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やあやあどうも、Peter@peters_life0801です。
今回は先日、ニンテンドーオンライン加入者向けに無料配信が始まった
ワイルドガンズをご紹介。
万人にお勧めできるゲームではないけど、かなりの良作だよ!
お気に入り度:★★★★☆
概要
1994年にSFCでナツメより発売。
聞いたことないメーカーだなぁと思い調べてみたところ、メダロットや奇々怪界など
僕はいずれもプレイしたことがないけど、昔は割と有名だったシリーズを手掛けている会社みたいだね。
また、開発一覧を見ていると北斗の拳やGS美神、るろうに剣心、キャプテン翼にトリコ、魔法先生ネギまetc・・・色んな有名漫画のゲーム化もやってきている模様。
北斗の拳・世紀末救世主伝説とガンダム・ザ・バトルマスターは当時ハマったなぁ。
製作はここだったんだね。いやー懐かしい。
よそからの受託業務がメインでこの会社名義でゲームを出すことはあまりないみたい。
だから上に挙げたタイトルも販売元はバンダイとかなんだね。
っと、脱線したので話を戻そう。
ゲームを立ち上げた時は雰囲気的にファイナルファイトやダブルドラゴンのような
ベルトスクロールアクションかと思っていたが、何とも珍しいタイプのゲームでビックリした。
本作は移動に銃撃、ジャンプといったアクションを駆使して敵を倒していく
SF+西部劇という世界観がなかなか魅力的なアクションシューティングだ。
よくある横スクロールではなく、画面奥にいる敵を倒していく疑似3Dなのがポイント。
プレイヤーキャラクターはいかにも屈強なガンマンといった風貌のクリント、そして西部劇に登場するヒロインを戦闘スタイルに仕立てたようなブロンド美女のアニーの2人。
残念ながら性能はまったく同じなので、好きな方で遊んでみよう。
キャラクター選択時、ABXYボタンを押すと各ボタンに対応したカラーに変更できる
+(スタート)ボタンで決定
操作方法など
方向キーで照準移動およびキャラクターの移動。
初期設定ならばYボタンで攻撃。押しっぱなしで連射可能。
一部の敵がドロップするアイテムは撃つことで入手でき、武器を拾った場合は弾数が無くなるまでその武器による攻撃になる。ドロップ武器は基本的に通常射撃の上位互換なので、拾って損することはほぼ無い。
(ほぼ、というのは特定の条件下でのみ、お邪魔アイテムが出現することがあるので)
ほか、Yボタン連打で西部劇おなじみの投げ縄が使用できる。
命中させた敵をしばらく行動不能にできるが、即座に出せず隙も非常に大きいので、個人的にはあまり使いどころは無かった。
Bボタンでジャンプ(追加入力で二段ジャンプ)、射撃中(Y押しっぱなし)にBでローリング回避。
そしてXボタンでボムの使用。
ボムはいわゆる緊急回避で使用中は無敵になり、さらに敵全員へ大ダメージを与えられるが使用回数に制限あり。
画面の見方は少し独特。
まずキャラクターの顔の横にあるゲージは体力ではない(自キャラはどんな攻撃でも即死)。
これが満タンになると一定時間、V-GUNという強力な武器を使うことができるようになる。
左下の1P=2というのは残機数で、その隣にある紫の玉はボムの弾数。
(B)と書かれたアイテムを入手することで回復し、最大で5個まで保持できる。
画面下部中央にあるタイムはカウントが0になるとミス・・・ではなく、ボスが登場。
珍しい仕様だがスコアアタックに重点を置いているようなので、ボスが出てくる前に多くのザコを倒してスコアを伸ばせってことなんだろう。
武器紹介
先述した通り基本的に通常射撃の上位互換。
V-GUNを除き弾数は全て50。使い切る前に同じ武器を拾っても弾数は50になるだけで
例えば、残弾25の時に新しく拾っても75にはならない。
※武器名の横の()は各アイテムに表記されている文字。
ショットガン(S)
攻撃範囲が広く威力はそこそこ。使いやすい。
マシンガン(M)
凄まじい連射力で短い時間で大ダメージを与えられる。ただし攻撃範囲は狭い。
グレネードガン(G)
攻撃範囲、威力ともに優秀。ショットガンとマシンガンの良いとこどり?
(?)
