【ライブアライブ・リメイク】  功夫編  感想とか色々

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どうも、Peter@peters_life0801です。

本作の中でも1~2を争うほど好きなシナリオである功夫編をクリアしたので、今回はこちらをご紹介。やっぱりネタバレを含んでいるのでご新規さんは注意してね。

それにしても功夫編って、時代的にはいつぐらいなんだろう?
登場人物の服装を見る限り、(SFC版当時の)現代より数十年ぐらい前っぽい?

 

 

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あらすじとか

中国、大志山に住む心山拳という拳法の伝承者である老人が主人公。

年老いて日々衰えていく体に、最早自身の先は長くないと悟った老師は、この拳法を受け継ぐ若者を探して下山する。

やがて三人の若者と出会い、彼らと寝食を共にしながら己の技を授けんと鍛える日々を送っていたが・・・。

 

余談だけど日本の漫画やゲームなどでは、老師と呼ばれる中国系のキャラはいつも老人が出てくるが、中国語では単に先生という意味なので年齢は関係ない。

二十代のお若い方でも教職員だったりしたら向こうでは老師。

 

 

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キャラクター所感

各キャラのモデルが香港のカンフー映画由来なのは有名な話。

老師(石丸博也氏)とサモ(水島裕氏)はそれぞれ、ジャッキー・チェンとサモ・ハン・キンポ―の吹き替えを担当していた方が声を演じている、というこだわりっぷり。

 

 

老師

お年寄りゆえにほとんどのステータスが低いが、老狐の舞だけは強力。

レベルが上がらないので徐々に弟子に強さを追い抜かれていくのが、正にサブタイトルの “伝承” を表していて好き。

 

 

レイ・クウゴ

速さが抜きん出て高く、その他ステータスも物理を中心に高め。
最終編で使える唯一の女性キャラであるためか、多くの人が彼女を師範にするらしい。

ドット絵が色鮮やかで画面映えするのと、性格が主人公っぽいので僕もこの子を選びがち。

性能面でも貴重な全体攻撃や自己回復、遠くを狙える固有技などが優秀だしね。

 

いつもジジイと呼んでいる老師を看取る時だけ “お師匠さん” と呼ぶシーンが大好き。
これのために選んでるのもある。

 

 

義破門団へカチコミに行く老師と合流する際の、物静かだけど内心は怒りに震えているような声、
そしてエンディングでの優し気な話し方が心にくる。声の力って凄い。

 

 

ユン・ジョウ

レイが勝気系主人公タイプなのに対し、ユンは気弱系主人公タイプ。
SFC版では初期ステータスは低いが大器晩成型だったはず。

他の二人は最初からある程度強いし、設定上でも身体能力に恵まれているため
一番、成長という言葉が似合うキャラではある。

 

 

サモ・ハッカ

毎回レイと悩むけど結局選ばない男。
僕は如何なる作品でも男女問わず、なぜかハラペコキャラが好きでサモも例外ではない。

幸せそうに食べる姿が好きなんだな、きっと。

 

ゲーム内では何故か糸目だが原画ではパッチリお目目、結構かわいい顔をしている。

(リメイク版ではオフィシャルイラストでも糸目になった)

 

今作でも初期ステを見る限りHPと物理特化、特殊は攻防どちらも弱く速さも低いって感じ。

速さは低いが初登場時の食いながら逃げる文字通りの食い逃げシーンのイメージか、回避の初期値は意外に高い。

愛嬌あるし好きなキャラなんだけど、レイとどっちか選べと言われたら・・・うん、すまんな。

 

 

ボス戦: オディワン・リー

レイが少し打たれ弱いのもあるけど、一撃でHPを半分ぐらい持っていく技が複数ある。
こんな強かったっけ?

 

 

この戦闘でのみ究極奥義・旋牙連山拳が一回だけ使えるという、エモい時限システムがある。

別に倒す際の演出が変わったりするわけではないけど、是非これでトドメを刺したいところ。

ちなみにレベル10のレイでダメージ278だった。

 

 

 

まとめ: クリア後の感想

若者の成長に友情、師弟愛、世代交代に復讐と少年漫画の王道要素が、短いながらもギッシリ詰まったようなシナリオ。

SF編同様、元々良いお話なのにボイスがついたことで一層感情移入しやすくなっているね。

 

 

ボス戦前のこのセリフが、老師の声も重なる演出に鳥肌が立った。

 

ボイスは追加要素なんだけど、SFCの時点で話の内容だけでなく演出も良かったんだよね。

鳥児在天空飛翔~は名曲。流れるタイミングも秀逸だし、敵の本拠地へ乗り込むシーンではずっと戦闘の曲が鳴り続けるのとか、最後の最後にボス戦で主人公交代するのとか演出がいちいち熱すぎる。

リーのやられ方も正に映画のラストって感じで好き。

 

 

いやー、やっぱ功夫編は良いな! 大満足。

さて、次は隠しを除けばラストとなる、これまた最も好きなシナリオの一つである近未来編にいこう。楽しみは後に取っておく派なのさ。