やあこんにちは、Peter@peters_life0801です。
さて、先日紹介したJOE & MAC 戦え原始人に続き、今回は同日にSwitchで配信が開始された対決!!ブラスナンバーズを紹介してみよう。
画面含めタイトルから既にヤバい匂いがプンプンしてくるが、想像以上だったね!
お気に入り度:★☆☆☆☆
概要
えーっと・・・1992年に発売されたことは確かだ。
で、ロゴを見る限りLASER SOFTというところが開発して日本テレネットが販売した、ということでいいのだろうか。
テレネットっていや、以前紹介した怪作・サイコドリームにも携わってたっけ。
いやなんせ、僕も知らないし調べてもWikipediaにさえ出てこないゲームなので、相当マイナーなのだと思われる。紹介しているサイトやブログも非常に少ない。
とりあえずジャンルは格ゲーっぽい何かだ。
ゲーム性もアレだがストーリーもヤバい。
以下はスーファミオンラインのゲーム紹介より一部を抜粋したもの。
世紀末に現れた、最悪・最強の怪人たちの熱き戦いがはじまる!!
このタイトルは1992年に発売されたスーパーファミコン用の格闘アクションゲームです。ブラスナンバーズと呼ばれる7人の悪行に見かねた天使が6人を改心させました。抵抗を続ける残った1人を討つべく、改心した元仲間の6人が立ちはだかります。
要は自分が選ぶキャラはクソ野郎で、正義に目覚めた元仲間を殺していくというストーリーだ。
いや、逆じゃねーのかよ!!
登場キャラクター
主人公のスレッジ。悟空(超サイヤ人)さん・・・!?
左上から順に
・レイバン
レイバン良いよね。僕も愛用してる。あ、よく見たらサングラスのブランドとはスペルが違うわ。
・アモン
北斗の拳に出てきそう。ヒャッハー!
・デイジー
THE・90年代のヒロインって感じ。結構かわいいと思うよ、うん。
・P・ランプ
男塾に出てきそう。
・グリムロック
7つの珠を集めたら願いを叶えてくれそう。
・LC-38X
どちらの惑星からお越しになられたのでしょうか?
基本操作
方向キーで移動、Yでパンチ、Xでキック、Bでジャンプ、LもしくはRでガード。
ボタンでガードってのは3Dタイプの格ゲーでしばしば見かけるけど、2Dでは珍しいよね。
なお、パンチやキックに強弱はない。
ただし上を押しながら出すとアッパーや上段蹴りになったりと違う技に変化するし、しゃがみ攻撃もある。
しかしゲームバランスはあってないようなものなので、ちゃんと対空として機能するかは不明だ。
必殺技は各キャラ最大で2つしかない。
全7キャラ中、技が1つしかないのは4人と半数以上。
まあ2つなら、当時格ゲーブームを生み出したスト2でさえ、必殺技2つのキャラは多いので許せるが、1つはさすがにあんまりだろう笑
そしてデイジーのあびせ蹴りっぽいものなど、いくつかの必殺技はヒットさせても確定で反撃される。
が、何故かこの技は、出し終わりにヒットした時のみダウンを奪えるようだ。
必殺技コマンドは全員同じ!!
どういうわけか全キャラ共通でコマンドはパンチ/キックの違いはあれど←タメ→ か ↓タメ↑だ。
↓タメ↑+パンチで飛び道具が出る格ゲーは初めて見たぜ!!!
溜める時間によって飛び道具は飛距離が、突進系の技は移動範囲が強化されたりする模様。
突進系の技などは溜め時間が長いと通常は画面3分の1程度しか移動しないものが、端から端まで動くようになったりする。
性能変化するのは良いけど、溜め時間依存だと動き回る相手に調整できねーから!
先述した技のように当て方によっては反確のものがあるのに、使い分けが非常にしにくいのはあんまりだってばよ!
超必殺技っぽいものもある。
・・・が、実はこれ、密着状態で方向キー+攻撃で出せるいわゆる投げ技。
(当時としては)演出は派手なんだけど・・・。
これも一応必殺技扱いなのか、キャラによってパンチボタンだったりキックボタンだったりバラバラ。
どちらでも出せるキャラもいる(モーションもそれぞれ違う)。
投げキャラという位置づけにしたかったのかもしれないが、つかみ範囲が優れていたりするわけでもないらしいので、使い分ける意味があるのかは不明。
遊んでみた感想
勝てねえ。
いや、EASYモードでも最初の相手にすら勝てないの!
確かに昔の格ゲーってCPUめっちゃ強かったりしたけどさ!
初戦からこんな勝てないゲームは今まで経験したことがないって!
なんかこう、技を出してみてもめっちゃ的確なタイミングでカウンター取られるのよ。
あらゆる技を見てから潰されたり、出す前に潰されたりで、こっちの攻撃がなかなか通んない。
当たり判定の強弱や攻撃範囲の設定もなーんか納得いかないし。
必殺コマンドがすべて溜め技なので、飛び道具連射して相手を動かすのも無理。
格ゲーCPUの常として向こうは溜め無しで連射してくるけどな!
ゲームバランスは相当ヤバそうだけど、それ以外でもキャラの動きは固いし
上で紹介した投げ技以外はエフェクトもSEも地味だし、ボイスも無いので演出や見た目の面でも全体的に寂しい。
まあ、ボイスなんて当時は
はどーけん! はどーけん! しょーゆぅけん!
うぉあっ うぉあっ うぉあっ・・・
程度のもんだったけど、やっぱ有るか無いかで盛り上がり方は全然違うね!
キャラもどこかで見たようなのばかり、且つ外見と技の構成がチグハグで個性もない。
各キャラには異名があってそれぞれ何かの能力者みたいなのよ。
例えばDANCING PLANT(直訳すれば踊る植物)の異名を持つデイジーの必殺技はあびせ蹴りのみで、別に何も植物の力を利用した技などはない。
これが他のゲームだったら種子が飛び道具になったり、ツタで遠距離攻撃ができたり、地面から植物を突き出させて相手を攻撃する技があったりするだろう。
神龍・・・もとい、グリムロックもBEAST TROOPER(獣兵)なんて二つ名を持ちながら、野生の荒々しさを感じる技は一切なく、ただ手の平を突き出しながら突進する技が一つあるだけだ。
見た目が特別面白いわけでもないのでバカゲーになりきれず、愛すべきクソゲーというポジションにも収まれず、何だか色々残念なゲームだとしか言いようがない。
これで対戦盛り上げるのは相当難しそう。
まとめ
こうさんします ゴメンなさい。
いやぁ・・・カプコンやSNKって、凄かったんだなって・・・。
※SNKもSFC餓狼伝説とかでちょくちょくやらかしてたけど。あれは移植担当した会社が悪いのか。