【邪神ちゃんドロップキック】 神保町 (ちょっとだけ) 聖地巡礼の記録

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やあどうも。Peter@peters_life0801です。

先日、推しのシンガーソングライターが初の武道館公演を開催することになったので、五年ぶりに東京を訪れてね。

夜行バスとか使えば日帰りもできるのかもしれないけど、さすがにきついので都内で一泊することにしていた。しかし正直、東京には別に観光したい場所もないし、でもすぐ帰るのもなんだし
どうしようかなぁ・・・って思いつつスマホをいじっていたら、ホーム画面にあるクソゲーのアプリアイコンと目が合ってしまったのさ。

 

そうだ、ここには神保町があるじゃないか!

 

救え!邪神ちゃんドロップキック

救え!邪神ちゃんドロップキック
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ってことで夕方から用事があったので午前中だけではあるが、回れるだけ邪神ちゃんドロップキックの聖地を回ってきたので紹介してみよう。

 

 

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西神田公園

 

漫画やアニメでは(個人的には)結構大きく見えていたのだけど、小さいながらも綺麗に整備された公園。ここにダンボールハウス作るのは割と迷惑だろ!

画像二枚目の池・・・って言っていいのかなこれ。
ここがハトの水飲み場になっていて、普段餌をあげる人がいるのか傍に腰かけているとめちゃくちゃ寄ってきた。

都会の一角にありながら物静か。どこかのどかで、なかなか過ごしやすそうな場所だったね。

 

 

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すずらん通り

 

時間が無かったので前を通っただけ。
朝の9時ごろということもあり、恐らく営業している店舗もなかっただろうが
汚い下半身の蛇女が、ヌルヌル歩いていそうな雰囲気は感じ取ることができた。

いちごジュースが度々登場する喫茶店・さぼうるや、人生シアターはこの辺りにあるらしい。

※人生シアターの元ネタである人生劇場は2021年末に閉店済み。

 

 

キンキン広場

 

作中最強クラスのリエール様が邪神ちゃんとの激闘の末、一敗地に塗れた屈辱の地。

ポツンと佇むパンダがシュール通り越して哀愁漂っていて、めっちゃ脳内で神保町哀歌が流れてた。

 

 

いやもう、実物見ると余計に面白いわ。反則だろこれ。

見た目に反して広場内の掲示板には、割とガチめの利用規約が書かれているので
訪れる際は紳士的な振る舞いをお忘れなきよう。

 

 

欧風カレー ボンディ

※素人なりに食レポしているのでここだけ長いよ!

 

これ行くかどうか凄く迷ったんだよね。

ライブ遠征で交通費は往復だけで2万7千円。グッズも買って一泊してとかなり散財している上に
ここのメニューは1600円からとなかなかいいお値段。でも東京なんて次またいつ来るか分からんしなぁ・・・っと思うと後から凄く後悔しそうだし、意を決して入店。

カレーに1600円も払うなんて人生初だ。

これをぺこらに、おかわりまでご馳走してしまうゆりねの経済力凄すぎないかね。
生活費をギャンブルで溶かす荷物まで抱えてるのに笑

 

営業開始時間は土日祝だとAM10:30(平日11:00)から。
かなり早めなのだけど、開店前にお店に行った方がいい。

他の邪教徒さんのブログで下調べをしておいて、めっちゃ並ぶらしいことを事前に知っていたので
20分ほど前に行ったのだが、すでに十数人並んでいたからね。

開店後に案内されてから30分ほどで店を出たんだけど、その時にはもう50人以上並んでたんじゃないかな。ビルの外どころかT字路になっている突き当りまで人がいたし。

お店自体が小さめなのもあるとはいえ、すっごい人気!

 

それはさておき食レポの方を。

原作では手で食べていたが熱くて持つことができず、僕はスプーンを使った。

噂のじゃがいも。カレーよりも先に出てくるので前菜なのかなと思ったが、特に決まりも
おすすめもなく自由に食べるものらしい。

ライブ後、ホテル直行で眠りこけたのでかれこれ20時間ぐらい、水以外口にしていない。
写真はカレーが来てからまとめて、と思っていたのだが我慢できずがっついてしまった。

 

まあただのイモなんだけどね、ゆで加減は最高でホックホク。
皮の食感が良いアクセントになっているし、バターがこってり感やわずかな塩味を加えていて、素朴ながらも手が止まらなくなるおいしさ。

このバター、じゃがバターに合うよう調味された自家製なのだとか。

ついつい食べきってしまったのだが、カレーと混ぜて食べる用にも残しておくべきだったなと、少し後悔はしている。

 

薬味としてレーズン、福神漬け、ラッキョウのサービスもあるので味の変化も楽しもう!

