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こんにちはー、Peter@peters_life0801です。
待ちに待ったバイオハザードRE2がとうとう発売したね。
とりあえず全編クリアできたので出来上がっている記事をリライトしてみよう。
やり始めた頃はめちゃくちゃ怖くて30分~1時間ぐらい遊んではやめ遊んではやめ、の繰り返しだったなぁ。面白いけど神経はめっちゃ擦り減らすね!
ちなみにソフトは無規制の海外版で遊んだ。
(国内版はZ指定verでも残虐表現などに規制がかかっている模様)
海外版でも字幕・音声共に日本語収録されているので、規制を気にしてる人はこちらを是非。
DLCが正常に動作しないかもという危惧がされていたが、こちらでは問題なく動作している。
ただし僕が取りあげているのはXbox-oneのDL版なので、その他機種やパッケージ版ではどうなるか分からないため、海外版をプレイする際は自己責任でお願いしたい。
そうそう、ネタバレやグロ画像が含まれているので閲覧する際はご注意願いたし。
グロ画像っつってもゲームのスクショなんだけど。
お気に入り度:★★★★☆
ゾンビが怖い。そして強い
体験版のレビュー記事でも書いたけど、過去僕が遊んだ作品ではザコでしかなかったゾンビが怖くて強い!
昔みたいにオートエイムで百発百中という仕様ではないので、フラフラ不規則に歩いてくるゾンビに弾を当てるのが意外と難しい。
そうこうしている内に間近に迫られると、焦って余計に当たらなくなるという悪循環。
一体ぐらいならどうとでもなるけど、複数で襲ってこられるとかなり厳しい。
撃ち漏らさず頭に命中させてもハンドガンの弾を10発近く使うこともあるしね。
また、昔の作品の様に死んだら血だまりが広がるわけでもなく、生きてるか死んでるか判別できないんだよね。
これだけ撃ったし死んだっしょ・・・と思ったらその後何度も起き上がってきたり。
頭部が炸裂した、もしくは倒れてるところを攻撃しても無反応だった時は確実に死んでいる。
しかし今回、弾丸はかなり少なめでナイフすら消耗品なので、おちおち生死確認するわけにもいかない。
昔あった這いずり状態のゾンビの頭を踏み潰す、蹴っ飛ばすアクションが無くなったのも厳しい。
ゴア表現が大幅に増しているのも、ゾンビの不気味さをより引き立てている。
国内Z版は知らないけど・・・頭吹っ飛ぶ演出が消されてるとか聞いたような。
って言うか敵全般が強い
正確には ”ゾンビですら強い” って感じ。
特に厄介だと感じたボスを除く敵は以下の3体。
・リッカー
高い攻撃力は過去作同様。手動で狙いをつける本作の仕様に加え
俊敏さに磨きがかかり、耐久力も上がっているという恐ろしい敵に。
天井や壁に貼り付き多角的な動きをするのも厄介。
プレイヤーをストーキングするタイラントと同時に出てくると超危険。
・G成体
オリジナルではボスだったのにザコに格下げされた悲しい奴。
しかし下水道の狭くて視界も悪い場所で3~4体同時に出現するわ、攻撃力高いわ、
幼体飛ばして遠距離攻撃してくるわ、毒持ってるわ、耐久力も高いわのクソキャラに。
1周目こそ恐ろしい相手だが周回するにつれ、ただのウザい敵になり下がり
下水道でのジェットストリームアタックには殺意が芽生えるプレイヤーも多々いることだろう。
・イビー
見たまんま歩く植物だったオリジナル版のどこか愛嬌ある姿から大きく変更され、植物に寄生されたゾンビのようなおどろおどろしい風貌に。
それなりの速さでこちらに迫ってくる上、酸飛ばしは無くなったものの掴まれると即死。
(サブウエポンによるカウンター回避は可能)
攻撃は体の何カ所かに生えている核?のようないかにも、ここが弱点ですよ^^ という部分以外には効果がない、もしくは薄い?
