【シンガーソングライター美波】 カワキヲアメクのCD、感想記事

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こんにちは、Peter@peters_life0801でっす。

 

主に遊んだゲームを紹介するブログだけど、今日は初めて音楽CDのレビューを。
ちなみに僕は音楽は好きではあるけど、有名な歌手はほぼ知らない。

一度好きになった歌手をとことん追うってタイプだね。

 

基本的に楽曲の購入はダウンロードで済ますんだけど、好きな歌手だけはコレクションアイテムとしてCDで購入する。割高になっちゃうけど。

 

さておき、今日紹介したいのはこちら。

 

 

 

 

シンガーソングライター・美波さんのデビューシングル、カワキヲアメク

 

”通常盤” と ”アニメ盤” の2種類が発売中。
パッケージデザインが違う他、全4曲収録されている内の4曲目がそれぞれ異なっている。

通常盤に収録されているホロネスが大好きなので、僕はそちらを購入。

 

アニメ盤に収録されているPrologueも気になるな~。
今回収録されている曲で唯一、MVが存在しないのでまだ聞いたことないんだよね。

 

追記:

後日購入して聴いたけど何なんこれ。神曲じゃん。

 

 

 

ところで美波って誰?

美波さんは新進気鋭のシンガーソングライター。

 

本作・カワキヲアメクでメジャーデビューを果たしたんだけど、何年か前から既に活動はしており、
公式MVをYoutubeに投稿していたんだけど、デビュー前から全6曲で総再生回数が1500万回を超えていたという怪物。

2019年3月7日現在、MVにカワキヲアメクが加わり、その総再生回数はなんと約3300万!

 

そしてYoutubeでその曲の良さの他にも目を引くのが、それぞれの曲のコメント欄が英語だらけであること。

読んでいると圧倒的な歌唱力や心を揺さぶる歌詞が、海外の人たちにも高く評価されているようだね。

 

 

 

各曲の感想

カワキヲアメク

最近あちこちで鳴ってる曲。
曲名を平仮名と漢字で表記すると 『渇きを叫く』 となる。

週刊少年マガジンで連載中の人気漫画 ”ドメスティックな彼女” をアニメ化するにあたって、主題歌に選ばれたのがこの曲。

 

この曲を知ることができたのは本当、ただの偶然。

作業しながらYoutubeでソニックシリーズの曲を垂れ流していたところ、
何故かアニメ化されるドメスティックな彼女のPVが流れ始めたんだ。

 

ファンならご存知だろうけど、ソニックシリーズの楽曲ってバリバリの洋楽なのさ。
なので何故、ドメカノのPVが突如流れ始めたのかは不明。
アニメは基本的に見ないし、どういう経緯でおすすめされたんだか?

 

ともかく、

あー、アニメ化すんのか。結構面白いよね、これ。
マガジン買うのやめたけどコミックスで追いかけようかな~とか思っていたところへ、PVの途中からこの曲が流れ始めて一発でファンになった次第。

 

脆く儚い歌詞。繊細、かと思えば突如として力強くなる歌声に、何て言えばいいんだろう。
魂がガツンと殴られたというか震えたというか、心を激しく揺さぶられたというべきか、とにかく凄い衝撃を受けた。

 

この曲にハマった人は是非、YoutubeでMVも見てほしい。

きちんと意味のある映像で構成されているので、曲により重みと深みが増すはず。

 

 

 

main actor

長めのセリフから始まったり、か細い裏声を使っていたりで好き嫌いが分かれそうな曲。

主役に憧れるけど主役になれない・・・
取るに足らない存在だけれども自分の居場所を見つけたい、誰かの一番になりたい。

そんな繊細な感情を描いた歌詞、僕は結構好きだな。

 

2019年09/17追記

この記事書いた当初は文章の短さからも察せる通り、実は他の収録曲に比べてそんな好きじゃなかったんだ。

でも歌詞自体は元々好きだったこともあり、聴き続けてるうちにこのmain actorもすっかり、自分には欠かせぬ名曲になっていた。

ツイキャスで美波本人からこの曲が生まれた経緯を聞いたせいもあるかもしんない。

 

今じゃ、彼女の持ち味である繊細さが非常によく出てる曲だって大好きになってるよ!
いわゆるスルメ曲ってやつなのかもね。

 

 

 

ライラック

デビュー前からYoutubeのMVで再生回数が1100万回ぐらいあった化け物曲。
って言うかこれがカップリング曲って贅沢すぎでしょ!

