【評価/レビュー】 Turnip Boy Robs a Bank 【カブボーイ再び!】

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どうも、Peter@peters_life0801です。

少し前からゲームパスで配信が始まったTurnip Boy Robs a Bank。
前作に当たるCommits Tax Evasionがそこそこ楽しかったので、本作も期待していたのだが何と日本語ローカライズがされていなかった。

英語でも遊べなくはないのだけど、他言語でのプレイは疲れてしまうのでスルーしていたが、先日のアップデートによって日本語が追加されたので遊び込んでみたよ。

ってことで本日はこちらをご紹介。

 

なお、前作は何故かXboxのホーム画面でのみ、タイトルが
カブ坊主、脱税を犯すというとんでもない邦題で表示されていたが、今作は原題と同じく英語のまま。

同じセンスで訳すならこちらはカブ坊主、銀行を襲うといったところだろう。
いやまあ、前作の邦題も直訳すれば確かにそうなるんだけどね・・・。

 

対応機種はPC、Xbox、Switchの三機種。
ただしSwitch版は2024年5月現在、日本では何故か配信されていない模様。

 

お気に入り度:★★★☆☆

 

 

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脱税の次は銀行強盗!

戦闘システムは変わったものの前作と大差なく、今回もブラックジョークまみれの頭の悪い作風(褒め言葉)、難易度も低めであるため肩肘張らずに遊ぶことができる。

戦闘はいわゆるツインスティックシューターというやつに変更されている。右スティックで狙いを付けて他のボタンで撃つってやつだね。割とよく見るジャンルだが、ゲーマーなら誰でも知ってるってレベルの有名作品はない気がする・・・僕が知らないだけかな。

 

ゲーム内容は銀行強盗ではあるが、同じ銀行を何度も襲っては逃げるというよく分からない仕様。
拠点と銀行を往復することになるわけだが、まあこのシリーズに常識なんてものを求めるのは野暮だ。

マップを動き回って一般人からお金を強奪したり、美術品を盗んだり──

 

 

稼いだお金で自キャラの強化ほか、便利アイテムなどを購入でき、やがては金庫破りなどもできるようになっていく。アイテムは高価だがさらなるお金を呼び込むので、ジャンジャン自分に投資しよう。

 

右上のタイマーはいわゆる制限時間。こちらもお金で時間を延ばすことができる。
0になると敵である警官が増えるが、ぶっちゃけ大した脅威ではないので割とゆったりプレイしても大丈夫。

ただし時間切れ以降は今度はGTAの手配度のように星がどんどん増えていき、これが最大になるとスリップダメージを受ける(?)毒ガスが散布されてしまう。即死するわけではないし散布開始までの時間も長めなので、そんな焦らなくても大丈夫だけどね。

 

強盗とは穏やかではないが、あくまでゆるいゲームなのだ。

 

 

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なんかよく分からんけど感動する

 

ストーリーはいまいちよく分からないけど、ただの銀行強盗からどんどん話が壮大になっていき、クライマックスではボーカル付きの曲が流れる中を宇宙で戦ったり、何かよく分からんけど感動する笑

整合性なんて多分ないし後になって冷静になると、「なんだこれ」って思っちゃうんだけどな!

前作もそうだけど勢いだけで押し切って感情を揺さぶってくるのは、昔の少年漫画に通ずるものがあるような気がしなくもない。要するに矛盾や粗なんて捻じ伏せてしまうほど、力に満ち溢れた作品なのかもしれないな! 面白ければ整合性なんてそんな気にならなくなるものなのさ。

 

 

誰でもクリアできる親切設計!

オプションのアクセシビリティから無敵化、ダメージアップ、オートエイムなど色々なチートを使用できる。多分実績解除への影響もないっぽい。

この項目を開くと

カブボーイはできるだけ多くの人にプレイしてもらうために作られました!
問題がある場合や行き詰まった場合は、上記のオプションを使ってみてください!

というメッセージが添えられている。

 

元々ぬるいゲームなのだが上級者向けの難易度も用意されているし、幅広いユーザー向けに遊びやすく調整してくれている姿勢は好感が持てるよね。

 

 

気になった点

運ゲー要素あり!

メインマップは固定なのだがエレベーターの行先のみ、入る度にランダムに決定される。


扉のデザインでワープ先はある程度判別可能。

 

困ったことにタスク(サブクエスト)に関わるキャラが結構な数、エレベーターでのみ行けるエリアにいるため、クリア条件を満たしても運が悪ければなかなか会うことができないというわけだ。

居場所が定まらないせいか、誰がどのタスクに関係しているのかもいまいち覚えきれず。
対象は近付くと特殊なアイコンが表示されるので、何らかのタスクの関係者であることが判別できるのは助かるけどね。

欲を言うならば誰がどこにいるのか、地図にも表記してほしかった。地名だけでもいいし。

 

 

武器のステータス表記がない

数十種類もの武器が登場するが拠点でしか与ダメージを確認できないため、どれが強いのかいまいち分からない。与ダメージやDPSを確認できる項目が用意されていればなと。

最大でも3個(ロッカーを使った場合)までしか持ち帰れないのが、この分かりにくさに拍車をかけてしまっている。

 

 

まとめ

 

プレイ時間は5時間27分で実績全解除。楽しい作品なのだが前作同様、ボリュームはあまりないので1700円は少しお高く感じる人も多いかも。

2024年5月現在はゲームパスで配信中であるため、加入者ならば是非。
面白いし実績コンプも簡単と、二重の意味でおすすめできる作品だ。

 

【評価/レビュー】 Turnip Boy: Commits Tax Evasion