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ども、こんばんは。Peter@peters_life0801でっす。
ようやく無双オロチ3をクリアできたので正式にレビューしてみよう。
途中まで遊んだ感想の記事と併せてご覧くださいまし。
上記記事ではぼやいていたが、最後まで遊んで感想は良い方向へ変わったのか?
・・・結論から申せば、やっぱり残念な出来だった。
良かった点も悪かった点も大体、以前に書いたものと同じだが、改めてまとめていこう。
お気に入り度:★★★☆☆
良かった点
無双アクションとしては最高位の出来
敵はワラワラ大量にいるし、新しく追加された神器による魔法攻撃も爽快感抜群。
並み居る敵をバッサバッサと薙ぎ倒す無双シリーズならではの爽快感はシリーズ屈指と言えるだろう。
ただし装備神器は変更することができない上に強弱の差が激しすぎるのは大問題。
また、今までは口笛で呼ぶ必要のあった馬が本作では魔法による召喚獣扱いとなり、RB+A(PSならR1+×かな?)で即座に騎乗することが可能になった。
スムーズに高速移動できるため、これはかなり便利。長距離を移動する煩わしさが大幅に軽減されている。
ただし神器アクションは諸刃の剣
強力で確かに爽快感があるにはあるが・・・ハッキリ言って強すぎてこれ一辺倒になりがち。
ただまあ無双って、昔から各キャラいくつかは持ってる強いチャージ攻撃をひたすら繰り返すようなゲームだしね。
とはいえ、いくつかの神器攻撃はさすがにやりすぎ感が・・・画像の技は前方広範囲の敵にダメージを与えつつ凍らせる技。使用制限もあってないようなもの。
DLCには各神器の上位種があり、これよりさらに強力な技が使えるようになる。
待機キャラの経験値や武器を稼いでくれる修行システム
最大9人まで使用してないキャラを修行に送り出し、2戦、もしくは3戦後に経験値や武器を持って帰ってきてくれる新システム。膨大な数のキャラクターを育成しやすくなり、これは助かる。
気になった点
残念ながらこっちのが遥かに多い。
プレイ途中での感想の記事で挙げたものに、追記したものが中心。
キャラの加入が遅すぎる
魏のキャラの加入が異常に遅いことに憤慨していたが、魏キャラ以外にも最終盤になってようやく、使用可能になるキャラの多いこと多いこと。
物語のキーパーソンである神様連中とか特異な立場にいるキャラはまあ分かるんだけど、三国・戦国勢などの普通の武将まで、終盤にならなければ仲間にならない連中が多数いる。
で、遅くに仲間になる連中の言い分がどいつもこいつも、
ずっと言いなりになってるフリして裏切る機会を窺ってました
というものばかり。序~中盤にもいっぱいいたけどな!
ちょっとワンパターンすぎやしないかな。
あと、”いるだけ参戦” の玉藻の前と九尾の扱い酷すぎない? ストーリーの流れで仲間になるとかできなかったのだろうか。
ちなみにこの二人(同一人物だが)は陣地強化でお金払えば仲間になる笑
当然、ストーリーには一切関わってこない。応龍も同様だけど彼は設定上、仕方ないからね。
ストーリーがいくらなんでも酷い
キャラは170人もいるから整合性取るのは難しいだろうし、お祭りゲーなので元よりストーリーに期待するようなゲームでもないのだが、それにしたって今作はあまりにも酷すぎやしないかなと。
出ずっぱりのキャラ(特に鼻に付いたのが井伊直虎、ガラシャ、関銀塀)がいるかと思えば仲間になったが最後、存在が抹消されたかの如く登場しなくなるキャラが多数。
新キャラの神様勢もアテネとアレス以外キャラが薄く、全然印象に残らなかった。
ラスボスなんか終盤にポッと出てきて大した掘り下げも無く死んでくし。
こんな魅力のないキャラ増やすぐらいならコラボキャラ返しておくれ。
つーかギリシャ神話のキャラを参戦させたのに、なんでアキレウス消したんよ・・・。
使用キャラをある程度強制される
本作には陣地強化という要素があり、一定の条件を満たすことでロックが解除され、購入していくことが可能になる。これが全キャラ共通の能力値底上げだったり、良い武器が入手しやすくなるなど割と必須と言える強化システムだ。
