やあどうも、Peter@peters_life0801です。
今回は先日、ニンテンドーオンラインで配信の始まったデビルワールドと謎の村雨城をご紹介。
どちらもプレイは初めてだけど、キャラクターはスマブラで少しだけ知っている作品だね。
お気に入り度
デビルワールド: ★★☆☆☆
謎の村雨城 : ★☆☆☆☆
デビルワールド
1984年に発売。まったく知らない作品だけどデビルが、スマブラに超使えないアシストフィギュアとして参戦しているのは覚えている。
ジャンルはアクションパズルになるのかな?
二種類のルールのステージが用意されており、その後ボーナスステージの繰り返しでゲームは進行していく。
とりあえずルールはA/Bと名付けておこうか。
スマブラのアシストと同じく本作では、デビルが常時いずれかの方向へ画面を強制スクロールさせている。このスクロールによって壁に挟まれる、もしくは敵に触れればミス。
定められた条件を達成すればクリア。
ルールAはいわゆるパックマン。
画面上のエサ(?)をすべて回収すればクリアとなる。
ただしパックマンとの違いとして本作では、十字架を持っていなければエサの回収をすることができない。
また、十字架は短時間で効果が消えてしまうので拾い直す必要があるが
持っている間は攻撃が可能なので、パックマンより難易度は大分低いように思う。
ルールBは類似のゲームを知らないが、とりあえず四隅にある聖書(?)を回収して
中央の矢印があるブロックへすべてぶちこめばクリア。
聖書も持っている間は攻撃可能で、こちらは納品するまで効果が消えることはない。
プレイ後の感想
黎明期のファミコンソフトらしく超シンプルで、失礼ながら今の時代に遊んでもあまり楽しいものではないかな。
倒せない敵が出てきたりマップが複雑になったり、少しずつ難しくはなっていくんだけど
延々同じ事を繰り返すだけだし・・・。
さすがにここまで古い作品は当時の感覚も分からないのだけど、決してクソゲーではなく
どちらかと言うと良作に分類される作品だと思うのだけどね。
システム自体は完成度高めでバランスも悪くないし。
唯一の不満点はクリアに運が大きく絡むこと。
あと一冊聖書を入れればクリアなんだけどこの状態からなかなか右へ動いてくれず、数分間虚無の状態が続いた。
スクロール方向が完全ランダムゆえ、運が悪いと長時間(と言っても数分だろうが)足踏みさせられることになる。
昔の作品だとしてもこれだけはちょっと頂けないな。
謎の村雨城
1986年発売の見下ろし方アクションゲーム。
普通のファミコンではなくディスクシステム対応。
同年に発売された初代ゼルダの伝説を彷彿とさせるが、こちらには謎解きなどRPG的な要素はない。
制限時間内に迷路状のマップを踏破し、最奥のボスを倒せばステージクリア。
デビルワールド同様、本作の主人公・鷹丸もスマブラにアシストフィギュアとしている登場しているが、ハズレ枠の向こうとは違ってまあまあ強い。
操作は方向キーで移動、Aボタンで攻撃。
この攻撃には二種類あり、敵の近くだと刀での斬撃、離れていると投擲になる。
投擲攻撃の性能は拾ったアイテムによって変化するが、初期のもの以外は弾数制。
ただし敵が結構な頻度で補充アイテムを落とすので、弾切れを起こす心配はなさそう。
Bボタンで忍術(?)、一定時間姿を消す。
ほか、画面全体を攻撃する稲妻なんかも呼べるらしい。
使用回数は三度までで回復はできない模様。
ミスしても復活しないので、再使用は一切できないのだろうか・・・?
プレイ後の感想
うん。まあ、率直に言って自分には合わなかった。
自キャラが貧弱なのに敵は数に任せて攻めてくるし、ほぼすべての雑魚が射撃標準装備で弾幕が辛い。
そして操作性が悪く避け辛い・・・のはプロコン(純正)の方向キーが駄目すぎるせいかもしれないけど、こっちは上下左右の四方向にしか動けないのに、敵は斜め移動できちゃうのも厳しいな。
ステージ上には隠しアイテムがあって攻撃すると出現するんだけど、これに自キャラの弾がかき消されたせいで死ぬことがあるし、目の前まで近付かないと出現しない上、即座に相殺不可の弾を撃ってくる固定敵がいたり全体的に理不尽感が強い。
時間制限の厳しさも気になる。
ステージが広く迷路になっている上、敵の数が多いので相手をしていたらすぐ時間切れによるミスになってしまう。
残り時間がわずかになっても知らせてくれないのも不親切。
最初はいきなり死ぬので何事かと思ったよ。
本作より古いスーパーマリオブラザーズでさえ、BGMが変化して注意喚起してくれるのに。
ある程度アイテムによる強化が済んだら、道を塞いでる奴以外は相手せず駆け抜けるのが正解っぽいね。
ディスクシステムの容量のおかげか、同年代のゲームに比べ攻撃方法は多彩だと思うんだけど
ゲームバランスが悪すぎて台無しになっている印象。
巻き戻し機能を駆使しまくってクリアはしたけど、もう二度とプレイしたいとは思わない。
弾幕系のゲームは一見理不尽に見えるものの楽しい作品が多い。
それは敵の攻撃が激しい分、自キャラも強いし当たり判定も小さく設定されているからなのだけど、本作にはそのどちらもないからなぁ。
とはいってもファミコン黎明期のゲームに、円熟期の作品の常識を当てはめるのも酷というものか。
まとめ
追加頻度が落ちている上に最近はあまり面白い作品が配信されないね。
決して古いからつまらないわけじゃなく、ファミコンでも今遊んでも楽しい作品は結構ある。
配信済みタイトルにもマリオやカービィ、ダウンタウンシリーズをはじめ
初見でもゴッド・スレイヤーやガンデックなど楽しめた作品は複数ある。
最近はファミコンの中でも特に古い、シンプルすぎるソフトに偏りすぎてると思うんだよね。
忍者じゃじゃ丸くんとかスーパーチャイニーズなんかは、続編が面白かった記憶があるんだけど一向に配信されないし、まだまだ良い作品はたくさんあるからネタ切れだとも思えないんだけどなぁ。
でも上記二タイトルは他社製だから難しいのかな。
任天堂タイトルならばもう、ファミコンの名作は一通り揃っている感じもするし。
でもオンラインプレイがメインのサービスとはいえ、それも他機種に劣っているので
価格の安さを考慮してももう少し頑張ってほしいところ。
買い切りゲームのラインナップは素晴らしいハードなんだけどね。