【評価/レビュー】 ARAGAMI 2 ―アラガミ― 【現代版天誅!?】

※当ブログの記事には広告やアフィリエイトが含まれております。

 

やーどうも、ここんとこ具合が悪いPeter@peters_life0801です。

最近あんまりゲームもやれてないのでなかなか更新もできず。
久々にしばらく遊んだゲームがあるのでご紹介しよう。

その名もARAGAMI(荒神)2。タイトルかっこいいね!

 

なお、2なので当然1があるわけだがそちらはノータッチ。
新規プレイヤーの意見として読んで頂けるとありがたい。

 

お気に入り度:★★☆☆☆

 

 

スポンサーリンク

どんなゲーム?

2021年9月7日リリース。
対応機種はXbox oneやPS4、STEAM、そしてXbox seriesやPS5といった最新機種まで幅広く対応している。

ただしSTEAM版のみ日本語ローカライズはされていないようなのと、PS版はまだ発売されてないのかな?

僕が遊んでるのはXbox one版なんだけど何分、あまり情報がないゲームなもんで。
PS4起動してストア覗いてみたけど、やっぱまだっぽいね。

 

さておき、本作はスペイン発でジャンルは忍者・・・というかNINJAを題材にしたアクションゲームだ。マイクロソフトストアでの概要は以下。

 

Aragami 2は影を操る力を持つ暗殺者としてプレイする、三人称視点のステルスゲームだ。影の一党に加わり、人々を守るべく侵略軍と戦おう。 主人公はアラガミ一族最後の精鋭戦士の1人。肉体を蝕み、精神を食い荒らす超常的な苦痛に苛まれるアラガミは、人知を超えた能力、影を操る力を持つ。Aragamiはこの力を以って谷にまつわる任務や依頼を遂行する。すべては村の存続、そして侵略軍に支配されたAragamiを解放するために。 シングルモードやフレンドとの協力プレイが可能: キャンペーンを隅々まで攻略し、最大3人までプレイ可能な協力モードで暗殺者部隊を結成しよう。 高速のステルスアクションに挑め: 身を潜め、その素早さを活かそう。敵をステルスキルするも殺さずに仕留めるも自由だ。 戦術的な戦いに身を投じよう: 危険と隣り合わせだが得るものも大きい、能力戦闘の達人となれ。 自分だけの影の暗殺者を育てよう: 武器や鎧を製造し、数々の能力や影の力で精鋭戦士を強化しよう。 羅生門の谷を守り抜け: 人々を救い、取り殺される前に呪いを退け、Aragamiが伝説となった経緯を見つけ出そう。

引用元:https://www.xbox.com/ja-jp/games/store/aragami-2/9pn9wg83x4xf

 

長らく音沙汰の無いシリーズではあるが、天誅シリーズにインスパイアを受けているような感じかな。

闇に乗じて目標を達成していくんだけど、ステルスキルは忍殺っぽいし、クリア条件がターゲットの暗殺でなければ不殺プレイだって勿論可能だ。

 

 

ただし本作では敵の気配で位置を察知するのではなく、画像のように能力を使えば壁さえ透けて位置も動きも丸見え。この辺はシャドウオブシリーズにも影響を受けている感じだね!

敵の行動がこちらに筒抜けなので楽勝!・・・というわけにもいかず、遠くの敵は見えないし
配置が考えられていて迂闊に殺しに行けば他の敵に見つかったり、後述するガバガバすぎる索敵のせいで難易度は高め。

 

 

隙を窺いつつ敵を減らしていき、死体は見つからぬよう草むらへ。基本的なシステムは正に天誅参っぽくて大好きなんだけど。

 

忍術ほか、忍具的な物も当然登場する。

あらゆる”技”を駆使して華麗に立ち回ろう!・・・と言いたいんだけど。

 

 

主人公は頭巾、胴着、袴、刀のカスタマイズが可能。パーツはゲームを進めると増えていく。
お前それ忍んでねえから!ってものもあるけど、NINJAと笑えないほどデザインは意外にカッコいいものが多い。

 

 

スポンサーリンク

作りが全体的に雑!

なんかねー、ほんと全体的に雑なんだって。

操作性自体は決して悪くないものの、何故か敵が近くにいるのに暗殺ができずそのまま発見されてしまう、壁張り付き時に覗き込みをしようとすると解除されて飛び出してしまうことがある、など意図せぬ操作ミスが頻繁に発生する。

 

画像ではきちんと暗殺or気絶が選択できるようになっているが、壁張り付き関連はゲームを進める上で非常に重要な要素の一つでありながら、めちゃくちゃバグ?が多いように思う。壁際では暗殺できる範囲内のはずなのに通常攻撃が出ちゃったりね。

 

落ちているアイテムにインタラクトできないバグもあるし、作りがどうも全体的に粗い。

 

また、敵の索敵範囲がガバガバなのはこういうゲームのお約束だが・・・
本作では実によく、それ気付かないのかよ!って思ったら、え、何でこれで見つかるん!?ってことがある。

と言うかお約束の範囲を通り越してハッキリ言って、どういう基準でこちらを発見するのかよく分からない。

ステルスキルのモーション中だけ、他の敵の視力が良くなってんのかなぁ・・・?

 

ローカライズが中途半端なのも問題。
洋ゲーによくある変な日本語とかじゃなくてね。それは僕は気にしないタチだし。

 

 

ゲームの進行に応じて特殊な状況が発生した場合、チュートリアルが表示されるわけなんだけど御覧の通り、何故かある程度進めるとここは英語のみになってしまう。

序盤はこの部分もきちんと和訳されていたのよ。

 

大して難しい単語も出てこないので読めるけど、ローカライズするんなら最後までしっかりしようよな~。

※投稿時点で未発売のPS版はアークシステムワークスがローカライズするらしいので、PS版では多分この問題は解決されると思う。

 

 

まとめ:  プレイするならゲームパスがお勧め!

僕が昔天誅シリーズが好きだったことや、シャドウオブモルドール/ウォーにハマったこともあって、もっと丁寧に作られていたらハマるゲームだと思うんだよ。

ただ、いささかガバガバすぎる。

索敵範囲しかり、暗殺の範囲しかり、ミスって無いはずなのに誤爆する操作周りの造りの甘さしかり、本当に色んなものがガバガバだ。

あとは物語や任務は非常に淡々と進み、マップの使い回しも多いので単調に感じてしまい飽きるのが早い。

 

STEAMでのレビューは大抵甘々だが本作は2021年11月11日現在、1163件で賛否両論と厳しめの評価を受けている。

ほとんどが英語のレビューだけど、どうも2でありながら前作とは全然ゲーム性が違うようで、これはアラガミじゃねえ!とそこにガッカリしてる人が多いみたいだね。

なので僕みたいな不満を抱いているプレイヤーは少数派なのかも。

 

んー、ゲームパスに加入していて天誅シリーズが好きなら遊んでみてはって感じか。

決してクソゲーではないけど単品では4650円(STEAM版は3600円)もするので、この値段なら僕は絶対にお勧めできないなぁ。