 

ほどなくしてカレーも登場。
注文したのはビーフカレー(辛口)の大盛、1750円。

ぺこらが持ってたカレールーのあの銀色の器、あれは並盛の時だけらしい。
「もう一杯いただいてもよろしいでしょうか」の顔が超好きなんだ。

 

ライスにはチーズが振りかけられており、こちらは追加料金を払えば増量もできる模様。
付け合わせには小梅と青菜系(?)のお漬物が付いている。

大盛だと450gだそうで、割と高級なのだがボリュームはバッチリ。

ルーの量も多めで食べ方の配分は人によって大分変わると思うけど、僕のいつもの食べ方だとご飯に対して結構余りそうな感じだったので、豪快に使って丁度良いぐらいかも。

そして肉! これだけでも相当なボリュームで小柄な人ならば
口の中いっぱいになりそうなほど大きな塊が、ゴロゴロと8個ほど入っていたのかな?
適度に柔らかくも肉らしい歯応えがあり、これまた大きな満足感を与えてくれる一因だった。

 

肝心のルーのお味なんだけど、自分が欧風カレーというジャンルにあまり詳しくないのも
あるかもしれないが、あまり今まで味わったことないタイプのカレーだったね。

インドカレーらしいスパイスの香りや風味よりも先に、動物性のコクが強く口中に広がる感じが印象的だった。調べてみたら公式サイトで、初代オーナーさんが特長を語っていらしたので抜粋。

 

ブラウンソースをベースにカレーの素材を加え、出来上がったものがボンディの カレーソースです。故にインドの香り、ヨーロッパの味、欧風カレーボンディと名付けました。
ボンディのカレーの特長としては、

・乳製品をふんだんに使い、まろやかさとこくを醸し出しています。
・リンゴを主体とし、その他の果物とタマネギなどの野菜をたっぷりのバターで長時間炒め、 さらに赤ワインで煮詰め、フルーツと野菜のチャツネと呼ばれるジャムを作り、 そこへさらにバター、レッドペッパーなどの辛みを加えています。
これが甘さの中に辛さがある当店のカレーの大きな特長を形成するひとつの 要素です。

引用元:https://bondy.co.jp/web/contents/message.html

 

なるほどなるほど、自分が感じた動物性のコクはふんだんに使われているという乳製品が由来なんだね。

辛さは絶妙で結構ツンとくるのだけど、心地よい辛さって言うかな。
”辛い通り越して痛い” のギリ手前といった感じで、先述したコクのある奥深い味わいも相まって、ヒーヒー言いながらも食べる手が止められない、病みつきになっちゃいそうなおいしさだった。

適度な辛みは食欲を増進させるというが、正にそれをピンポイントで提供しているといった感じだ。

ただこれは辛いもの大好き人間からの視点で、普通の人にはきついレベルかも。
中辛、甘口も選べるので自分の味覚に合わせたものを選ぶといいよ。

 

いやあ、入る前は値段だけ見て躊躇っていたけど、これまでの人生で食べたカレーの中では一番おいしかったと言えるほど満足。

1600円↑払うだけの価値は余裕であるし、是非また訪れたいものだな。

 

橘昌文銭堂 & 大丸やき茶房

それぞれ作中に登場した、フレッシュムーンと大丸やきを販売しているお店。
これらをおみやげに買って、今回の旅は終わり・・・と考えていたのだがどちらも休業日だった。

後から知ったのだが、神保町は日曜はお休みの店が多いらしい。

確かに散策していて朝とはいえ、都会なのに人通りが少ないなとは思っていたのだけど残念。

 

 

せっかくなので映像でお楽しみくださいませ。

どちらも店内に邪神ちゃんのグッズやイラストが飾られているそうなので、見てみたかったなぁ。
お菓子自体もおいしそうだし。

 

 

まとめ

絵や映像でしか見たことのなかった場所へ訪れ、登場人物と同じものを食べる。
聖地巡礼とか基本的にしないタイプで、回れない場所も多かったのだけど楽しかったな!

正確には以前にも家族に連れていかれた旅行先(釧路)で、たまたま宿泊地が聖地に近かったので
行ける範囲内で巡礼はしていたのだけどね。

 

他には幣舞橋を訪れ、翌朝は和商市場で勝手丼を食べた。

 

漫画にあまり入れ込むことはないんだけど、邪神ちゃんは良い作品だとつくづく思うよ。
ギャグやキャラの魅力は勿論、天使や悪魔が現実に存在する街で、ふっつーに生活しているという距離感も良いのかもね。

大人になったせいもあるのかもしれないが、近年の漫画はどれも途中で読むのやめちゃうんだけど
邪神ちゃんは知って以来、熱が冷めずに読み続けている貴重な作品なのさ。

またボンディのカレーを、そして次こそはフレッシュムーンと大丸やきを。
その他原作に登場した別のカレー店とかも、色々物色しに再訪したいものですの。

 

【評価/レビュー】 救え!邪神ちゃんドロップキック 【公式が認めたクソゲー!】