しかも火炎弾や火炎放射器で焼き殺さない限り死なずに何度でも復活するという悪魔。
昔の弱さはどこへやら。外見も能力も完全に別のクリーチャーになっている。
お笑いもしくは癒し担当だったくせに随分出世したなぁ、イビーさんよぉ。
ゲームバランスも怖い。恐怖を掻き立てるギリギリの物資
バイオは一作目から物資が限られる恐怖を強調していたんだけど、僕が遊んだ1~3は何だかんだいずれも、敵全部倒しても余裕で弾丸余ってたんだよね。
回復アイテムも普通に遊んでいる限りは使いきれないほど潤沢だった。
しかし今回は敵がタフでたくさんの弾丸が必要であるにも拘らず、入手できる数は少なめ。
目に付く敵を片っ端から始末していると、すぐに弾不足に陥ってしまう。
射撃が手動で狙いをつけるシステムになったため、狙いを外すことが多いのも原因かもしれない。
何度も往復する通路でもゾンビ一体程度なら、都度かわしながら移動した方がよさげ。
弾丸の少なさ同様、回復アイテムの少なさにも苦しめられた。
救急スプレーもハーブも今回、ほんっと少ない。スプレーなんてクリアまでに5個も入手できなかったような。
体力バー黄色程度でスプレーや、レッド入りのハーブ飲むのは控えた方が良さそう。
でもオレンジまでいってると攻撃によっては一撃っぽいので状況次第なんだけども。
物資の少なさ、敵の強化により難易度はオリジナルに比べ大幅に上昇
物資の欠乏や敵の強化などによって、難易度はいわゆる普通のスタンダードでも大幅に上昇している印象。
また、オリジナルでも入手できる武器に差異はあったものの、そんな難易度が変わるイメージは無かったんだけど強敵相手に有用なグレネードランチャーや、ゾンビ・ゾンビ犬相手に役立つサブマシンガンが入手できないレオンは、クレア編よりも苦戦を強いられるイメージ。
本作では最後まで頼りになるハンドガンはクレアよりも強いものの
グレネードランチャーの代わりに入手できるショットガンは、いまいち頼りにならない上に弾数も少なめなので、レオンではリッカーの相手がかなり厳しい。
加えて多数の敵を相手に立ち回る必要があるシーンが多い。
こちらを執拗に追い回すタイラントとも、クレア編よりも長く付き合う必要があるしね。
クレア編では下水道へ行く時にお別れするが、レオン編では最後までのお付き合いとなる。
ここは多分国内版では規制入ってるだろうなぁ・・・タイラントのプリプリの内臓が楽しめるのは海外版だけ!多分な!
恐怖演出も半端ない
視界が限られる恐怖
昔の2とは違い街の電気系統があちこちで死んでおり、舞台の大部分が暗闇に支配されている。
暗中を探索するお供は頼りない一本の懐中電灯だけ。
過去作もカメラが固定だったことにより視界が限られてはいたけど
自由にカメラが動かせても、暗闇の中を進む今作の方が怖さは倍増って感じかな!
これでも結構明るめに設定してたはず。しかし暗い場所では数メートル先もろくに見えない。
追われる恐怖
とにかくゲーム中盤辺りから登場するタイラントがめちゃくちゃ怖い。
エリア間の移動がシームレスになったこともあって、執拗にプレイヤーを追いかけてくる。
他の敵と同時に(特にリッカー)出現した場合は超危険で、ザコを倒しておくならタイラントがいない時に、個別に対処するのがベストだ。
動きは鈍いので逃げるのは簡単・・・なんだけど、一度逃げ切ったとしてもまたすぐにプレイヤーの元へやってくる。
こちらを見失った際はどういうルーチンで移動してるかは分からないが、発砲音などに反応して追跡してくる模様。
のんびり探索していると、いつやってくるか分からない・・・
ドアの開く音がし、重い足音がこちらへ近づいてくる・・・
留まるのはまずい、と部屋から飛び出たら目の前に!
