イモータルズ フィニクスライジングを遊んでみた感想  

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やあしばらくぶりです、Peter@peters_life0801です。

 

先日発売したゲームソフト、イモータルズ フィニクスライジングを購入、遊び始めてみたよ。

購入した機種はSwitch。手持ちの機種ではXbox-oneでも出ているので
実績があるし性能的な問題もあるしで、本音を言えばXbox版が良かったんだけど・・・

日本では不調なXboxでは長らく、ほとんどのソフトがダウンロード版でしか販売されてないんだよねえ。

コロナ禍で収入が激減していることもあり、仕方なく遊んだ後に売れるSwitch版を購入したわけ。
Switchのソフトは値下がりしにくく、高く売れるのも魅力的だよね。

 

それはさておき、早速ゲームをプレイしてみよう。

 

 

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キャラクリエイトは簡素

オープニング後に操作キャラとなる主人公のクリエイトが可能なんだけど
パーツ数は少なく、目など各部位の大きさや角度なんかも調整できないし、声も男女で1種類ずつしかない。

スカイリムのようなキャラクリを期待すると肩透かしを食らうこと間違いなし!

 

キャラクリできるゲームでは大体、スキンヘッドで髭を生やした渋い黒人男性を作成するが本作は・・・・・

 

 

うん。髭がどれも絶妙にカッコよくない。画像のもっと短く整ったやつが欲しいのよ。

1種類しかない声はかなり軽いし、童顔で目が優しすぎるのも好みじゃない。
スキンヘッドが無いのもアウト。五分刈りじゃーダメなんだよ!

そして筋肉が足りてないし、年齢の調節もできずシワなどが無くお肌ツルツルなので、屈強な戦士然とした漢はとても作成できそうにない。

優男を作る分には問題ないと思うんだけどね。

 

 

女性の声は少しハスキーでカッコいい感じなので今回は女性キャラで作成。
※日本語ボイスの話。英語や中国語ボイスだとまた違うイメージの声なのかも。

 

 

うむ、勇壮な女戦士って感じで良いね。
男は微妙だけど女はカッコいい美人に作成できる。

 

上でスカイリムを引き合いに出してキャラクリが微妙などと言ったけど、実際プレイが始まると
よく喋るし表情も実に多彩でまるで既製のキャラクターのよう。

これだけ作り込まれてるならクリエイトの幅は狭くとも悪くないね。
セリフの量を考えればボイスが1種類ずつしかないのも仕方ない。

 

ただまあ、逆に言えばベラベラ喋りまくるので、ロールプレイがしたい人にはトコトン合わないだろうけど。

 

 

 

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良質なオープンワールドゲー

オープンワールド型のアクションRPGで最初からすべての地域を移動できるわけではなく、
物語の進行に沿って主人公のアクションが強化されていくことで、新たなエリアに進出することができるようになっていく模様。

フィールドには高低差を活かした謎解きやアイテム収集要素など多彩なギミックが用意されており、ギリシャ神話を軸にした世界観が醸し出す景色が美しいこともあって探索が楽しい。

豊富に用意されている謎解きは結構難しかったり意地が悪いものもあるので、これは好き嫌い分かれるかもね。

 

 

ゲーム開始時は岩山がニョキニョキ突き出て草木も少ない陰気な場所だったが、少し進めて到達した
永遠の春の谷はその名の通り、緑豊かな美しい場所。恐らく地域ごとに特色のある景色が用意されているのだろう。

そこかしこに文明の名残があるのに魔物しかいないっていうのは、ダークソウル的な不気味さがある。
本作はコメディ色の強いストーリーになってるんだけどね笑

 

 

ゼルダのパクリだって?

何やら、本作をゼルダの伝説BOTWのパクリだとか言う人を見かけるし
グーグル検索のサジェストでもイモータルズフィニクスライジング パクリ  ゼルダなんてのが出てくる。

・・・いや、僕はそっちは未プレイなんだけども、オープンワールドの洋ゲーを多く遊んできた身からすれば、ゼルダ発売前からこんな感じのゲームは結構あったよ。

 

本作の高低差を活かしたアクションは、アサシンクリードシリーズやシャドウオブシリーズを連想するし、他にも一人称と三人称という視点の差異はあれど、ダイイングライトとかもそうだね。

滑空だってジャストコーズやセインツロウという先駆者が既にいたわけで。

 

ダッシュでスタミナを消費するのもゼルダっぽいっていやいや、オープンワールドなら大概の作品にあるでしょ、そんなもん。

多分僕が初めて遊んだオープンワールドがPS2のGTA3(2001年)なんだけど、スタミナ制限付きのダッシュなんかその頃からありましたってーの。

 

確かに色んなゲームの良いとこどりをしてる感じはあるけど、ゲームってそうやって進化してきたもんでしょ?

