【評価/レビュー】 スーパーパンチアウト!! 【ボクシング・・・?】

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どうもー、こんにちはです。Peter@peters_life0801です。

 

今回は昨日、2020年5月20日にニンテンドーオンラインで無料配信が始まった
スーパーパンチアウト!!をご紹介。

 

 

 

前作・パンチアウトがかなり面白かったので期待していた・・・が。

 

お気に入り度:★★☆☆☆

 

 

 

概要

1994年にスーパーファミコンソフトとして任天堂から発売・・・
されたんだけども当初は海外のみで販売されたようで、日本には1998年に
ニンテンドウパワーというソフト書き換え用システムのゲームとして逆輸入されたらしい。

あんまり詳しくないのでニンテンドウパワーについてはWikipediaの記事でもどうぞ。

 

 

98年といえばとっくにスーファミの時代は終わり、プレイステーションやドリームキャストが
活躍していた時期なので、このソフトはかなりマイナーだったんじゃないかと思う。

 

ゲーム内容はファミコンで発売された前作から実に7年もの時間を経ているが、大きな違いはなくほぼそのまんま。

というのもこのゲーム、アーケードからの移植作品だそうで
オリジナル版が稼働し始めたのは1985年らしい。

 

ちょっとややこしいけど、前作がファミコンで発売されたのが1987年なので
(このファミコン版もアーケードからの移植でこちらは1980年稼働開始)
こちらは続編だけども、そのオリジナルは前作の発売時期よりも古い・・・

ああもう、ややこしいのでこの話はやめ。

 

ともかく! ファミコン版と大きな違いは無いので経験者ならすんなり馴染めるはずだ。

 

主人公は今作でもリトルマックらしいけど、見た通り前作やスマブラに出ているマックとは別人らしい。
こういう面でもややこしい笑

 

 

前作との違い

とはいえさすがに違う点も少しある。

 

 

ルール

前作は3分3ラウンド制だった試合がこちらは3分1R制。
つまり、インターバルは廃止されてしまっている。

各キャラの表情やセリフを見るのが楽しかったので、これは少し寂しい。

 

また、前作ではスコアを一定以上獲得することで相手をKOできなくても
判定勝ちすることができたんだけど、今作では3分以内に相手を倒せなかった場合は問答無用で負けとなる。

 

3ノックダウン制なのはそのまま。
1Rしかないのでダメージが蓄積しにくいのか、TKOのみでカウントアウトによる勝利は無いっぽい?

 

 

必殺技

前作では特定のタイミングで相手に攻撃を当てることで入手できるを消費して
必殺パンチを撃っていたが、今作ではタイミングを問わず攻撃を当てることで
溜まっていくゲージが満タンになると、必殺技を撃てるようになる。

 

また、通常パンチと同様に今作では必殺パンチも上下の打ち分けができるほか
単発の威力が大きいものとラッシュタイプの2種類の必殺技が用意されている。
(必殺ボタン1回押しで単発タイプ、2回押しでラッシュタイプ)

 

ゲージは相手の攻撃を喰らってしまうことでのみ減少する。
命中させようが空振りしようが、攻撃に当たらない限りはゲージは減らない模様。

 

 

その他

従来の左右へのステップ回避の他、スウェー? ダッキング? が追加されている。
※ボクシングで体を後方へ反らせるのをスウェー、前に低く屈むのをダッキングという。
 グラフィック上、どちらかよく分からない。

 

回避アクションが増えたということは当然、それぞれのアクションでしか避けられない
攻撃が増えているわけであり、回避は前作よりも難しくなっている。

ほか、インターバルが廃止されたせいか体力は、敵に攻撃を当てることで少量回復する。
(敵もこちらに攻撃を当てることで回復してしまう)

 

 

 

気になった点

いずれも個人の感想に過ぎないんだけど、何故だろう。

グラフィックが大幅に向上し、パンチが当たった音もリアルになっているのに
私的には前作よりも爽快感が全然ないように思う。

 

あと敵ボクサーに魅力が無いのが痛い。
何故かボールド・ブルのみ続投で他はすべて新キャラになっているけど、好きになったキャラが1人もいない。

 

足技使うとか、長い髪を鞭のようにして叩きつけてくるとか
毒霧使うとか杖で殴り掛かってくるとか、さすがにボクシングから大きく逸脱しすぎてるキャラはどうかと思うんだよね。

 

前作も割とはちゃめちゃだったけど、さすがにキックや武器はいかんでしょ。

 

インターバルも無くなり、ボクシングとは違う何かっぽくなってるのが、
あまり楽しめない原因なのかも。

 

 

 

まとめ

一通り記事を書いた後にファミコンの前作を遊んでみて、こちらが何故
あまり楽しめないか何となく分かった気がする。

 

ファミコン版はグラフィックやSEは古臭くとも、キャラがきびきび動くし
攻撃が相手にヒットした時の大仰なリアクションも気持ち良い。

 

ハードの進化と共に動きが現実に近くなったことでゲームスピードが少し落ち、
攻撃に対するリアクションも控えめになったこと、

加えて前段で挙げた、ボクシングっぽさが薄くなっているのも
本作にイマイチ乗り切れない原因なのだと思う。

 

苦労した相手に、攻略法が分かればすんなり勝てるようになる、という
上達を実感しやすい面白さは健在なんだけどね・・・

まあ、前作が偉大すぎたってことで。

 

 

 

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