やあどうも、Peter@peters_life0801です。
今回は先日、Switchで配信が始まったスーパーウルトラベースボールをご紹介。
タイトルだっさ。
内容的に狙ってこうしてるんだろうけどね!
お気に入り度:★★★☆☆
概要
カルチャーブレーンより1991年、SFCにて発売された野球ゲーム。
名前は聞いたことあるけど代表作なんだっけ・・・と調べてみたところ、飛龍の拳やスーパーチャイニーズの会社なのね。
飛龍の拳は名前はよく聞くけどやったことはないな。
スパチャイ(って略でいいの?)は一作目がSwitchで配信されてたっけ。
それはともかくマイナーなゲームなのかSwitchで配信開始という記事、もしくは
ネットショップやフリマアプリの商品ページばかりで、あまり紹介しているサイトなどはなく少し謎に包まれたゲームらしい。
ただ一つ言えるのは、とてつもないバカゲーであるのは間違いない、ということだ。
バカゲーたる所以
いやもう、選手名がイカれてるよね。
ここでは表示されていないが先発投手はスライムだ。
どうやって投げるのかは知らん。まあグラフィックは普通の人間なんだけど。
イカれた名前でまずは洗礼を受けるが、本作の凄いところはここから。
なんとこのゲーム、投手野手ともにタイトル通りスーパーウルトラな必殺技が使えてしまうのだ。
いくつか動画付きでご紹介。
守備選手ごとドラゴンボールのように吹っ飛ばす必殺打法。
フェンスに叩きつけられてピヨってるけど、その程度で済むんだろうか。
何かに接触すると爆発する打球。こんな勇者嫌だ。
守備操作時でも使うことができ、タイミングは少し合わせにくいが
こんなウルトラプレイ(笑)で魅せることもできてしまう。なんでガニ股なん。
これら必殺技は勿論投手も使うことでき、ド定番の消える魔球なんかもあったりする。
使用するごとに予め設定していたポイント(チーム全体で共有)を消費するので
真面目にやるとなるといつ必殺技を使うのか、なんて駆け引きがあったりするのかもしれないね。
無制限に設定することもできるので、全打席必殺技を使うことも可能。
さらに突き抜けたバカゲーにしてしまうこともできるのだ。
普通の野球ゲーとしても遊べるよ
ちなみに必殺技が使えるのはウルトラリーグ(下段)の選手のみ。
上段と中段のセ/パ・リーグが元ネタとなっているチームでは使うことができない。
なのでウルトラリーグを選ばなければ、普通の野球ゲームとして遊ぶこともできるというわけなのさ。
・・・まあ、全然ヒット出なくて出来はあんまりよろしくないんだけどね。
野球ゲーム全然詳しくないんだけど、自分が知ってる範囲内では
ドラッキーの草やきうとかダウンタウン熱血べーすぼーる物語とか、色物系は必殺技以外は凡打ばっかりになっちゃうんだよな。本作も含めてね。
べーすぼーる物語以外は基本システム自体は、ファミスタなどで有名な
当時のオーソドックスな野球ゲームなんだけど。
おまけ:ヒーローズ選手名の元ネタ
漫画やアニメのパロディネタで構成されるチーム。
多分これかなって。確証はないけど。
投手
ヘガサス: ペガサスで聖闘士星矢・・・かな?
ワタラナイ: 魔神英雄伝ワタル?
マジンカ: マジンガーZ
くじゃく: そのまんまだけど孔雀王?
ダンヘイ: 丹下段平が思い浮かんだが、投手なので投げる繋がりでドッジ弾平か?
ぼちゃま: おぼっちゃまくん
野手
エイトマル: エイトマン。よく知らないけどこち亀で見たことがある。
009: そのまんま。サイボーグ009
きんにく: キン肉マン
そんこくう: 孫悟空。他の選手的に西遊記じゃなくドラゴンボールの方だろう。
ウルトラ: ウルトラマン
ムシャカン: 武者ガンダム・・・かな?
キカイだー: 字はおかしいけどそのまんま。キカイダー
ドラもん: ドラえもん
バカホン: 天才バカボン
まるちゃん: ちびまる子ちゃん
けんけん: これは自信がない。北斗の拳のケンシロウ?
ケタロウ: 鬼太郎
チームのカスタマイズが可能!
チーム名からユニフォームのカラー、選手名に能力まで昔の作品にしては結構細かくいじることができる。
ただし名前は最大5文字。しかも ゛ が1文字扱いだったりするので
実在する名字でも入力できないものはそこそこありそうだ。
長宗我部(ちょうそかべ)とか綾小路(あやのこうじ)とか・・・
まあいずれも、かなり珍しい苗字だけど。
※前者は約20名、後者は約50名おられるらしい。
漫画なんかのキャラクターで統一しようとした場合にも、結構悩まされるかもね。
能力は大まかにしか設定できないが、打率など成績は自分で設定していく。
用意された数字を割り振る形なので、高くするとその分強くなってるのかな・・・?
パワプロのように目に見えるわけではないので、何とも言えない。
なお、数字は1ずつしか上げ下げできない上、押しっぱでは反応してくれない。
なので本塁打数とかはともかく打率の設定が大変。
初期値が150なので例えば3割5分にしたい時は、200回ボタンを連打する必要がある。
また、何故か1割5分以下に設定することはできない。
気になった点
真面目にツッコむようなゲームでもない気がするし・・・
あえて挙げるなら先述した、必殺技ありきのバランスになってることだけども、弱すぎたらバカゲー感も薄れちゃうしなぁ。
ああ、必殺技使おうとするとアイコンが表示されるし、キャンセルも自由にできるのでそこは純粋に駄目かも。
野球ゲームで相手が何するか分かるのはよろしくないよね。
まとめ
何も考えずに必殺技の応酬を楽しみ、ゲラゲラ笑いながらプレイするバカゲー。
一人でやるよりも誰かと遊んだほうが絶対面白いだろうね。
それにしても昔はくにおくんシリーズを筆頭に、こういったトンデモスポーツゲーが
数多くリリースされていたけど、近年は全然見かけないね。
自分が知らないだけなんだろうか。