 

 

歌詞はざっくり説明すれば 

周りの声に流されずに自分らしく生きていきたい
でも現実は色々面倒くさいよね

ってとこかな?

 

脆さや儚さが前面に押し出されている他の収録曲の中で唯一、明るい曲調。
でも歌詞は美波さんらしくやはり、とっても繊細。

韻を踏んだリズムのいいサビがクセになる一曲。

 

これは想像に過ぎないんだけど、歌手としてやってくのを周りに反対されてたのかな?
そんな思いを詩にした歌って感じがする。

MVに登場する小鳥が途中で体色が虹色に代わり、鳥かごを破壊して飛び立っていくっていうシーンは、
世間様に向けた自分じゃなく等身大の自分として生き始めた=歌手として生きていく決意を固めた
美波さん自身を表してるんじゃないかなとか思ったり。

 

 

ちなみにライラックとは花の名前で花言葉は
思い出 友情 謙虚

ただし西洋では
pride  と  beauty

となる。

 

歌詞の内容から恐らく、誇り と の意味を持つ西洋の花言葉の方をイメージして、曲名にしたしたんじゃないかな?

 

 

ホロネス

歌詞がねぇ・・・、なんか心を病んでるような感じ。

 

と言うより美波さんの曲全般、美しさの中にどこか危うさを感じるんだよね。
だからこそ強烈に惹きつけられるんだと思うのだけど。

ほら、歴史に名を残している芸術家って皆、一抹の危うさみたいのを抱えてるでしょ?
そんな感じなんだ。
危うさと、儚さや繊細さの違いってのは紙一重。

シンガーソングライターなんで作詞も作曲も彼女が手掛けてるわけなんだけど、
作曲も神がかってるけど、詩人としても超一流だと思うんだよね。この人。

 

 

この曲の歌詞を簡単に説明するならば・・・外向けの人格を持ってる人って多いよね?

周りに求められるがままの自分を演じ続けた結果、本当の自分は消えてしまいそうになり
外向けの偽られた自分の人格が独り歩きし始めてしまった・・・ってとこか。

 

こちらもMVがすっごく良い出来なので、気になる人は是非どうぞ。

 

 

最後が極めて印象的。

MVでは服の色で二つの人格を表現しているんだけど、最後に殺そうとしている別人格の服の色、そして別人格の首を絞めているかと思えば、
自分の首を絞めているイラストに目まぐるしく入れ替わるっていうのは、
どっちが本当の自分なのか分からなくなっている、という表れなんだろうね。

殺そうとした ”偽者” がいつの間にか、本物=自分になっていたんだな。

 

かつては青雲の志を持っていたのにいつの間にか、
打算で生きるようになってしまった僕の心に突き刺さる歌詞、そして映像だった。

 

年取るってやだよね、ほんと。
身体能力の低下や容姿の変化は自然の摂理としてどうでもいいけど、心の老いだけは辛い。

 

 

 

 

まとめ

メインの曲は良いけどカップリング曲は微妙ってCDも多いよね。

でも本品はカップリング曲のレベルの高さが異常。
どれも余裕でメインに持ってこれる曲だと思う。

 

一曲だけ好きだけど他は別になぁ、って思う歌手が大半でさ。
なもんで、歌手そのもののファンになったってのはすごい久々だね。

いやー、この素敵な出会いを提供してくれたYoutubeには、ほんと感謝だよ!

最高の歌手を教えてくれてありがとう!

 

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