やあどうも、Peter@peters_life0801です。
本日ご紹介するゲームはこちら!
マンイーター!
いいねいいね、パッケージにもなってるイラストからして怖そうだね!
そうだ、これは絶対怖いゲームに違いないんだ!
あ、そうそう。
洋ゲーでは気にする人も多いから書いておこう。
吹き替えは無しで英語音声日本語字幕。
そして他機種は知らないけどXbox版では初期設定では字幕がOFFになっているので、ゲームを始める前にオプションから変更すべし。
お気に入り度:★★★☆☆
どんなゲーム?
サメゲー。
サメを主人公としたオープンワールド型のアクションRPG。
超有名な映画・ジョーズのサメ側になりきって遊べるゲームだと思ってもらえればいい・・・んだが、勝手にホラーパニック系のアクションかと思っていたらまさかのバカゲーだった。
だってさあ~。
パッケージは怖そうだし、僕の好きなホラーゲームをメインに配信する、あまり驚かない人も実況やってたんだもん。
(本作のようにそのうちプレイするつもりのゲームは、好きなYoutuberが配信していても見ないようにしている)
それはさておき、最初から強いジョーズと違ってこちらは小っちゃい子ザメからスタートする。
ストーリーはサメハンターを追うドキュメンタリー番組の撮影という体で進む。
主人公は番組内で殺されたサメの娘で、まだ胎内にいたが母ザメの腹が裂かれた時に逃げ出し、人間への復讐のために進化していくといった感じの内容だから、サメの成長物語でもあるのだ。
開始直後はせいぜいそこらの池にいる鯉ほどの大きさで、小魚や亀しか襲えないぐらいの弱さ。
他の生物を捕食したり、クエストをこなしていくことで年齢や戦闘経験を重ね、進化をして強くなっていき、行動できる範囲も広がっていく。
そして最終的には
こんなんになる。
体の各部位は装備品扱いでエレクトリック(放電攻撃が可能)、ボーン(耐久力が高く突進攻撃などが強い)、シャドウ(毒を撒き散らしスピードに優れる)の3シリーズに大別される。
画像のサメはボーン装備一式を身にまとった状態。
各部位バラバラの装備でもっとキモい見た目にもできるが、同系統で統一するとパラメーターやスキルにボーナスが付くので、強さのみを追求するなら同シリーズで固めるのが良い。
いやまあそれより、
これもうサメじゃねえだろ。
っても、スタート地点となる沼地やその近辺の海が相当汚染されているようなので、放射能か何かによる突然変異体なのだと思われる。
敵としても汚染されて凶暴化した肉食魚とかが出てくるし、サメなのに淡水に適応できてる時点でもうおかしいしね!
余談だが主人公はオオメジロザメという種類で体長は本来、約4mほどなんだとか。
上の画像では9mとなっている。怖すぎぃ! バカゲーだけど!
種類は英語でブルシャーク(Bull shark)と呼ばれるオオメジロザメで,全長4mに成長するほか汽水域や淡水域でも生存できるという。
あ、普通に淡水域でも生きられるんだ・・・。
そういや我が心の故郷・ゴールドコーストでもたまに海から遡上して川へ進入するサメがいるって、現地の友人が言ってたなあ。
ジョーズっぽいアクション!
ジョーズを始めとしたサメ映画に出てくるようなアクション。
噛みつきは勿論、体当たりや尾ヒレでの薙ぎ払い攻撃などそれっぽい行動は一通りできる。
成長すれば水面から高々とジャンプすることだってできるし、ある程度は陸地で跳ね回ることだってできるので
高い橋の上にいる人間だって襲うことができてしまう。
気分は正にジョーズとかディープブルーのアイツだね!
バカゲー要素
上で挙げたサメのトンデモな外見に加え、ゲーム内ではサメを観察しているようなイメージで語られるジョーク満載の、しかしドキュメンタリー番組風のナレーションがほぼひっきりなしに流れ続け、これがまたバカゲーっぽさを引き立てている。
サメに関するウンチクなども色々語ってくれるが、嘘っぽいのがほとんどなのが何とも笑
魚類、人間(サメハンター)ともにボス的な存在がおり、登場時にはこんなカットシーンが流れたり。
絶対笑かしにきてんだろコレ。
ちなみにめちゃくちゃ弱かった。針の歯の悪夢(笑)
ゴア表現は控えめ?
