【評価/レビュー】 BLAIR WITCH(ブレア ウィッチ)

※当ブログの記事には広告やアフィリエイトが含まれております。

 

どうも、Peter@peters_life0801です。

本日はブレアウィッチというゲームをご紹介。

後の概要欄でも書いているが原作は有名な映画らしいけど、映画はほぼほぼ観ない僕はまったく知らんかった! 見入ってしまうほど面白い作品は別だが基本、2時間じっとしながら画面見てるのが苦痛なんだよね~。

 

それはそうと、恒例のネタバレを含んだ内容になっているので未プレイの方は要注意。

 

お気に入り度:★☆☆☆☆

 

 

スポンサーリンク

概要

映画「Blair Witch」の恐怖が甦る。ストーリー主体のサイコロジカルホラーゲームの新作。この恐怖と緊張に、あなたはどこまで耐えられるか。

 

この森で身の毛もよだつ恐怖が目覚める。

時は、1996年。メリーランド州バーキッツビル近郊にあるブラック・ヒルズの森で、一人の少年が消息を絶った。過去に心の傷を負った元警官のエリスとして、あなたは森の捜索を始める。いつもと変わらぬ捜査から始まった出来事は、己の恐怖とブレアの魔女にかけられた森の呪いが立ちはだかり、終わりのない悪夢へと変わっていく。

引用元:https://store.steampowered.com/app/1092660/Blair_Witch/?l=japanese

 

冒頭でも述べたが超有名ホラー映画をゲーム化したものらしい。
2019年8月に配信開始。

とりあえず内容は謎解きをしながら進む一人称視点のゲームだ。

 

 

 

こちらの公式サイトではPSとSwitchが対応機種となっているが、STEAMでもXbox-でも遊べる。
恐らくパッケージ版が存在するのがこの2機種だけということなのだろう。

日本語吹き替えもかな? 僕が遊んだのはXbox版だが字幕はともかく音声設定までは見てなかったな。

 

 

スポンサーリンク

良かった点

 

相棒となるワンコ・バレットのカスタマイズが可能。
うん・・・一生懸命考えてみたけど、これぐらいしか良いとこなかった。

バレットの可愛さ、健気さだけは良かったよ。

だが、このカスタマイズには罠が含まれており、後述する画面の見にくさに影響してくるのでどのパーツも、明るく目立つ色にするのが無難だ。

 

あ・・・・っと! も1つ良い点あった!
字幕の文字の大きさおよび、字幕背景の有無が選べる点。

文字が小さすぎて見にくいゲームが多い昨今、これはマジでありがたいね。

 

 

気になった点

 

意味が分からん。

 

ループしたり地形が変わる上に暗く見辛いマップを延々徘徊させられながら、主人公の幻覚や妄想を観させ続けられるゲーム、とでも言えばいいのか・・・?

いや、最後までやったんだけどマジでストーリーの意味がほぼ一切分かんなかったし、どこまでが現実でどこからが幻覚だったのかもサッパリ分からん。

 

分からん尽しだ。

 

精神疾患(PTSD)を持つ主人公が1人でタコ踊り踊ってたと解釈すればいいのかね?
カーヴァ―とかいう変態は一応実在したのか?

理解できたのは終盤、行方不明の少年そっちのけで延々としつこく幻覚として垂れ流される、主人公が持つPTSDの原因だけだった。

 

あまりに意味が分からないのできっとこれは、原作の映画を観ていることが前提なのだなとSTEAMレビューを見てみれば

ブレアウィッチである必要性がないとか、これブレアウィッチでやる意味ある?
みたいなレビューが並んでいるわけだ。

 

誰なら理解できんだよ、このストーリー。

 

ストーリーが意味不明なことに加え、単純にゲームとしても残念な出来。

ボタン配置が直感的でないというか、UI全般がクソで最後まで各アイテム呼び出しがスムーズにいかず戸惑ったし

 

 

画面は明るさを最大にしてもこれだ。

一応懐中電灯は持っているものの、こんなショボいライトある?ってぐらいに全然明るくないし、加えてマップがやたら複雑に入り組んでるのもあってとにかく迷う。

 

どこが行ける場所で行けない場所なのかがハッキリしない上、キーアイテムを入手しないと先へ進めないシーンが多いのだが、そのアイテムが光ったりするわけでもないので、すぐ近くにあっても気付かないことが多々ある。

※一応、小さなマークがアイテムの上に表示はされるのだが、暗すぎる画面に▼(黒三角)で表示という超不親切設計。

 

愛犬を利用して謎を解く、というシステムはアイディアだけは良いけどこれもどうも上手く活かせていない感じ。というか使えば便利な場面はあるけど、必須なシーンってあったっけか。

しかもやたらめったら長い終盤のチャプターでは退場しているし。

 

そして全然怖くないのがホラーゲームとして致命的。
ごく一部の場面を除いて死ぬことがないので、死と隣り合わせだとかいった緊張感は無いし、意味不明な演出ばかりでビビらせるようなものはない。

 

申し訳程度に戦闘はあるが、相手が超高速で動き回るので見た目すらよく分からないし、気付いたら倒してるかこっちが死んでる感じ。

辛うじて半透明なのは分かるのと懐中電灯で照らすと死ぬので多分、光に弱いオバケか何かと思うんだが、こいつの正体もサッパリ分からん。

 

分からん尽しだ(二度目)。

 

 

 

完全に真っ暗になり、右下のビデオカメラの映像で地形を確認しながら進む箇所もある。
言うまでも無くストレスは最高潮だ。

 

 

まとめ

ストーリーに関しては一応擁護しておくと多分、僕が見たのはバッドエンドだったので意味不明だった・・・のかもしれない。

いやだって、さすがに魔女の正体が分からずじまい、主人公は完全に狂って投げっぱなしってこたぁないでしょ? ・・・・・・・・・・・ないよね?

途中で拾える兵士のドッグタグとか、収集物全部集めるとトゥルーエンドになるのかな。

しかしとても2周目をやりたくなるような内容ではないし、ワンコが無事に保護されたことはエンディングのテロップで明らかになるので、それだけでもう十分さ。

 

フリプやゲームパスの類に加入している人は、配信されてたら試しに遊んでみてもいいと思うけど定価4000円、この記事を書いている時点で市場価格2000円ほどの値段を出して買うと、確実に後悔すると思う。

導入部分を除いて終始意味不明で見せ場や山場もなく、とても退屈でつまらない作品だったね・・・。

クリアまで恐らく5~6時間程度だったと思うんだけど、めっちゃくちゃ長く感じたなぁ。