OPUS(オプス) 星歌の響き  プレイ日記14話目 【第二章 下 その4】

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戦争の爪痕

龍脈鉱山「リサ」へ赴いてみたが、ここは探査キットを消費して探索するタイプの場所だった。

まあ、ランダムイベントの報酬っぽかったからね。

 

気を取り直して正規ルートであろう、ラッセル先生から提供された情報を調査することに。

 

今回向かう先は僻地らしく道中は人気のない、廃棄された施設だらけ。
大戦当時は瀛海が山塊進出の橋頭保としていた宙域でもあるらしく、重要な施設の廃墟などを発見することが出来る。

また、戦乱によって永久に磁気嵐が止まない地帯と化しており、航行には危険が伴うらしい。

 

 

瀛海の主星・太乙の名を冠する拠点衛星も存在した。

ここは当時、鳶家によって管理されていたようで訪れるのは初めてながら、この一帯はリバクにとって因縁浅からぬ場所のようだ。

別の場所ではあるが、鉱連との交渉をまとめた大戦時の資料も入手。
これが鳶家が失敗してその立場を悪くしたという、例の交渉なのだろうか。

 

 

 

 

龍脈553「シタ―」

こんなに僻地で暗陰な場所ですら探査者が訪れた形跡があり、驚いたものだ。
エイダからはずっと気を落とすなと言われたが、それも簡単な事ではなかった。

 

到着したが入る前からハズレであることは分かっている場所。

宇宙は広大とはいえ、実世界では個人の力で油田を発見するようなものかな?
誰もが熱狂的に探す、莫大な富を生む地下資源。そう易々と見つかるわけはないってね。

 

・・・・・・・・・・・・・・

ん、あれ?
ここも探査パートではなく、探査キットを消費するだけの場所か。

と、意気消沈したがエイダたちが場所を間違えていただけらしい。

龍鳴を見つけるミニゲームも無かったし、ちょっと変だとは思ったんだ。

 

 

気を取り直して再度調査。異なる龍鳴を発見することに成功・・・したが、今回はレーダー上に何もない。

しかも遠すぎてこれ、行ったら燃料切れで帰ってこれなくなりそうなんだけど・・・
道中に燃料が掘れそうな拠点とかもないしなぁ。

他にどうしようもないので向かってみよう。

 

 

何だかこれまで見てきたどの小惑星や施設とも、まったく趣の異なる外観の場所へ到着。

説明文によれば1万年以上、誰も訪れていない遺跡らしい。
※各地の説明文は現在(序章)のリバクの記憶として書かれている。

 

発見時のエイダの様子がいつもと違い、また、今回は探査に同行するという。

ついに彼女が龍脈を探す目的が判明するのだろうか。楽しみだね。

 

 

 

 

理気溢れる場所

今回の探査領域は初の重力が無い場所。
やることは変わらないのでとりあえず先へ進むと壁画を発見。

「万道神話によれば、乙皇は虚空間を利用して神殿を建てたって・・・」

これは今日伝わっている話なのか、壁画にそう書いてあったのかいまいち分からないが、
ともかくここは未だ人の手が入っていないと思われ、凄い発見らしい。

 

 

小惑星ではないし、龍脈があるわけでもないのに理気も溢れている。

エイダが不思議がっている中、理気の塊らしき光玉が近づいてきて、何かを語りかけてきた。

 

理気の感情が流れてきて、エイダの脳内にはある映像がフラッシュバックする。

 

 

今回の回想はこの一言のみ。
詳細は分からないが、紅と何か理由があって別れなければならなくなったのだろうか。

 

「・・・お師匠、そこにいるの?」

 

遺跡の内部へ招くかのように、奥へ飛んで行く理気。

呟いた後、エイダもまた理気の光を追いかけて奥へと姿を消していった。

 

 

やはり紅に会うのが彼女の目的なのだと思うけど、所詮理気による映像じゃなぁ・・・うーん?

 

 

 

古代万道の失われた技術?