サメを操作して人間を襲うというゲームなので倫理的にはアレだけど、グロさはそんなでもない・・・と思う。
捕食時にバラバラになったり肉片が飛び散ってるような気がするけど、人間襲える程度まで成長したら
基本的にサメを後ろから見た視点なのも相まって体のデカさや、水/血しぶきに隠れて何がどうなってるのかよく見えない。
なのであんまりグロい感じはしないと思うけどまあ、その辺は個人差があるってことで。
とりあえず血はこれでもかというほど出るが、血が出るだけで無理っす・・・って人はそもそもこんなゲーム手に取らないだろうし笑
日本語訳がヤバくて笑える
密閉って何だよ。
っと思ったんだが、英語でアザラシは(他にも呼称はあるけど)sealという。
sealには “密閉する” という意味もあるので、こんなトンデモ訳が誕生したのだろう。
なお、クエスト上ではアザラシを○○体倒せ! のように普通に訳されている。
何でそっちは正解なんだ笑
ヨットじゃなくて世っと
こっちは本当に、何がどうなってこんな誤字かましたんよ!?
いや、笑えるから全然良いけどね!
他にはシャチがオクラだったり、所々おかしい点はあるが上2つは破壊力が段違いだ。
※シャチは英語でorcaなのでオーカもしくはオルカならまだ分かるけど。
どうやってもオクラなんてネバネバしてそうな名前にはならないよ笑
気になった点
ボリュームはイマイチ
サメ本体や各装備、悪名など色んな要素にレベルがあるんだけど、どれもすぐ最大値に達してしまう。
クリア後のオマケ要素なども何もなく達成度100%、全実績(トロフィー)解除で約20時間。
僕の場合は終盤までソナーの重要性に気付かず、あてもなく彷徨う時間がかなり長かったので、序盤からソナーを強化して活用していた人なら多分、完全達成に15時間もかからないんじゃないかな。
サメも人間も微妙な強さのままカンストしてしまうので、もっと強いハンターと戦いたいし
ボス相手以外なら軽々無双できるぐらい成長してほしかった。
レベルカンストしてもオクラやクジラ強いんよ。
何より、100%達成したらやることがマジで何もないんよ。
そんな広いマップでもないから遊泳を長時間楽しめるほどのもんでもないしね。
その他
・操作性にクセあり
水中での戦いがメインということもあり、操作感覚は決して悪くは無いけど独特。
慣れれば問題ないけど最初は苦労するかもしれない。
特に水面に出ている状態と潜水している状態では視界がかなり変わるのも難儀する。
浅瀬で戦っている場合などは意図せず水面に出てしまい、余計な攻撃を喰らってしまうこともしばしば。
・字幕小さすぎ!
36インチのテレビを3mほど離れた位置からプレイ。
視力1・5の僕でもまともに読めん程度には字幕が小さい。
本作に限ったことではなく、最近のゲーム全般こうだけどね・・・。
・突如挟まるロード画面
オープンワールドなのにエリア切り替え時にロード画面に遷移することがある。
特に境界線のようなものは無く、普通に繋がっているのに。
そして発生したりしなかったりするのも謎。
建物や洞窟に入る際にロードが発生するってんなら、よそのオープンワールドでもよくあることだけどね。
まとめ
サメが主人公という今までありそうで無かった・・・いや、僕が知らんだけであるのかもしれないけど、ともかくぶっ飛んだ設定周りは目を引くものの、サメならではって要素を除けば割と平凡なアクションRPG。
そしてボリュームが少なめでメインクエストも、○○を××体倒せ、もしくは○○を倒せといった同じような内容の繰り返しなので単調気味。
設定やアクションの出来自体は悪くはないんだけど、システム面を始め少し色々と残念だったかなと。
とはいえ、サメになって暴れられるゲームなんてそうそうないし。
子どもの頃はジョーズになりたかったとか、面接で尊敬できる人物は?という問いに、「ジョーズです!」と答えるような人ならば間違いなく満足いく作品だろう。
私的にはつくづく、定価で買った場合は値段分も楽しめないほどのボリュームの無さだけが悔やまれる。
類似のテンプレクエスト(指定された敵を倒すもの)増やして、レベル上限を上げてくれるだけでまだしばらくは遊べるんだけどなぁ。