やあこんにちは、Peter@peters_life0801です。
本日はコードヴェイン(Code Vein)というゲームをご紹介。
まず言っておくと白い血の聖堂と言うダンジョンでギブアップした時点でのレビューだ。
プレイ時間は9時間28分48秒でレベルは44。
ギブアップしてる時点でお分かりだろうが、僕には全く合わないゲームだった。
これでも大分我慢して続けたんだけどね。
お気に入り度:★☆☆☆☆
概要
2019年9月にバンダイナムコより発売。対応機種はXbox one、PS4、STEAM。
ジャンルは公式サイトによればドラマティック探索RPGらしい。
| CODE VEIN | バンダイナムコエンターテインメント公式サイト
ゲームシステムはバディと呼ばれる相方NPCが随行する以外は、ほぼダークソウルなので特に他に説明する点はない。
ヤドリギと言う名の篝火、経験値とお金が共通で死んだらドロップ。
でも回収可能etc…いわゆるソウルライクというやつ。
地面に落ちてるアイテムのアイコンまで、めっちゃダークソウル!
良かった点
グラフィックはそれなりに綺麗なのと、ダークソウルでいう所の素性がいつでも変更可能。
加えてレベルアップによるステータスは割り振りではなく一律上昇なので、良くも悪くも育成に悩む必要はない。
ぐらいかなぁ。
気になった点
マップデザインが酷い
しばらくゲームを進めていて思ったのが、やたら道が狭く穴(落ちたら即死の奈落)だらけのマップが多いという点。
敵の攻撃によるノックバックや軽い操作ミスによる落下死が頻発し、死因の9割以上が落下によるものだった気がする。
道が狭いので必然的にやたら入り組んでいるし、これは崩壊後の世界と言う設定もあるから仕方がないが、景色が単調でつまらないのも問題だ。
どこもボロボロになった街って感じでね。
と、思ってたら幻想的な絶景が現れ・・・
おお、ここからゲームが面白くなるんだな! きっと!
って思ったその数分後に絶望の底へ叩き落されたんだけどな!
ここが冒頭で書いたギブアップした場所=白い血の聖堂で、調べてみたら皆が口を揃えて
二度とやりたくないクソマップって言ってるようなダンジョンっつーね笑
今まで以上に狭く穴だらけな上に高低差があってマップはほぼ役に立たず、敵もワラワラという酷い場所だった。
こういうのもどうかと思う
単純に構造の酷さのみならずデザインも気になってしょうがない。
例えばこのハシゴ、ゲームを進めて傍に秘密のボタンがあることを知ってそれを押さないと降りてこず使えない、なんて変な展開があるんだけど、どう見てもちょっとジャンプするだけで手届くよね?
いや、そういうゲームは他にいくらでもあるけどこのゲームの場合、とある謎を追っていて
このハシゴの先を調査したいけど、降ろし方が分からないからそこへは行けない、みたいなことを登場人物が口走るわけよ。
ジャンプしても、そこらの瓦礫持ってきて踏み台にしても届くだろ、ってツッコミたくもなるもんさ。
キャラクリが微妙
これ、よそのサイトでは結構評判良いんだけど僕には微妙だったなぁ。
ってーのもアニメ調の若い美男美女は簡単に作成できるけど年齢はいじれないし、男キャラに髭を生やすことすらできない。
キャラクリできるゲームでは大体、こういう渋い壮年の男性で遊ぶんだけど優男しか作れない場合は女性でプレイする。
ってかNPCにこういう人物いるのに、何で自分では作成できないんだ・・・。
うちの主人公。
日本アニメ的な萌えキャラは男女問わず適当にやっても作れてしまうので、こういう絵柄が好きな人にはウケが良いと思うが・・・。
あとはゲームの設定上、探索中はガスマスクみたいなのを付けるので顔が半分、選んだ種類によっては全て隠れる。
これ怒ってる人が多かったので、気にする人は注意すべし。
僕はそこはどうでも良かったんだけど。
理不尽なゲームバランス
ダークソウルのようなゲームだが、こちらには説明した通りバディと呼ばれる仲間が存在する。
そのためか敵は仲間がいること前提であるかのような強さに設定されていて、攻撃しても全然怯まないし隙は無いし攻撃範囲は広いしで・・・。
ノーモーションで高速突進技使ってくるとかさあ。
自キャラは大型武器を使っていても敵のスーパーアーマー発動しまくりなのに、バディの攻撃では何故かやたら怯む。
そしてバディを無視してこちらへ突っ込んでくることが多いので、釣り出してバディが殴ったら怯んだところを囲んでボコる、という何とも微妙なゲームデザインに仕上がっている。
と言うかプレイヤーキャラに対して仲間や敵の強さがおかしいので、少なくともボス戦以外では自分いなくてもいいんじゃね? って気がしてしまうね。
※他の仲間は知らないけどとりあえずヤクモは異常に強い。
よそでもレベルを上げてヤクモに殴ってもらうゲームなどと書き込まれていた。
ボスはゴリ押しが正義?
前述したとおり攻撃のバランスがおかしいので、ボス戦は下手に回避などを意識せず、仲間と一緒にゴリ押した方が勝率良い気がする。
連続で攻撃当てればダウン状態になってしばらくタコ殴りにもできるしね。
いや勿論、回避も大切だけど相手の残り体力や状況次第では、ピンチに陥っても下手に立て直しに徹するよりはガムシャラに殴った方が勝てると思うんだよ。
ノーモーションだったり発生の異常に速い突進技があったりするので、下手に逃げて回復しようとするとモーション中に喰らってさらにピンチに、なんてことがしょっちゅうあるからね。
ソウルシリーズのような達成感はあまりなく、あー勝てたわーぐらいにしか思わないのが何とも。
まとめ
ザックリと言えばダークソウルからゲーム性を差っ引いて、萌えとエロを突っ込んだゲーム。
ソウルライクの死にゲー入門用に良いという意見を聞くけど、バディありきのバランスになってるんでこれは逆に、ソウルライク入門者にはお勧めしちゃダメだと思うんだけどなぁ。
正直序盤からつまらなくて、いつかは面白くなるはずと我慢して進めたが、聖堂で心が折れたのは既に説明した通り。
ダークソウルシリーズの戦闘バランスやマップデザインって、よく出来てたんだなってのを再認識することができた作品だった。
久々にああいうタイプのゲームやってみたくなってきたし、評判の良い仁王2でも買ってみようかな。
追記:買った。