やあどうも、Peter@peters_life0801です。
本日はゴーストワイヤー東京というゲームをご紹介。プレイ時間は7時間45分でギブアップ。つまりはネガティブな記事になっているため気にされる方はご用心を。
酔わなければ最後まで我慢できたかもしれないけど、いずれにせよあまり面白いとは思えなかったかな。
お気に入り度:★★☆☆☆
概要
2022年に発売された一人称視点のオープンワールドRPG。対応機種はXbox seriesX/S、PS5、PC。
開発はバイオハザードの生みの親・三上真司氏が代表を務めるTango Gameworks、発売元はベセスダ。
2023年5月時点ではまだまだ珍しい、縦マルチではない最新機種でのみ遊べるゲーム。
マイクロソフトストアでの商品説明は以下。
未知と対峙し、真実を暴き、東京を救え 謎の般若面の人物によって引き起こされた大規模な超常現象により、東京の人々は一瞬にして消失してしまった。
Ghostwire: Tokyo世界でプレイヤーは復讐者となった霊的な存在と手を組み、強力な能力の数々を習得しつつ、未知と対峙し、大規模人体消失の裏に潜む真実を暴いていく。 不気味な美しさを湛えた東京 “超常”の存在によって、不気味な姿へと歪められた東京を探索しよう。超近代的な街並み、古式ゆかしい寺社仏閣、狭い路地裏。多彩な景色を擁する、この妖しくも美しい街には妖怪や亡霊がさまよい、ひしめき合っている。
東京タワーや、渋谷スクランブル交差点といったランドマークが、次世代技術によって驚異的なディティールとレンダリングで描写される。大規模人体消失事件によって、静止した時に佇む東京の街。実在をあざ笑うかのような非日常の世界を舞台に、決死行が始まる。
超常の元素を操る強烈な能力 進化していくスキルや元素の操る能力をを組み合わせ、この世のものではない脅威に立ち向かおう。超常の力で東京上空へ舞い上がれば、街を見下ろしながら新しいミッションを発見したり、敵を追い詰めたりすることも可能だ。
引用元:https://www.xbox.com/ja-JP/games/store/ghostwire-tokyo/9PKP39CL0C8D/0010
人々が消えてしまい、妖怪や幽霊が闊歩する異世界と化した渋谷で、謎の事件の真相に迫ろう。
怖い? 怖くない?
幽霊や妖怪が相手だが個人的には怖いと感じる部分は、少なくとも自分が進めていた範囲内ではまったくなかった。
口裂け女に死角からいきなり腕を掴まれるシーンは、驚く人が多いかもって思ったぐらいかな?
主人公は性格じゃなくモーションとかがめっちゃ中二病だし、敵のデザインはシュールだし
ホラーコメディってやつに該当しそう。画像のイベントはシュールすぎて思わず笑った。
いや、真面目なシーンなんだけどね。
ホラーにつきもののゴア表現は一切無し、恐怖演出もオプションで弱くできるようなので
怖いのが苦手だという理由でプレイをためらっている人は、気にする必要はないはず。
まあ何が怖いかとかは個人差が大きいと思うから、断言はできないけどね。
日本の街を再現! 好きな人は多いかもしれないが・・・
これが多分本作最大の売りなんだろうけど、自分が最も合わなかった要素でもある。
舞台は現代の渋谷を細かく再現しているらしい・・・けども。
申し訳ないけど狭苦しく雑多な日本の街は、探索していても想像していた以上に面白くなかった。
そしてゴチャゴチャしすぎていて迷いやすく、ゲームデザイン的にもどうなんだと思ったりして。
東京に行ったことはほとんどなく、自分にまったく馴染みがないからってのも大きいかもしれないけどね。近郊に住んでいて渋谷をよく訪れる人なんかは感動するのかもしれない。
あとは設定上仕方がないとはいえ、街が死んだ状態(人間は自分以外誰もいない)なのも
無機質でゲームを続けるモチベを奪う大きな要因。
やっぱりオープンワールドの楽しさってのは、世界が生きてるからってのが大きいと思うんだ。
街並みはさておき、自販機に並んでるジュースまでそれっぽいのはちょっと好き。
QOOならぬWHOには思わずクスッとした。いやお前が誰だよ笑
霧の演出はどうにかならなかったのか
最初は行けない場所があるオープンワールドは珍しくはないが本作も同様。
このゲームの場合は霧という形で表現されており、触れることでスリップダメージを受け続けるため実質進入できないようになっている。
物語の進行に合わせて行動範囲が広がっていくのは別に構わないんだけどこの霧、あまりにも見にくい。ぱっと見では気分かりにくく、入ってしまってから気付くことが多い。
すぐに死ぬことはないとはいえ、もう少し目立つようにしてほしいね。
戦闘はかなり単調。爽快感もなし
三つの属性攻撃+αを使い分けて戦うが、基本的に敵から距離を取って攻撃を繰り返すだけなので単調。
(水は射程が短めなのである程度近づく必要はあるが)
敵ごとに弱点属性とかは一応あるのかな?
