【評価/レビュー】 SDガンダム GジェネレーションRE

※当ブログの記事には広告やアフィリエイトが含まれております。

※当ブログの記事には広告やアフィリエイトが含まれております。

 

どうもこんにちは! Peter@peters_life0801です。

本日レビューするのはスマホアプリとして配信された
SDガンダム GジェネレーションRE

Gジェネと呼ばれている、ガンダムを題材にした人気シリーズの一作だね。

なお、2018年10月をもってサービスを終了したので、もう遊ぶことはできない。運営期間はわずか1年3ヶ月なので内容は推して知るべし。

 

お気に入り度:★☆☆☆☆

スポンサーリンク

どんなゲーム?

ガンダム好きなら家庭用ゲーム機で遊んだ人も多いと思うんだけど、Gジェネシリーズはガンダムを題材にしたシミュレーションゲーム。移動先を指定して武器を選び、敵を攻撃して撃破していくっていう、ターン制の昔ながらのシステムのゲームだね。

しかし本作は家庭用ゲーム機のGジェネとは異なり、自キャラはほぼオートで動く。そして基本無料ゲーなので機体の入手法は・・・言わなくても分かるね?

 

 

スポンサーリンク

良かった点

当初は珍しかった鉄血キャラが使用できた

放送終了から月日が経ち、徐々に参戦するゲームが増えてきた鉄血のオルフェンズ。

今年リリースされる本家Gジェネ(クロスレイズ)に初参戦するし、スパロボの次回作にも間違いなく出るだろう。

2021/09/24追記:
と思ったけど出なかった。ラスタル陣営が悪ではない、波嵐財閥みたいな強大なスポンサーがいればヒューマンデブリ問題なんか即解決で戦う理由がなくなる、などなどストーリーにめちゃくちゃ絡ませ辛そうだしなぁ。

 

このゲームがリリースされた当初は放送終了からまだ間もなかったため、鉄血キャラが参戦したゲームは多分これが初だったんじゃないかな。

ということで鉄血好きとしてはそれだけでも価値が・・・あったかもしれない。まあ僕はガンダムで一番好きな作品なんだけど、それでも本作は早々にやめてしまったけどね!

 

 

気になった点

ゲーム性が皆無

味方ユニットの行き先を指示したら、後は勝手に敵を攻撃し始めるので基本的に見てるだけ。
ゲージが貯まったら必殺技を使う指示を出すぐらい。三国志13の戦闘を更に劣化させたような感じ。

 

ちなみにGジェネなのに武器の使い分けとかがない。MSのレベルが一定値に達するごとに、用意された数種類の中から武器を選択するシステム。

あとから違う武器に変えたくなったら課金アイテムが必要。

同じMSでも違う武器を持ったバージョンは半分、別ユニット扱いになってるわけさ。

 

 

おなじみの設計・開発システムがめちゃくちゃ

機体のレベルを上げることで別機体へと変化させる開発
手持ちの機体から特定の2機を組み合わせることで新たな機体が生まれる設計

新たな機体がどんどん生まれていくこのシステムはファンの間でも好評。本家だけではなくスマホアプリである本作にもしっかり実装されている。

 

し か し

開発は本家では当たり前だけど、同系統の機体に進化、もしくは退化していく。
でも本作では意味不明な発展をしていくんだ・・・。

 

どれぐらい意味不明かっていうと

エクシアのレベルを上げるとバルバトスになる。

なお、両機のレベルを上げてもそれぞれの上位機体である00や第6形態、バルバトスルプスには進化しない。

 

設計は設計で、本家のように2つの機体を組み合わせるだけでOKなのではなく、指定された数値まで機体レベルを上げなければならない上に、

設計に使用した機体は消滅してしまう。

 

ちなみに設計も開発に負けず劣らず生み出される機体が意味不明で、

グレイズ・アイン+シュヴァルベ・グレイズ(マクギリス機)= バルバトス第6形態

こんな感じでもうワケ分かんない。

 

スマホアプリで出す時点で失敗な気が

そもそも好きなキャラ・機体で暴れてなんぼのGジェネシリーズを、課金が前提となる基本無料のスマホゲーとして出す時点で間違ってる気がするね。

00ライザーやバルバトスルプスなどは後からガチャに追加された機体。

要するに 本家のように開発で作れてしまうと誰も課金しねえ ってんで、

上で挙げたようにエクシアがバルバトスに進化したりとかワケ分からんことになったんだろうね。

 

また、パイロットと戦艦はガチャやストーリーミッションからではなく、期間限定イベントでのみ入手可能。

※役に立たないor微妙な戦艦やキャラはストーリーミッションでも入手可。

 

僕などは三日月とアトラがこのゲームを紹介するCM見て始めたってのに、二人がゲットできるイベントは当時とっくに終わっており、入手する術が無かったという始末。

 

 

パイロットの能力設定がおかしい

ファンの間では『もう1人の主人公』と言われることもある昭弘。
その活躍ぶりはサブキャラとしては、歴代ガンダムの中でもかなり上位に入る強さだと思う。

でも本作の昭弘はビックリするぐらい弱い。

 

こっち(接近戦)の方が性に合ってる! と本人も言っていたものの、原作では狙撃手として立ち回るシーンが多かったのに射撃が異常に低い。

じゃあ格闘値は高いのかといえば格闘まで低い。つーか全体的に弱い。

そもそも何故かレアリティが下から2番目である。

 

 

張り付き必須

主人公クラスのパイロットや成長アイテムは主にイベントで入手するわけだが
(ステージクリアでいくらか手に入るポイントを集めて交換)

最低限必要な物資を集めるだけでも途方もない時間がかかってしまう。

 

成長アイテムは曜日ミッションでも出るんだけど確率が異常に低いので、出たらラッキー程度。
イベントで稼いでおかないとすぐ成長が頭打ちになってしまう。

まー、同じステージを何百、下手したら何千回と繰り返すって感じだね。

入手できるポイントが少ないし交換レートは高いし、しかもこの作品、ミッション回るのに必要な体力の上限がやたら低くって短時間ですぐ全快しちゃうので、イベント期間中は張り付き必須。

そしてイベントミッションでは何故かプレイヤー経験値が全くと言っていいほど入らないので、ただでさえ低い体力上限が更に伸びないという悪循環。

僕がプレイしてた頃は常に何かしらイベントをやっていたので、プレイヤー経験値稼ぎなんてやってる余裕はなかったね。

 

戦艦入手イベントは更に凶悪で、なんとランキング報酬。

もらえる人数も少なめで、自然回復だけではマジで張り付いてないと入手できないレベルだった。
ステージクリアで入手できるポイントの総数で順位が決まるので、イベント産の優秀な戦艦を入手するためには、同じステージを何千回とプレイする必要があるワケだ。

 

 

まとめ

当時は珍しかった鉄血キャラが使えたこともあり半年ぐらいは遊び続けたんだけど、イベントの度に同じステージを何百~何千回とやらされる内に段々、俺は一体何をやってるんだろう・・・? って気分になっていって遂にはやめてしまった。

アンインストールした何か月後かにサービス終了と聞き、だらだら続けなくて良かったとホッとしたのを覚えている。

 

この作品、そもそも初期参戦作品が機体もキャラもスッカスカ・・・はまあ良いとして、その後も一向にまともに増やす気配がなく、運営からやる気が全く感じられなかったんだよね。

一体何のためにリリースしたんだろう? と首を傾げちゃうようなアプリだった。

 

スマホゲー自体あんまりやらないのもあるけど、今まで遊んできた中では断トツでつまらないアプリだったね・・・。