光の後を追い、辿り着いた場所には閉ざされた龍門があった。

うんともすんとも言わぬ門に、巫女の塔から閉め出された日の記憶が蘇る。

 

ここ最近はエイダの回想が多くなってきたが、そのいずれも辛く悲しい内容だ。

親に売られている時点で人生ハードモードもいいところなんだけど・・・

 

そうこうしている内にリバクも追いついてきた。

自分の歌では駄目でも、彼の演奏でなら開門できるはず──が、思惑が外れ、やはり反応が無い。

 

ここへ来るまでに動いていない龍鳴箱があった。
それらを動かせば何とかなるかもしれないとエイダは提案する。

 

 

 

順に龍鳴箱を起動していくことに。
ミニゲームが結構ややこしくなってきたが、まあまだ大丈夫だ。

 

 

奥には星系を模したと思われる壁画があるが、現代のものとは星の位置が違う。

また、重力で他の惑星系の龍脈を支配して山塊に連れ戻るという、どんなものかあまりピンとこないが、失われている超技術を示唆する描写もある。

 

この施設は一体・・・?

 

 

 

 

エイダと紅

リバクが龍鳴箱を起動させ終えるのを、ただ待つことしかできないエイダ。

 

「何を焦ってるんだろう・・・全部開いてからでも遅くないのに・・・」

「おそい・・・おそいなぁ。」

 

相当焦っている様子だ。やはり紅の件で・・・?

 

 

思わず口に出た “おそい” という単語に反応してか、またしても昔のことを思い出してしまう。

今度は巫女の塔が解散となり、所属していた子供たちが里親にもらわれていくという場面だ。

 

「おーい!のろま!」

 

里親が迎えに来たいじめっ子は、最後まで彼女を罵倒していた。

みんな新しい生活へ踏み出していくのに、自分には引き取り手が見つからず、塔からも閉め出された。

 

誰からも必要とされていない・・・

そんな傷心状態の彼女の前に現れ、手を差し伸べたのは紅だった。

 

 

退職金代わりとして鉱連から、不要となった龍脈探査船をもらったらしい。

これを商船に改造したので、いっしょに来いという。

 

「108号、子供を戦場に送る様な万道巫女の塔は・・・私は好かん。」

「私は何か商売をしようと思う。一緒に来なさい。」

「今日からエイダ=ラムがお前の名前だ。」

「龍脈に咲く花の名前から取った。お前の喉を治療してる時、薬として使った花さ。」

「貿易の目玉になるだろうね。一緒にこれを栽培しよう。」

「この花が満開になった時、お前は新世代の巫女になるのさ。」

 

エイダが本当に生まれた瞬間と言えるだろう。

 

しかし情報量の多い回想だった。

番号で呼ばれていたのは管理しやすいからとかでなく、名前すらなかったというわけか。

で、この商船が紅桜なのだろうし、エイダが植物に詳しくなったのは自身に付けられた名前が由来なんだろうね。

 

言葉遣いはキツイけど、これは惚れてしまうな。
紅先生・・・素敵な人だ。

 

 

 

予期せぬ出来事

物思いに耽っている内に、すべての龍鳴箱が開いたようだ。
エネルギーの流れから彼女は察知し、やがてリバクも戻ってきた。

施設中の理気が高まり、色々な音、声、感情で溢れている・・・

エイダはこう呟くが、この感覚はやはりリバクには理解できないらしい。

 

理気にも感情があるのか、という問いに対し彼女は

「感情だけじゃない。時空の流れの中で共鳴をしている人がいれば、その意識や考え方まで伝わるの。」

と返す彼女。

 

ふむ、相変わらず小難しい。
理気と霊魂を同一視する人もいるそうで、つまり理気や龍脈って・・・うーん、考えるほど分からなくなってくる。

死んだ人間の魂が理気になるのかと思ったけど、さすがにそれはファンタジーすぎる。

でも歴史と神話が色濃く結びついているこの世界なら、そういうのも有りな気はするしなぁ。

 

 

それはさておき、何やら周囲の様子がおかしい。

まるで目覚めたいかのように、施設全体に微弱な振動が続いている。

龍門も開くことはないが、発光し始めた・・・ここでリバクは気付く。

 

これは龍門なんかではなく、これ自体が大きな龍鳴箱であることを。

だとするとこの光はオーバーフローを起こす前触れ・・・

 

 

 

 

リバクは咄嗟にエイダを突き飛ばす。

直後、轟音と共に辺りは光に包まれた。

 

「僕はまた・・・やっちゃったのか・・・」

「毎回判断を誤る・・・なんでいつもこう・・・」

 

 

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