【重要なお知らせ】
『インペリアル サガ エクリプス』は2024年12月26日(木)11:00をもちまして、サービスの提供を終了させていただきます。#インサガEC
— インペリアル サガ エクリプス公式(インサガEC公式) (@imsaga_ec) May 30, 2024
ああ、とうとうこの時が来てしまった・・・。
いやね、攻略動画とかサイトとか全然盛り上がってないし、適当に遊んでる自分でもダメージランキング常時3桁台だし、ファンでありながらも正直なんで続いているんだろう、と思っていたゲームではあるんだよ。
最近はガチャ追加も新規絵がなく、アートキャラ(原画)ばかりで危ない気はしていたのだけど、それでもいざサ終と聞くとやはりショックは大きい。
どれぐらいプレイしていたんだろうかと調べてみたところ、2023年9月9日に通算1400日目のログボをもらっているね。
(日付は画像では確認できないがスクショの撮影日より)
今日が2024年5月31日なので・・・1650日ぐらいかな?
大体4年半ってところなので、これだけ遊び続けてりゃ愛着も湧いてしまうよね。
で、やめずに続けてたってことは当然楽しんでいたわけだよ。
ということで過去に記事を書いたこともあったが、お見送りの意味も込めて本日は改めてインサガECの魅力を振り返ってみようか。
【評価/レビュー】 インペリアルサガ・エクリプス 【インサガEC】
シナリオが素晴らしい!
大体の人は良い点一つ挙げろって言われたら、これを選ぶんじゃないかな。
すべてのサガ作品が融合した世界だけあって、「こんなのが見たかった!」っていうクロスオーバーをしっかりやってくれているのは最高だった。
そして原作では悲惨な末路を辿ってしまったキャラたちが、新世界では幸せに暮らしているのも良いよね。
取り分け原作が重い話だったサガフロ2キャラが顕著で、リッチが家族と暮らせていたり
サルゴンやギュスターヴ14世が救済されたり、クロスオーバーともどもファンが夢見るであろうIFを書き切ってくれたのには感謝しかない。
画像のサルゴンイベントはつい最近のものだがうるっときた。
味方サイドだけでなく完全な悪とは言えぬキャラであれば、敵サイドにも救いがあったのも素晴らしい。ロマサガ2好きとしては、オアイーブと七英雄が和解するシーンを見せてもらえたのは嬉しかったよ。
シナリオに関してはサービス終了後も、アーカイブとしてWeb上で見ることができるようにするらしいので、本作を遊んでいなかったサガファンは是非触れてみてほしい。
オリキャラも良いぞ!
単純にみんなデザインがかっこいいのよ。
そして・・・ちょっとここから先、ロマサガRSを引き合いに出して語るのであちらのファンは読まないのをおすすめ。改行で間を開けたので、読んで頂けるならスクロールしてね。
かつてロマサガRSもプレイしていたのだけど、向こうは何年か前に引退してしまっている。
理由は二つあってまずストーリーがつまらないこと。向こうもすべてのサガキャラが登場するのに全然クロスオーバーしないし、イベントに至ってはそもそも物語が用意されてすらいない。
そしてもう一つ。何より鼻についたのがドット絵+懐かしいキャラを広告などでは前面に押し出しているのに、ストーリーもガチャもひたすらオリキャラのゴリ押しで嫌気がさしてやめてしまったというわけだ(自分がやっていた当時の話。今はどうなっているか知らない)。
完全に新規でオリジナルの作品ならばともかく、原作がある以上は敬意を払うべきだと思うんだよ。何もオリキャラを出すな、活躍させるなと言っているわけではなく限度があるだろって話。
その点、このインサガECはすでに述べた通りデザイン等が良いだけでなく、原作キャラを踏み台にして大活躍するようなこともなく上手く共存できていたと思う。
リベルもアデルも、他のキャラたちも大好きだがこれがもし、イベントごとに原作キャラはチョイ役の踏み台扱いで、ガチャも彼らばかりが追加されていたなら恐らくうんざりしていて、今日まで続けていることはなかっただろう。
もちろんリベルなどは主人公なので相応の見せ場があって活躍はするのだが、それを成し遂げられたのは原作キャラたちの力添えがあってこそのこと。
インサガオリジナルと原作、双方のキャラクターたちがお互いを引き立て合い
魅力を高め合って、それぞれに見せ場を生み出しているシナリオライターの手腕は見事という外ない。シリーズに対する深い愛情がなければ、きっと生み出せないだろう内容ばかりだった。
RSにはこの原作愛やリスペクトが一切感じられなかったんだよ。
