やあどうも、Peter@peters_life0801です。
本日はGrounded(グラウンデッド)というゲームをご紹介。
マイナーだと思うけど、とある人気Youtuber様が実況をしているので、そこから知った人も結構いるんじゃないかな? って作品。
10時間程度でギブアップしたので浅い記事になっちゃうけど、アイディアは良いのに粗削りすぎるかなって感想だね。
お気に入り度:★★★☆☆
概要
2022年9月28日発売。
Xbox oneとシリーズおよびSTEAMで配信中。お値段は4290円。
開発はオブシディアンスタジオで、うちで記事にしたものならザ・アウターワールドを製作したところ。
【評価/レビュー】 ザ・アウターワールド(THE OUTER WORLDS)
ジャンルはArkやコナン: エグザイル(邦題アウトキャスト)などが有名なサバイバルもの。
採集や狩りによって拠点を構築して装備を強化し、探索範囲を広げていくゲーム。
飲み水や食料の確保も重要。
本作最大の特徴は現実世界が舞台というその世界観。
謎の科学技術の暴走に巻き込まれ、体が小さくなってしまった主人公たちが
どこぞの家の庭(?)で元に戻るため謎を解き明かしていくという内容だ。
体が小さいということはただの虫ですら脅威となる。
そう、本作の敵は虫。
カートゥーン調のグラフィックなのでリアルさはないけど、苦手な人はダメかも?
蜘蛛だけはオプションで足を非表示にしたり、さらにデフォルメしたりできるよ。
倒した虫などから得られる素材で装備品を作って自身を強化し
お腹が減ったら虫を食べるのだ!
でもゾウムシの焼き肉ってどうなん!?
脱線するけど僕は虫ならイナゴだけ佃煮を食べたことがある。
昔、旅行先の長野のホテルで確か出てきたんだったかな。
小エビっぽくて割と普通においしかったよ。
豆と一緒に甘辛く煮込んだやつあるじゃん?
あれのエビと同じ感じ・・・って調べたらこれ、滋賀の郷土料理だったのな。
ゲームの記事を書いてて、見知った料理が地元にしかないものであることを初めて知ったという。
うちでは普通に食べてるけど買うと結構高いね!
舞台設定は魅力的。しかしそれが足を引っ張っている
自分が小さくなって実在する生物を相手に生き残りを賭けて戦う。
こういうゲームはありそうであんまりないよね。
なのでこの設定自体は面白いと思うし、開始直後はワクワクしたもんだけど。
ある程度慣れてくると、これのせいでゲームとしてはいまいちって部分が多いように感じた。
・代り映えのしない景色
まずはこれ。どこに行っても同じような草むらが広がっているのみで単調。
この手のゲームに重要な冒険をしている感はあまりない。
僕が知ってる作品だとコナン: エグザイルは砂漠からジャングル、綺麗なビーチ、荒野、サバンナ、謎の遺跡、寒冷地帯etcとバラエティに富んでいたため、少しずつ行動範囲が広がっていく楽しみがあった。
これは完全に現実世界の庭らしき場所が舞台になっている弊害だよね。
もっと進めれば変わってくるのかなぁ。
・起伏が激しすぎて見通しも悪い地形
上の景色の問題にも通ずる話だけど、どこへ行っても背の高い草が生えているので見通しが悪い。
さらに地形の起伏が激しいのと、先述した変化の少ない景色でかなり迷いやすい。
人間サイズなら僅かな起伏でも小人視点では崖になったりするからね。
メニュー画面に地図はあるけど時間は止まらないので、眺めている間に襲われることがあるし
(これはサバイバル物では普通の仕様だが)
見通しの悪い似たような地形ばかりで敵から逃げていると方向感覚が狂うし・・・。
・水と食料の入手機会が少なめ
これはゲームが進んでいけば入手手段が増えるかも。
少なくとも序盤では食料となるゾウムシにあまり出会えないし(見かける時はめっちゃ見るんだけど)、肉を確保できてもしっかり時間経過で腐る仕様なのは厳しい。しかも割と足が早い。
喉が渇く速度に反して水の入手も手間がかかる。
そこらの水たまりでも水分補給できるんだけど、お腹を壊して満腹度が大幅に下がるというデメリットあり。
画像のようにたまに草に付いている水滴を飲めば問題ないんだけど、見つけにくいんだよなぁ。
草の根元を攻撃すれば落ちてくるんだけど、変な方に飛んでいったりするのも厄介。
オアシスではなく泥水の水たまり、そして敵が虫で食べられる奴が少ない。
この問題も世界観による弊害だよね。
その他
・オプションが充実しているのはGood!
先述したクモの簡易表示他、字幕の文字サイズ変更や背景追加など
プレイアビリティに関わる項目はなかなか充実している。
結構ボヤいていることが多いけど昨今は、字幕が小さすぎて目が良くても読めないゲームが多いからね。これあるとめっちゃ嬉しいんだよな。
・難易度は高め。ゲームバランスは協力プレイ向け?
本作は4人での協力プレイができるんだけど、敵が硬すぎて
少なくともノーマル以上だと協力プレイが前提になっている印象を受けた。
ソロで世界観を堪能したいだけならイージーで遊ぶのが良いかもね。
まとめ
コナンはソロでも結構長いこと楽しめたけど、こっちはもういいかなーって。
小人になって冒険するというコンセプトに惹かれず、単にサバイバル物をやりたいだけなら他の作品の方が良いと私的には思う。
ザ・アウターワールドの時にも感じたけどこのスタジオ、目の付け所は凄く良いんだけど
それをいまいちゲームの面白さに結び付けることができていない、っていう印象かな。
いや、なんかすんごい上から目線な言い方で申し訳ないけど。
一皮剥ければ一気に大化けしそうなスタジオなので、期待はし続けたいかな。
ゲームパスに加入していれば遊べるので、気になったなら触ってみる価値はあり。
世間での評価は結構良いので僕に合わなかっただけかもしれないし。