【評価/レビュー】 牧場物語 3つの里の大切な友だち

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どうもどうも、Peter@peters_life0801です。

 

今回は3DSで発売された牧場物語 3つの里の大切な友だちをご紹介しよう。

部屋を整理していたら出てきた3DSにまだデータがあったんだけど、これは結構楽しめたね!

3年目の冬の月だけど多分、100時間以上は遊んだんじゃないかな。

 

 

お気に入り度:★★★★☆

 

 

 

概要

 

 

2016年発売。対応機種はニンテンドー3DS。

特に目標もなくノンビリまったり、牧場生活を送り続ける牧場物語シリーズの20周年記念作品。

 

3DSで発売された同シリーズはいずれも面白かった記憶があるが、本作はそれらの集大成的な出来になっており、正にアニバーサリーを飾るに相応しい作品となっている。

※かなり古い上、DL版で買った本作以外は既に手元になくいまいち覚えていないが
 つまらなかっただとか悪い思い出は一切ない。結構楽しんだ記憶はある。

 

3つの里というサブタイトルが示す通り、従来のシリーズとは異なり文化の違う3つの街が登場するのが特徴だ。

 

 

 

余談だが本作はゲーム内容とは全く関係ない部分で、すっごく深い思い出がある。

このゲーム、ワーキングホリデーでオーストラリア滞在中にDL購入したんだよ。

当時、農場で働いてて内陸部のクソ田舎に住んでたから、休日のヒマさに耐えられなくってね。

 

四方は山に囲まれ景色は良くないし観光名所もない。
少し走ったら(つっても100㎞以上)地平線の見える草原とかあったけど、あそこはまあ山と谷ばっかりで圧迫感が凄かった。

娯楽も何もないし日曜は大手チェーンのスーパーさえ閉まるってな場所だったから、給料は良かったけどほんっと苦痛だったね。

仕事もひたすらブロッコリー刈るだけでつまらなかったし。

(歩合制で多い時は1週間で手取り10万円ほど。当時のレート1ドル80円ぐらいで換算)

 

 

このゲームはそんな辛い時期を助けてくれた一作なのだ。

よくよく考えりゃあ、リアルで農業に辟易してたのにゲームでも農業やってたって、今思えばバカっぽいけどね!

 

 

 

 

会話パターンが豊富! 心温まるコミュニケーション

概要で書いた通り本作には3つの街が登場し、それぞれウエスタン風和風南国ビーチリゾート風と文化や生活様式も全く異なる。

なんでこんな全然違う文化の街が一カ所に固まっているのかは謎だが
つまり、各住人のバリエーションと言うか個性も今まで以上に強い。

 

会話パターンやイベントも豊富で、その内容もほのぼのしたものばかり。
話しかける季節や時間帯、好感度によって相手の反応は変わり、そのバリエーションは非常に豊かだ。

牧場物語で重要な地域住民とのふれあいは及第点で、文句なしに満足のいく内容となっている。

 

また、結婚相手候補は隠しを除けば男女それぞれ5人ずついるが、皆それぞれ異なった趣の魅力があるので、野郎も乙女も誰か一人は好きになれるキャラがいることだろう。

ちなみに僕の推しはイゥカちゃん。

 

 

 

農産物の種類は豊富! しかし・・・

定番の野菜類から果樹、養蜂、稲作、茶葉、キノコ栽培に家畜の種類も増えたし
まあとにかく昔に比べて収穫できる物が大幅に増えている上、ただ出荷するだけでなくそれらを使って料理や服など、新しいアイテムを生み出すこともできる。

 

やれることが増えたという点では良いんだけど、インベントリが圧倒的に足りないので良し悪しではあるんだよね。

 

カバンを最大まで拡張しても、農産物やフィールドで拾える素材の数に対して枠が少なすぎて常にパンパン。

アイテムを収納することができる箱を作成することができるが、ゲームが進んでくると1日に収穫できる作物や、採掘で得られる鉱物の種類が多すぎることで、不要なものを預けていてもすぐ満杯になってしまう。

品質の区分けがやたら細かくなったのも枠を圧迫する一因だね。
(品質を平均化して1枠にまとめる機能もあるけど使い勝手は微妙)

 

シリーズ屈指の良作ではあると思うが、ここだけは本当に何とかしてほしかった。

農業の規模を小さくすれば収まるようになるだろうけど、有り余る土地を遊ばせておくのもなんか嫌だしさぁ。

 

 

 

街が増えた分、減った要素も多い

3つの里というタイトル通り街が3つあるのが本作最大の特徴なんだけど・・・

街の面積は増えたがその分、これまであった山や森など自然のフィールドほか、前作にあったサファリは無くなってしまったし、牧場のカスタム要素も簡素になってしまった。

3DSのシリーズは一通り遊んだが僕は元々、このゲームでは牧場のカスタマイズをそんな重視していなかったので気にならないが、好きな人には致命的かもしれないね。

 

 

 

 

まとめ

作業は簡単に、快適に行えるよう改良されているし挨拶もワンボタンで周囲の住人にまとめてできるようになった。

元々同じことを繰り返す作業ゲーではあるけど、無駄を削ぎ落して遊びやすくなっている、ぼくものシリーズの1つの到達点だと思う。

 

ただ、カバンの枠の足りなさだけが本当に残念で、これ一つで種々の遊びやすさが台無しにされている印象なので、面白いんだけど残念なゲームでもあるんだよね。

 

スローライフを楽しむゲームとしての完成度はかなり高いので、そういったジャンルが好きで3DSを持っているならお勧めしたい作品なのは間違いないけどさ。

シリーズ入門用にも是非!

 

 

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