくれた偉大な恩師にして、愛する育ての親。

彼女の中では紅の存在が大きすぎるが故に、別れたままでは前に進むことができないというのは痛いほど分かるな・・・。

 

 

そんな紅が行方不明になったとされる場所。
そして先ほど目にした、墜落した軍船。

探査隊も戻ってこれなくなったという下層は、よほど危険なのだろう。

 

リバクはエイダへ手を差し出した。

 

「僕が、守るから。」

「何言ってんの、私が守ってるの。」

 

エイダは応じようとしなかったが、引っ込めぬ彼に根負けしてその手を握り返す。

 

「頑固だなぁ。」

「違う、手じゃなくて、腕。」

 

 

「瀛海ではさ、大切な人と、こんな風にするんだ。」

「これはお互いの命が『一蓮托生』だと言うことを意味していてね・・・」

「もし生死に関わる場面になったら、喜んでこの命を捧げる。」

「僕からしたら、君もラミアも、大切な家族なんだ。」

 

 

プロポーズ・・・かな。
互いの腕を握ったまま歩き始める二人に、涙が溢れてきた。

 

 

 

黒龍の正体

壁に書かれているのは普通の歴史ではない。
その構造も、ここは明らかに他の龍脈とは違う。

二人はここは地母の墳墓ではないのかと仮説を立てた。

 

最下層には理水の池が広がっている。訪れたはずの探査隊の姿は確認できない。

二手に分かれて捜索していると、エイダの元へまたも理魂がやってきた。

今回も彼女を導くようにどこかへ飛んで行く。

後を追っていくと、先ほどは見えなかった壁画が理気の明かりに照らされ、見えるようになっていた。

 

「女性の・・・声?」

「どうしてそんなに悲痛な声を・・・」

 

この残留意識、理魂は何かを伝えようとしているらしいが・・・
分かるはずもなく、エイダは一旦リバクの元へ引き返した。

 

紅に関する物は何も見つからないが、この奇妙な出来事をリバクに伝え
二人して彫像を見上げる。先ほどは真っ暗で見えなかったが、今は理気の光に照らされその姿が浮かび上がっている。

ここでエイダはおかしな点に気が付いた。

 

あの彫像は縮退星の神である大荒、ここが本当に地母の墳墓であるなら地母の像が祀られているはず。

リバクが像の碑文を読んで青ざめ、エイダにも読むよう促す。

 

「汝らが首を取り・・・喉を裂き・・・地母の歌は百万の命を・・・
 大罪を恥じよ、汝らはここ大荒に・・・眠・・・れ・・・」

 

同時に、湛えられた理水の水位が上昇し始めた。

そう、ここは地母の墳墓などではなく、彼女の墓を荒らそうとする者を誅するための壮大な罠だったのだ。

 

 

水底にはかつてここを訪れた探査隊と思しき者たちの影が見える。

これだけの理水に呑まれては一瞬で意識を持って行かれ、二度と浮上することはできないだろう。

 

二人は上層へ、来た道を駆け上がるが・・・。

 

 

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