【評価/レビュー】 星のカービィ(GB) 【超シンプルな元祖】

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やあどうも、Peter@peters_life0801です。

 

本日もSwitchで配信の始まったGB作品からピックアップ、星のカービィをご紹介。

 

・・・実は割と最近まで存在を知らなかった。

うん、ずっと夢の泉の物語が初代だと思ってたんだ・・・。

 

 

お気に入り度:★★★☆☆

 

どんなゲーム?

1992年4月にゲームボーイにて発売。
今では大人気となった星のカービィシリーズの記念すべき第一作目。

 

デデデ大王に国中の食べ物と秘宝・きらきらぼしを奪われてしまい、困窮するプププランドの住人。

見かねたカービィが人々を救うため立ち上がる──って感じのストーリーらしい。

 

 

ゲームシステムは至ってシンプル

操作方法は方向キーで移動、↑でホバリング。
AでジャンプにBで吸い込みおよび吐き出し。

 

今でこそカービィ=コピー能力というイメージが根付いているが、本作ではまだ未実装。

コピーだけでなく第二作目の夢の泉の物語と比較すると、他にもできないアクションは
ダッシュ、スライディング、泳ぎとかなり多い。

 

同じくカービィの代名詞である吸い込み→吐き出し攻撃や空中浮遊は使えるので一応、この時点である程度個性のあるゲームにはなっているんだけど・・・そうそう、敵を同時に2体吸い込んだ時に吐き出しが強化される仕様もないね。

 

 

泳ぎはジャンプボタンで少し浮かぶマリオ方式。モーションは歩きと同じで、水鉄砲攻撃が使えず水中では無防備になってしまう。

 

 

一応コピーの先駆け的な要素はあり、例えばステージ上に設置されているマイクには
続編のマイク攻撃と同じような効果があって画面上の敵を一掃することができる。

 

 

 

他にはイモを食べれば一定時間、素早く動けるホバリング状態になって空気弾も連射できたり
カレーを食べれば火を吐くことができたり。

アクションが単調にならないことへの配慮はされている印象だね!

 

 

 

時代を考慮してもボリューム不足

全5ステージで1ステージが特別長いわけではない。
さらに最終ステージはボスラッシュなので実質4ステージみたいなもの。

※一応ごく短めのステージパートもデデデ以外の各ボス戦の前に用意されてはいるが。

 

クリア後にプレイ時間を確認したところ27分だったので、これはさすがに古い作品であることを考えてもボリュームが無さすぎるかなと。

 

確かに昔のアクションゲームは短いものが多く、サクッといけたなら同じぐらいの時間でクリアできるゲームは他にもたくさんあると思う。

しかしそういう作品は難しいものが多く、攻略できるようになるまで時間がかかりがちなので、結果としてゲームの寿命は長くなっているわけだ。

だが本作の難易度は非常に低く、恐らくゲーム慣れしている人なら初見でもノーミスクリアは余裕だろう。

 

あまり繰り返し遊べるような内容になっているわけでもないので、子ども時代に遊んでいたとしてもすぐ飽きてたんじゃないかなぁ・・・。

 

一応裏ワザとして高難易度のエクストラモードが用意されているんだけどね。

 

 

 

各ステージの個性は魅力的!

実質4ステージなのでバリエーションが豊かとは言えないが、それぞれ趣がまったく異なるデザインなので見た目には楽しいね。

しっかり旅をしている感じは伝わってくる。

 

 

まるで横シューのようなシーンもあったり、短いなりに色んな遊び心が散りばめられている。

 

 

 

 

まとめ

文中で難易度の低さに触れているけど、本作は当時高難易度のゲームが主流だった中、初心者でも楽しめるようにと制作されたそうなので、このバランスはきちんと意図されたものだったりする。

結果としてヒットし続編の夢の泉の物語で躍進、今では大人気シリーズとなっていることを考えると大正解だったんだろうね。

 

簡単なので普段ゲームを遊ばない人に・・・と言いたいが。
ニンテンドーオンライン加入者なら手軽に遊べるため、人気シリーズの歴史に触れるという意味でもゲーマーも一度はお試しあれ。

そして未プレイならば、こちらも配信されている夢の泉の物語も是非。
同じく古い作品だが、凄まじい進化を体感できるはずさ。

 

 

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