とはいえ風は弱すぎ、それ以外は強いって感じで、あまり敵に応じて攻撃方法を使い分ける必要性はなさそうな印象。大体雑魚には水、強めの奴やボスには火で事足りる。
エフェクトや敵のリアクションから得られる爽快感もなく、聞いていた以上に退屈だった。
コア引き抜きが評判良いけど、モーションが毎回同じだし私的にはいまいち。
加えて全体的に敵が硬めなので所持弾数の管理が結構大変。
弾はこういうエーテル結晶体と呼ばれる物体を破壊するほか、敵を倒すことで補充が可能なんだけど
いずれの方法でも少量ずつしか回復しないのが面倒。
んでこの結晶体、場所によってはあまり出現しないこともあり(完全ランダム?)
戦闘中に弾が尽きて逃げながら探し回ったりしなきゃならないこともしばしば。
サブ武器の弓は矢が買えるんだけど、こちらはこちらで結構値段が高いのでほいほい撃てるものではない。
似たような遠距離攻撃しかできないので、もう少し各武器に個性を持たせてほしかったなぁ。
一応殴りはあるが強力な近接攻撃などはないのが残念すぎる。
そして風が弱すぎてほぼいらない子になってるように思う。
この弱さならマシンガンみたいに連射できたり、三点バーストモードがあっても良かったんじゃないだろうか。
溜め撃ち程度じゃあまりにも頼りない。
その他気になった点
テンポの悪さと3D酔い。イベントの頻度が多いしいちいち会話シーンが長くテンポが悪い。
これでストーリーが面白いなら見入っちゃうかもしれないが、特に惹かれる要素もなし。
つまらなくもない程度なんだけど、会話量が多すぎて途中からは音声はスキップしていた。
そして3D酔い。
個人差の大きい症状なので万人に当てはまるものではないけど、僕にはかなりきつかった。
視野角が狭く設定でも変更できないし、モーションブラーをOFFにしても
視点を動かした時、他のゲームに比べると変にぼやけてる様に見えるのは気のせい?
設定でマシにすることはできるので、色々いじった結果これがベストなんじゃないかなってのを載せておこう。
きつい人は良かったら試してみてね。
カメラ揺れスケール:0
カメラX軸感度:35
カメラY軸感度:30
モーションブラー品質:オフ
まとめ: 日本の街を探索してみたい人には良作かも
ゲーム性は微妙なので渋谷を再現したというマップがどれだけ合うかが、本作の場合は賛否の分かれ目になりそう。
個人的にはマップが合わず戦闘微妙、ストーリーもいまいちでのめり込めない上、酔ってしまうのでギブアップしてしまった。
たとえ3D酔いが酷い作品でも、パワーウォッシュシミュレーターのように気に入った作品なら
我慢して続けるんだけど、残念ながら本作にはそこまでの魅力は感じなかったな。
ゲームパス加入者ならば試してみてはどうかなって程度。
僕個人としてはクソゲーだとまでは思わないが、あんまりおすすめできないなぁ。