それ抜きにしたってベースはいつものUBIのオープンワールドって感じだよ。

 

好きなゲームを持ち上げるのは当然の心理だし否定はしないけど、それをもって他のゲームに排他的・攻撃的になるのは感心しないし、いたずらに敵を増やすだけだからやめた方がいいと思うんだ。

 

 

 

 

 

良かった点 & 気になる点

現状で良かった点、気になった点をいくつか簡単に。

 

・神々の神器を使ったアクションやキャラ育成が楽しい

崖を上って泳いで潜ったりしながらアイテムを探索して・・・
戦闘では成長するにしたがってスキルやコンボが増えていく。
豊富なアクションに、キャラクターのパワーアップを実感しやすいシステムはゲームへの没入感を高めてくれる。

豊富な収集アイテムがキャラの強化に直結しているのも良いね。

 

 

・装備品の見た目を変更可能

本作は装備アイテムによってグラフィックが変わるが、入手済みの物ならばデザインだけを
他の装備品に適用することができる。つまり、この鎧強いけど見た目が酷い・・・なんてことがあっても
性能そのままで、外見だけをお気に入りのものに変更することができるというわけ。

また、頭装備は非表示にすることもできる。ドラゴンエイジか何かで見かけた気がするけど
兜がどれもこれもダセーよ! って人には嬉しい機能だね。

 

 

・声優陣が豪華?

なのかどうかは知らないけど、洋画の吹き替えでよく聞く声が多いと思う。
豪華かどうかはさておき棒読みのキャラクターもおらず、実力派ばかりだという印象。

ゼウスの声が昔の波平そっくり(故・永井一郎氏)なんだけど・・・どなたなんだろう。
クレジットでの並びからすると高岡瓶々氏か塾一久氏のどちらかだと思うんだけど。

※両名とも僕は存じてないが、wikiによると洋画や海外ドラマの吹き替えをよくやっているみたい。

 

 

 

ここからは気になった点。

 

・酔う!

僕は、自分よりゲームで酔う奴はこの世にいないはずと自負するほど3D酔いするんだけど、このゲームも少し酔う。アイテム探しや謎解きでカメラをグリグリ動かすのと、フレームレートが低めなせいだろうか。
(フレームレートに関してはPSやXbox版だとマシかも?)
ゲーム酔いしやすい人は購入前にYoutubeなどで、手持ちの機種版のプレイ動画を見てみるのが良いかも。

 

・UIの使い勝手は悪い

メニュー画面はスティックを倒すと動く照準を、各項目に合わせて選択する形になっている。
オプションの音量や画面輝度といった調節バーの調整までこの方式になっており、非常にやりにくい。
セーブなど一部のメニューを実行するには何故かボタンを長押しする必要があったり
かなり独特で使いにくい仕様となっている。これは慣れるのに時間かかりそう。

 

また、初期設定ではRで剣攻撃、ZRで斧攻撃と、メインとして使う攻撃アクションが変な位置に割り当てられているので操作しにくい。

一応キーコンフィグはあるんだけど、どうも初期設定から変更すると特定のアクションが使えなくなるっぽい?

例えば僕はYを剣、Xを斧にしたいんだけどそうすると、いかなる状況でも斧攻撃が優先されてしまい、Xボタンによる岩などを持ち上げる動作ができなくなってしまう。
ならばと持ち上げる動作を他のボタンに割り当ててみると、またも競合する他の動作が優先されてしまう。

良くも悪くもアクションの数が多く、デフォルトでも競合するボタンが多いのが何か悪さをしているんだろうか・・・。

 

 

・バグ?仕様?



 

謎解きにスライドパズルがあるんだけど普通に動かそうとすると、外枠に主人公が引っかかってブロックを押せない。

スティックをほんの少し、ごくわずかに倒すことで押すことができるんだけど力加減の微調整が難しい。動き始めたらあとは全倒しでOK。

いくつか遭遇してこの水辺のパズルのみ、普通に動かせなかったので恐らくバグなのかな。

スティックをちょこっとだけ倒せば押せるということになかなか気付かず、たった4枠のめちゃくちゃ簡単なパズルなのにクリアに30分以上かかった。

 

ご丁寧にちょっとだけ動いて押し戻されるというエフェクトになるため、ブロックを動かすには何か他の謎を解かなきゃいけないのかと付近を彷徨ったりね。

 

 

 

 

まとめ

10時間ほどプレイしての記事になるが現状、かなり楽しんでいる。
ボリュームはかなりありそうなので長く楽しめると思うんだけど、先述した通り酔うので少しずつしか進められないのが残念。

同じ酔うゲームでも本作の場合、比較的症状が軽めで済むのでよっぽど弱い人でない限りは大丈夫な気もするんだけどね。

 

探索が好き、オープンワールドが好きという人にお勧め。

現状、攻略サイトなんかも情報がスカスカであんまり日本では知られてないみたいなんだけど、隠れた良作だと思うよ!

年末年始は自宅で神話ライフを、是非。