・・・なんだけども、その開放条件が「○○タイプのキャラ5人が10回以上出撃」、「〇〇タイプのキャラ5人がレベル40以上」、「戦国キャラ5人で5回以上出撃」などプレイヤーのキャラ選択を縛る内容となっている。
僕の場合、好きな武将の大半が終盤加入だったことも相まって、好きでもないキャラでのプレイを半ば強制されているようでかなり不快だった。
好きなキャラの操作に飽きたらこっちで勝手に気分転換で変えるし。
こんなもん半強制されても困りますっての。
サブミッション(挑戦目標)が苦痛
前作では各キャラからの依頼と言う形で存在した、特定の条件を満たせばボーナスがもらえるというサブミッションが本作にも用意されているわけだけど、適当にプレイしていても達成できた前作とは異なり、やたらシビアに設定されている。
特に○分以内に○○せよ・○○を撃破せよ などのミッションは大半が初見殺し。ステージ開始直後に初動を誤るだけで達成できなくなるものも多数ある。
極めて短い時間設定がされているのに、閉じている門を開くためのイベント会話に数分かかるとか、達成を狙うとうんざり・苛々させられるケースが非常に多かった。
拝金主義も度が過ぎる
未完成品を販売してパワーアップキットで補完したり、原作ものでありながらオリジナルデザインを導入し、原作衣装を有料で販売するようなメーカーなんで今更アレだけども。
シーズンパス買ったのに、落とせない別途販売のDLCが大量にあるってどういうことよ。
洋ゲーを中心に割と色んなゲームやってる方だと思うんだけど、こんなゲームはちょっと他で見た記憶がない。
どういった層に向けているのか分からない、こういう意味不明なコスチュームはともかく、武器や乗り物といったアイテム類まで別売りされている。あんまりだ・・・。
三國無双8でも短期間にシーズンパスを3つも販売し、
全て購入すればシーズンパスだけで新品ソフト2本ぐらい買える値段になる
という恐ろしいことに。
【評価/レビュー】 真・三國無双8 【無双初のオープンワールド!】
武器強化周りのシステムが面倒くさすぎる
天舞などの強力な上位スキルが、ステージクリア後にランダムで出現する ”渾沌ステージ” でしか入手できなくなった。
その上、全ステージの中からランダムで渾沌が現れるステージが選ばれるんだけど、終盤のステージからでなければ強力な上位スキルの付いた武器は出ない。
更に何を思ったか前作では安価で増やせた武器スロットの追加に、希少石を消費するようになってしまった。入手しにくさは相変わらずなのでこれではおちおち、あまり使わないキャラは武器の強化すらできない。
一度付けた武器スキルの移植も出来なくなったし、グラフィックパターンも減少しているし、店販売も無くなったし武器関係のシステムは前作から大幅に劣化しているね。
ユニーク武器ですらグラが第3武器の使いまわし、しかも弱いっていう。
ちなみに武器とはまた異なるが、無双シリーズお馴染みの装備アイテムが廃止されている。
まとめ
アクションこそ良好なものの、それ以外はありとあらゆる面で前作から劣化してしまった印象。
モードもステージも大幅に減少し、総キャラクター数こそ増えたものの、僕からしたら気に入ってたコラボキャラ全員リストラされて、魅力のない新キャラが増えただけなので、キャラ数もあんまり前作より多いという気はしない。
キャラ数は確かに多いけど、ゲームの中身自体はスッカスカって感じかな。
まあボリュームは無いけどアクション自体は無双の中でも上位に位置する出来栄えだと思うし、ガッツリやるんでなく、たまに起動してちょろっと遊ぶ分には悪くないのかもしれない。
何故だか定期的に無双ってやりたくなるしね。
キャラやステージ追加、装備アイテムを復活させたUltimateとか出す気かな・・・出すんだろうなー。
後日追記:
やっぱ出たし笑 コラボキャラはジャンヌ・ダルク、アキレウス、リュウ・ハヤブサのみ復活。
ソフィーティアみたいな他社キャラが難しいのは分かるけど、ステルクや他のDOAキャラらは復活無し。なぜ。