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どうも、お晩です。Peter@peters_life0801です。
今回ご紹介するのはパンチアウト!!
以前記事にしたベースボール、テニス、プロレス同様にニンテンドーオンラインに加入すれば無料でプレイすることができるよ!
【評価/レビュー】 任天堂スポーツシリーズ(ベースボール、テニス、プロレス)
概要
1987年に任天堂よりファミコンで販売されたソフト・・・では実はなく
一般販売されていたのは マイク・タイソン パンチアウト!! というタイトル。
今回紹介するニンテンドーオンラインで公開されているものは、とあるゲームの大会の景品。
一般販売されたオリジナルに実在の人物が登場するため、版権上ややこしいんだろう。
他機種へ移植される際はいつもこちらの景品バージョンが使用されているのだとか。
ラスボスがマイク・タイソンから架空のボクサーに変わった以外は、特に違いはない。
余談だがこの景品版、非常に希少価値が高い一品でヤフオクでは箱説付きのものが15万円で落札されていたりする。見た目も金色のピッカピカでゴージャスなのだ。
閑話休題。
本作はボクサーである主人公・リトルマックの無謀な挑戦を題材にした作品である。
凄まじい体格差を意にも介さず果敢に挑むリトルマック。こんな大男に思い切り殴られたら、踏み潰したトマトのようになりそうだが・・・。
試合形式は1R3分間(実時間では1分半ほど)で全3R。1R中に3回ダウンするとTKOとなり試合は強制終了となる。攻撃を与えることでポイントが溜まり、一定量を超えることで判定勝ちも可能。
必要ポイントは相手によって異なり、判定勝ちが不可能な相手もいるようだ。
操作はAボタンで右ボディ、Bボタンで左ボディ。
十字キーの↑を押しながら打つと顔面を狙うストレートに変化。
他、←→でスウェー、↓でガード。
条件を満たせばスタートボタンで必殺技のKOアッパーが撃てるぞ!
本作はボクシングを題材にしてはいるが、正確にはボクシングのスポーツゲームとは言えないと思う。それぞれのボクサーには動きのパターンがあり、適当に打っていても勝てるのは最初の2戦ぐらいだけ。
以降は相手が特定の動作をした時にしか攻撃が当たらないなど明確な倒し方が存在し、それ以外の方法では絶対に勝てないようになっているからだ。
良かった点
爽快感抜群!
3戦目ぐらいから難易度は跳ね上がり、以降も進むたびにかなり難しくなっていくが、攻略法を見出してパンチを叩き込み、相手をKOする爽快感はかなりのもの。
やられてもやられても、次こそは! と燃え上がっちゃうんだよね。
個性豊かなボクサーたち
登場するボクサーはいずれも個性的で、試合前にはプロフィールが表示される。
1戦目の相手、グラス・ジョー。アゴが超弱そうな名前・・・つーかアゴ云々以前にクソ弱いんで、適当にボタン押してるだけで勝てる。
38歳で1勝99敗1KOて、誰か止めてやる奴はいなかったのか。
現実のボクシングなら本人が続行を望んでも、引退させられてるだろうけど笑
インターバルではセリフ付き、ダメージが蓄積すると顔が腫れあがったグラフィックになるなど芸が細かい。ただしセリフは英語なので当時、内容が理解できたキッズは皆無に等しかったのではないかと思われる。
この画面での各陣営のセリフはこんな感じ。
”奴のパンチをかわし、カウンターを叩き込め!”
”これが俺の最後の試合なんだ! もう戦えるほど俺は若くはない!(意訳)”
個性的なのはプロフィールや外見だけではない。
特定の条件下でなければこちらの攻撃が一切効かない変態とかもいる。
じゃあそんな奴はどうやって倒すかというと、パンチを打つ際に口を大きく開けるので口にパンチを叩き込む。
するとしばらく動きが止まるのでその間にボディを連打。
ちなみにそいつは自分で起き上がることができないほど太っているので、一度ダウンを奪えば必ず10カウント勝利できるといった具合だ。
気になった点
難易度は高め。先述したように敵の倒し方が決まっているので、攻略法が分かるまではクリア不可能。ヒントをインターバルで教えてくれることがあるが、英語なので分からない人も多いだろう。
まとめ
主人公のリトルマックは今ならスマブラのキャラとしての方が有名かもしれないね。
こちら、スマブラSPのリトルマック。
上の段に貼った画像と見比べてみてよ、凛々しくなったもんだ。
何故か超スピードでスーパーアーマー付きのスマッシュをぶん回す、このゲームからは想像もできない脳筋クソキャラになってるけどな!
慣れるまでは難しいけどファミコンながら、かなり爽快感のあるゲーム。ニンテンドーオンライン会員なら無料だし、スマブラユーザーならば登場キャラのルーツを知るためにも是非、プレイしてみてね!