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はいどうもー、こんにちはー。Peter@peters_life0801です。
Switchを起動したらニンテンドーオンライン加入者向けに、スーパーファミコン(以下SFC)のソフトが無料で遊べる機能が解放されてたんだよ。今まであったファミコンと同じようなシステムのやつだね。
向こうはちょっと古すぎて今遊ぶのには辛い、80年代前半から半ばぐらいのゲームの配信が増えてきて、もうちょい面白いの来ないかなーとか思ってたところなんで、これはありがたい。
現在20タイトル配信中。
錚々たる名作の中にいくつか、場違いじゃね? ってのも混じってるけど・・
今日はそんなソフトの一つ、ラッシングビート・乱 複製都市をご紹介しよう。
お気に入り度:★★☆☆☆
どんなゲーム?
1992年に一部の人の間では有名なメーカー・ジャレコから発売。
バントがホームランになる伝説の野球ゲームを開発したメーカーだね。
本作はいわゆるベルトスクロールアクション。
ダブルドラゴンシリーズやファイナルファイトの大ヒットにより、似たようなゲームがたくさん世に現れては消えていった時代に、本作もまた産声をあげた。
粗製濫造と言っていい、人気作の後追いだけしたあまり出来の良くない作品も多かったんだよね~。
上記2シリーズ以外にも名作はいくつか登場したけど、本作は残念ながらダメな方。
実はこのゲーム、全3作出ていて本作・乱は2作目だったりして。何故初代を差し置いていきなり2作目が配信されたのかは謎。僕は初代のみプレイしたことがあり、このゲームのプレイは今回が初めて。
ちなみに初代は幼少時、友人から借りたんだけど
クラス内ではクソゲーとして有名だったね!
良かった点
キャラ数が多い
プレイアブルキャラは5人。最初に2人だけ選んで、残りのキャラはゲームを進めなければ選択できないという制限はあるけど、時代を考えれば5人というキャラ数は結構すごいと思う。
ちなみにSFCに移植されたファイナルファイトは3人のキャラのうちの1人・ガイが削除されているので2人だけ。
後にガイが使えるファイナルファイト・ガイがリリースされるも、こちらは今度はコーディが削除されている上に2人同時プレイもできなかった。
※ファイナルファイトは元々はゲーセンで稼働していた作品。
当時はゲーセンのゲームをSFCに完全に移植するのは容量不足で不可能だった。
SFC版ファイナルファイトはこのゲームの2年も前に移植されているので尚更。
翌年に発売されたファイナルファイト2でもキャラ数は3人だったので、ここだけは誇ってもいいと思うな。
真ん中にいるジャケット着たコーディーリックがバランスタイプ、緑のニンジャがスピードタイプで
後は全員パワータイプというバランスの悪さは気になる。
ポニーテールの女の子は女子プロレスラー? で外見とは裏腹にプロレス技の使い手。
両端の二人は見たまんま。
ただしサイコクラッシャーは使えない。
ちなみにコーディーもどきと右端のベガは前作から続投のプレイアブルキャラ。
パクリ? それともパロディ?
上のコーディーとベガからしてもうアレなんだけど、他にも色々カプコンっぽい笑
ステージクリア時に流れる会話シーン。
めっちゃスト2っぽい。
敵が燃えてるグラフィックもモロにスト2じゃんよ!! あと右のお前、やっぱベガすぎ!!
この珍妙な世界観は一度は見ておいて損はない。
コーディーもどきは攻撃モーションまでそっくり笑
コーディーの連続攻撃の途中にガイの肘打ちまで混ざるハイブリッドだ!!
気になった点
ゲームバランスが悪い
サクサク進むのは最初のステージ序盤ぐらいで、ステージ2から早くも敵の体力がインフレ気味。
数が多い上に1体を倒すのに時間がかかるため、後述する爽快感のないアクションも加わって正直しんどい。
硬いだけでなく攻撃力もやたら高く、囲まれて連続で攻撃喰らうとあっと言う間にやられちゃったり。
全体的に作りが粗い
グラフィック
パッと見は結構キレイなドット絵で悪くないんだけど、キャラのモーションがぎこちなくて全体的にもっさり気味。モーション途中の繋ぎの絵が妙に少ないのが原因。
このゲームやった後にファイナルファイトをプレイするとその差は一目瞭然で、向こうはめちゃくちゃキャラのアクションが滑らか。
ところでお前、
腕長すぎ!!!!!
当たり判定がヘン
当たり判定がどうもおかしく軸が少しずれてるだけで攻撃が当たらないのはストレス。
(敵の攻撃も少しずれてるだけで当たらないので、おあいこだけど)
あとこのゲーム、ファイナルファイトと同じく攻撃の一発目が当たったら、ボタンを続けて入力することで連続攻撃になるというシステムなんだけど、
たまにとはいえ
連続攻撃の最中に殴ってる相手から普通に割り込まれて反撃される。
なんてこったい!
そして本作にはベルトスクロールアクションお約束の武器が登場するんだけど、
武器の当たり判定はさらにおかしくて、敵の近くで振っても当たらない。
画像よりもう少し離れてみてもダメ。
何故か武器の先端付近にしか当たり判定が無く、武器拾うと弱体化しちゃう始末。
倒れてる敵に攻撃が当たる
これはプレイヤーに有利な要素なんだけども、なぜか倒れてる敵に普通に連続攻撃が当たる。
倒れてる敵の足元で攻撃ボタン押したら、いきなり敵が立ち上がってそのままコンボ喰らってくれるの。プレイヤーに有利とはいえ、ビジュアル的にどうなのよと思うわけで・・・。
まとめ
ゲームとしての出来はお世辞にも良いとは言えないんだけど、色々ネタ満載なのでそれ目当てにプレイするのも一興。
本作のカプコンを意識しまくったゲームデザインは、スト2やファイナルファイトが流行った
当時を知らないとちょっと伝わらないかもしれないけどね。
ちなみにSFCのこのジャンルのゲームだっら僕は断然、TMNT タートルズインタイムとセーラームーンの二作品をお奨めする。
前者は実写映画で物議を醸したアメコミが原作、後者は説明するまでもない有名作品。
なお、セーラームーンは続編も出ておりそちらも珠玉の出来。
一応断っとくけど、セーラームーンは友達のお姉ちゃんに遊ばせてもらったソフトで、決してそういう趣味があるわけではないので誤解のないように。キャラはある程度知ってるけどストーリーとかは一切知らない。
ともかくどちらも現状・・・いや、原作物なので版権等々の問題があるだろうから、今後も無料での配信はないと思うけど機会があれば一度お試しあれ。
タートルズなんて何回クリアしたか分からないぐらいハマったよ!