稀に出現する、ランダムで武器がもらえるアイテム。
しかしこの(?)からのみ、おもちゃの銃が出現することがあり
これは敵に一切ダメージを与えられず、他の武器同様に撃ち尽くすまで消えることはないという完全なお邪魔アイテム。
自キャラのカーソルに×マークが表示され、銃を撃つと情けない音と共にBB弾?が飛び出すので、拾ってしまったらすぐ分かるはず。逃げ回りながら急いで使い切るべし。
V-GUN
拾うのではなくキャラクターの顔アイコンの右にあるゲージがMAXになると切り替わる。
使用機会が少ないので分かりにくいけど、グレネードガンの連射力を上げた感じ?
良かった点 & 気になった点
・世界観やキャラクターが魅力的
SF西部劇という世界観に、キャラクターのデザインは結構ツボにはまった。
クリントはカッコいいしアニーはかわいい(というかお美しい)。
キビキビ動き回り、爽快感のあるアクションのカッコよさも魅力を引き立てていると思う。
ガンマン同士の撃ち合いかと思えば巨大ロボットが登場することも。
・音楽が良い!
西部劇を意識したBGMも素晴らしい。
オプションにサウンドテストがあるので、今も執筆しながら聴いていたり。
スタッフロールで流れる曲がめちゃくちゃ良いよ!
・難易度が高め
自キャラは一撃死するのに加え、敵の弾幕は結構激しい。
操作感が独特で慣れるのに時間もかかるので、かなり取っ付きにくいゲームではある。
思い通りに動かせるようになると楽しいので、この難しさは必ずしも悪い点ではなく
むしろ個人的には程よい難易度で評価点だったりするけど。
やり始めは最初のステージすらクリアできる気がしなかったんだけど、今やるとめちゃくちゃ簡単。
・ストーリーが希薄
一応、アニーの復讐劇(クリントは単なる賞金稼ぎらしい)という設定なんだけど
エンディングでラスボスに一言セリフを吐くだけで、ストーリー要素は皆無と言っていい。
当時のアクションとしては別に珍しくもないんだけど、世界観が魅力的であるがゆえに
これじゃあ寂しいなという点から来る不満だったりして。
まとめ
操作に慣れるのに多少時間はかかるものの、サッと手軽に遊べるし爽快感もある。
そしてスコアアタックが好きなやり込み派にも喜ばれそうな良いゲームだね。
今なおカルト的な人気がある割に当時あまり世に出回らなかったのか、SFCのカートリッジは2020年10月現在、裸で1万7千円、箱説付きの完品だと6万円以上もする超レアソフトらしい。
これぞ隠れた名作というやつなのかもしれないね。
ニンテンドーオンラインに加入しているならば是非プレイしてみてほしい。
余談だけどグラフィックが異常なほど綺麗なのに驚いた。
なんでも、今回紹介しているSwitchで配信されたものは、リメイク版である
ワイルドガンズ・リローデッドからグラフィックだけ流用したものらしい。
ちなみにリローデッドの方は最大4人のオンラインマルチプレイ対応で
クリントとアニーとは性能の異なる新キャラやステージなど色んな新要素が追加されているとのこと。
面白かったのでリローデッドの方もそのうちプレイしてみたいね。
あ、下の方におまけあるんで、読みたい人はどうぞ。
ネタバレもあるので注意してね。
おまけ
攻略のコツ、豆知識など
・移動はキャラクター、照準ともに方向キーに割り当てられている。
照準を動かせばキャラクターも動いてしまうため、
慣れるまでは狙いをつけるのが結構難しい。
射撃中は移動できなくなり、照準しか動かせくなるので
微調整したい時などはこの方法を使おう。
・敵が撃ってくる一般的な弾(青白く光っているもの)は
こちらの射撃で相殺することが可能。
・ナイフなどで近接攻撃を仕掛けてくる敵には射撃が当たらない。
近づいてYボタンを押せばこちらも近接攻撃を繰り出し、倒すことができる。
意外に殴り倒せる範囲は広いので落ち着いて処理しよう。
なお、一部のボスも近接攻撃を仕掛けてくることがあるが同様に撃退できる。
ただしザコに比べタイミングが少しシビアなので、返り討ちにあわないように注意。
・敵が投げてくるダイナマイトは爆発する前に近づいてYボタンを押せば回収できる。
Yボタンで使用が可能で威力、攻撃範囲とも非常に強力なんだけど
使うまで銃による攻撃ができなくなるので注意。
エンディング画像&ネタ(ネタバレ注意)
腰を左右に振りつつ、トロッコで移動しながらダイナマイトを投げてくる変態。
江南スタイルのMVにこんなダンスしてる人いたよね笑(エレベーターのシーン)
何故トロッコの上で踊っているのかは不明。