常に追われることによる緊張感、逃げながらも手早く謎解きを
進めなければならないという焦燥感が、とんでもない恐怖を生み出しているのだ。
不満点
賞賛するだけというのも何なので、不満点も。
リストラされたクリーチャーがいる
モスジャイアント、クモなど何体かリストラされたクリーチャーが。
巨大ゴキブリはいるものの襲ってこないようでほぼ背景のような扱いなので、こいつもリストラみたいなもん。
元よりあまり存在感の無かった連中とはいえやはり残念。
あとはクリーチャー以外にも、武器ではボウガンとかが削除されていたり。
サブキャラ操作パートがつまらない
途中でプレイすることになるエイダとシェリーのパートは正直苦痛。
前者はハッキングのヒントが少なすぎ、且つ時間制限のあるシーンもあり初見でのクリアは難しい。
加えて出てくる敵の数に対して拾える弾丸が非常に少なく、タイラントまで出てくるので
ゲームオーバーになりまくって匙を投げかけたほど。
開放した無限武器を使わせてくれたら、周回でも苦にはならないんだけどね。
暗いのにライトも装備しておらず、結構近くにいる敵すらろくに見えないことがあるのも不満だった。
※これはクレアやレオン操作時でも何か所か、ここは暗いんだからライト使ってよという場面がある。
ライト点灯は自動ではなく任意にしてほしかったところ。
後者のシェリーは覚えゲーのかくれんぼ。
途中で見つかってしまった場合、ゲームオーバーになるんだけど結構巻き戻されてしまい、やり直しにかかる時間が長いの何の。
かくれんぼは一度覚えたら簡単なものの、ランダム要素のある謎解きパズルがあったり、無駄に時間がかかるのでやはりウザい。
サブキャラパートは2周目以降は任意でスキップさせて欲しいね。
周回するには不向きな謎解きが多い
金庫のナンバーや絵合わせが面倒。
これらは正解が決まっているからまだマシで、正解がランダムであるポータブルセーフとかは超ウザい。無限武器狙いでタイムアタックやってる時とか特に。
タイラントうざい。マジうざい!
お前さっき褒めてたじゃんと言われそうだけど笑
最初こそめっちゃくちゃ怖いものの、何周もして慣れてくるとウザいだけになっちゃうんだよ。
こっち追い回すせいで謎解きしたくっても、わざわざ遠い迂回路使って一旦まく必要があったり、段々ただ面倒くさいだけの敵になってくる。
昔の作品の方では倒すと強力な武器の弾丸などをプレゼントしてくれていたが、今作は何もドロップしない上に耐久力が高い割には、倒しても数十秒ほど活動停止するだけですぐ復活するので、相手にするメリットは皆無。
慣れたらほんっと、専用のBGMもギャグっぽく聴こえてくるしタダの変態ストーカーと化してしまう。
まあ最初は死ぬほど怖かったので、ホラーゲーとしては大成功なのは間違いないけどね。
まとめ
洗練された演出に、より恐怖や不安感を掻き立てる不足気味の物資。
全体的に底上げされた敵の強さが人間のひ弱さや無力感、そして対する怪物の恐ろしさを否応なしに引き立てている名作だ。
弾薬も回復アイテムも常に足りないけれど、先へ進めないわけではないという絶妙なバランス。
ホラーゲームをプレイしたのは久々だけど、とても楽しめる出来に仕上がっていた。
なお、記事内では難易度の高さを指摘しているけど
・体力が一定値まで自動回復する
・エイムアシスト(ある程度自動で敵に狙いをつけてくれる)が付く
・敵が弱くなる
というASSISTEDモードもあるので、アクションシューティングが苦手な人でも安心してプレイできる仕様になっている。
シリーズの他の作品を知らなくてもストーリーは楽しめるようになっているし、
バイオは初めてという人にも、オリジナルを遊んだ人にも是非プレイして頂きたい作品だね!