やあどうも、Peter@peters_life0801です。
本日はWhile the Iron’s Hotというゲームをご紹介。
タイトルは訳すとそのまんま、鉄は熱いうちに打て。
基本システムは面白いのに完成度が低いね・・・
進行不能バグに見舞われたのでプレイ時間は約9時間でギブアップ。
お気に入り度:★★☆☆☆
概要
2023年12月5日配信開始。
Switch、Xbox、PS、PCと一通りの機種に対応しておりお値段は1980円。
主人公は腕利きの職人が集まる地・エリアンを訪れた鍛冶屋の若者。
一旗揚げることを夢見ていたが彼の地ではすでに鍛冶屋が絶えてしまっており、主人公がその再建を一手に担うことに。
エリアンの地を旅して腕を磨き、かつての栄光を取り戻そう!
鍛冶屋が題材ではあるがゲームシステムは経営シミュレーションではなく、アクション要素もあるアドベンチャーRPG。
ワールドマップで新たな目的地を目指し、横スクロールの街やダンジョンで謎を解いていくが戦闘は無い。
ダンジョンでは奈落が広がっていたりするが、落ちることはできない仕様になっており
死亡によるゲームオーバーなどは一切ないため、ゲーム初心者でも安心して遊ぶことができる。
基本はバッチリ、良い感じ!
基本とはすなわちゲームとしての楽しさ、それを彩るBGMといった雰囲気などなど。
鍛冶屋だけに自分で作ったアイテムで住人の悩みを解決していき、自分で作ったアイテムで
行動範囲が広がっていき、新たな素材を入手できるようになるワクワク感は特筆もの。
メインの鍛冶は細かい部品を作り、それらをパズル的に(レシピに従って)組み立て、作成してゆく。
鉱石を溶かしてインゴットにし、それを溶かして形を整え、物によっては研磨して──
と割と細かく鍛冶師の仕事を再現している。
僕は大好きだがちまちました作業ゲーなので、好き嫌いは分かれるかもしれない。
ジャンルは違うが面白さのタイプとしては、アトリエシリーズと同種のような気がするね。
音楽もちょっとアトリエっぽさがあるように思う。
タイトルで流れる曲は美しいとしか言いようがない素晴らしさ。
でもグラフィックはもう少し頑張ってほしい・・・と言うか出来は悪くないんだけども
キービジュアルが日本でも受けそうな良い感じの絵なので、ゲーム内でもこれがイメージできるグラだったら良かったな。
気になった点
進行不能バグあり!
このエリアに指定されたアイテム4つを作成し、設置する謎解きがあるのだが
再度訪れるとインタラクトできなくなっており、これ以上進めなくなってしまった。
先に2つだけ完成させて設置しておいたのだけど、それが原因なのかなぁ・・・。
ここがどうにかなっても、別のキーアイテムを渡す相手に話しかけられなくなっていたので
やはり先へは進めそうにないのだけどね。
しかしそんな誰もがやっちゃいそうな内容で、こんな深刻なバグが発生するのを見落とすかなとも思うし原因は別なのかもしれない。
いずれにしてもあってはならないバグだし残念。
その他確認済みのバグ
いずれも害はそんなにない。
・とあるダンジョンに登場するコウモリのような怪物が攻撃してこなくなる。
これはプレイヤーに有利に働くバグ。
・クエスト一覧の表記バグ。内容自体は分かるので害は無いに等しい。
UIがいまいち
まとめて作成できる機能があるのはありがたいが、数指定がやりにくすぎる。
決定ボタン長押しで選択中の素材を全投入できるが、例えば100個中50個使いたい場合は
50回ボタンを連打しなければならない。それを素材の種類数だけ──となると、かなりの手間。
一括投入は別ボタンで長押しは高速投入、もしくは素材設置時に10個、30個、50個~みたいに
大雑把に指定できる機能があれば良かったね。
また、画像の組み立てシーンはキーレスポンスが悪く、アイテムの選択や設置が1マスずれてしまうことが非常に多い。
致命的に悪いとまではいかないが、改善の余地は大いにある。
まとめ
上にリンクを貼った二つのゲームもその類なのだけど最近、すぐ気付けるような致命的なバグを抱えたままリリースされるゲームが多くないかな。
で、ミネコは処女作だから仕方ない一面もあるが、本作とスピリットティーは
内容自体はかなり良いのだから、バグで進められなくなるのが本当にもったいないんだよ。
進行不能になるまでは夢中になって遊んでいたのだし。
プレイに支障を来す深刻なバグは、例えどんなに素晴らしい作品であってもその一点だけで評価を地に墜としてしまう。
信頼は得るのは難しく、無くすのは容易いものだからもっと気を使ってほしいものだなぁ。
インディーズに限らず大手の作品でも、後からパッチで直せばいいやと思ってそうな会社は結構あるしね・・・。
修正されれば恐らく再開するけど、心証は悪いままだと思う。
申し訳ないけれど。