キャラの扱いもそうだし、一部キャラの性格にも違和感があった。
※別記事でも述べた気がするが何故かアザミが無口クール系だったり。ロマサガ2本編でもほとんどセリフはないが
加入イベントを見るにインサガのようにおちゃらけた性格の方が正しいだろう。ギュスターヴの一人称も違和感。
公的な場では私で、近しい者と話す時だけ俺になるのも彼の魅力なのだが(これもインサガではきちんと表現している)。
昔のサガシリーズのファンだから始めたゲームなのだが、リベルたちに出会えて本当に良かったと思っているし、彼らを生み出した製作者様にも感謝しているよ。
推しを贔屓し倒せるゲームシステム
なのだがここに関してはこれまで挙げたものほど、手放しで褒められるものではない。主に伝説システムがあるからこそなんだけど、すべてのキャラに用意されているわけではないからね。
後付けで地相システムが追加されたことで、伝説ならではの属性を変えながら色んなステージで活躍させるのが難しくなったのも痛い。
とはいえ自分の推しの場合はギュスターヴ、アイシャ、ジェラール、モニカあたりがずっと使い続けられる性能だったんで満足っちゃ満足。ハリードやカタリナ、ミカエルにルビィなど好きでもずっと微妙だった伝説キャラも数多いが・・・。
あとはレオンとシャール、サガ3勢が最推しの一角なのだが、結局伝説は来ないまま終わりそうなのは残念。デューンとシリューはそろそろ来そうな感じだったんだけどな。
レオン様はロマサガ2キャラで固めた場合は超強いので、伝説なしでも最後まで余裕で使える性能だけどね。先述した他のキャラたちも十分すぎるほど優秀。
話が逸れてしまったが推しの強化ポイントについて語ってみよう。
まずは伝説強化。名声ポイントが一定量貯まるごとにステータスが強化でき、伝説キャラはこれの上限が非常に高く設定されているので使い続ければ単純に、通常キャラよりも基礎パラメーターが高くなる。
この壮年ギュスの絵が死ぬほど好き。
こちらは同じアタッカー枠である、通常と伝説のギュスターヴだが性能差は一目瞭然。通常の方は重ねてなかったり、レベルも110だったりするがそれらを考慮しても圧倒的な差がある。
パラメーター以外でもキャラ特性スキルを二つ装備できるのも強み。
あとは伝説に限らず推しを強化できるポイントとして、強敵リワードは良いアイディアだったと思う。
・・・が、こちらはサポートキャラ強制だし、リワードも何故かキャラ別ではなく衣装別であったため、面倒すぎて結局ほぼ手を付けなかった。せめて伝説編纂が編成画面でもできればなぁ。
あとサポートが足引っ張りすぎて敵によっては勝つのもしんどい。
※すでに引退した人やサポート枠を更新しない人が多いため、戦力にならないキャラが大半。
ともあれハードルは高いが、レベルを上げる以外にも強化要素が色々あった点は評価したい。
まとめ
1~2年以内の早期サ終はともかく、長い間続けていた作品の別れに立ち会うことになってしまったのは今回が初かな。
そしてこれ言うと怒るファンも多いだろうけど、僕はアンサガ以降の作品は好きではないので
本作のサービス終了をもってまた何か新しい動きでもない限り、自分とサガの関係はこれにてプッツリと切れてしまうことになる。
※とはいえアンサガとサガスカはいずれもギブアップしたが、世界観やキャラは大好き。
特に前者はお気に入りで、ロマサガやサガフロっぽいゲーム性でリメイクしてほしいものだね。
制作中と噂のフロ2リマスターが出たら買うが、いずれにせよそれが終わってしまえば当面、サガに触れる機会はなくなってしまう。
そう考えると子どもの頃に色んなサガにハマり、とても思い出深いシリーズであるので何とも寂しく感じてしまう。自分が思っていた以上に、本作は大きな存在だったのかもしれないな。
まだ気持ちの整理はつかずもやもやするが、終了まで約半年ある。
その時が来るまでこれまで通り遊び、出来るならば晴れやかな気持ちで見送ってあげようと思う。
スタッフの皆様方、素敵な作品をありがとうございました。
おまけ
ギュスと違ってアイシャには一番好きな小林絵がついに来なかった・・・。
最後にもういっちょ推しキャラ自慢。
上に画像貼った伝説ギュスと佐賀アイシャが優秀すぎて頼りまくった結果、この二人だけ名声が貫録の一千万超え。キャラ名・翠の称号がその証なのだ。
アイシャは手持ちでは火属性の最強アタッカーも兼ねていたし、水や魔でも優秀なサポーターだったので恐らく我が軍一番の功労者だった。
両名とも性能どうこうじゃなくキャラとしてトップクラスに好きだし、結果として大活躍させられたのはファンとしてありがたかったね。