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どうもどうも、Peter@Peter08011です。
今回は先日、Switchのニンテンドーオンラインにて無料配信が始まった
ラフワールド をご紹介。
エンディングなど少しネタバレを含んでいるので、気にする人は注意してね。
お気に入り度:★☆☆☆☆
概要
1990年にサンソフトより発売された横スクロールのアクションゲーム。
サンソフトと言えばいっきやアトランチスの謎など、愛されるクソゲーを輩出していることで
マニアの間では有名なメーカーだ。
しかしこのゲームは世界観など諸々の設定全般がシリアスな造りで、上で挙げた作品群が持つバカっぽさは微塵も感じられない。
なんでも元はあのターミネーターのゲームとして製作されたそうなので納得。
しかしWikipediaによると原作と違いすぎるために版権元にライセンスを取り消されてしまい、オリジナルのゲームとして発売されることになった・・・という経緯があるらしい。
映画『ターミネーター』のゲーム化として企画され、開発は1988年後半にライセンスを取得したサン電子の関連会社である東海エンジニアリングが手がけ、1989年のWinter Consumer Electronics Showでゲームのタイトル画面といくつかのカットシーンを収めたプロモーション映像とともに正式に発表されたが、原作映画のストーリーに沿っていないとしてライセンスが取り消されてしまい、キャラクターや設定を変更した経緯を持っている[1][2]。このような経緯からかゲーム中にはターミネーターのT-800に似た敵が出てくる他[1]、一部の音楽がターミネーターのBGMに似ているなど名残がある。
Wikipediaより引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A9%E3%83%95%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%89
攻撃方法は射撃。
通常武器のハンドガンに加え、道中入手できる各種武器を駆使しながらゲームを進めていく。
ハンドガン以外の武器には使用する度に減っていくエネルギーが設定されている。
要するにロックマンと同じシステムなんだけど向こうと違い、こちらは
敵が回復アイテムを落とすことはほぼほぼ無いため、使いどころはかなり限られる。
武器システムのみならずアクション自体がロックマンに非常に似ていて、さらに
コナミの魂斗羅シリーズの要素も多数加わっている、何かと不穏なゲームだ。
操作
方向キー左右で移動、下でしゃがみ(伏せ)。
Bで攻撃、Aでジャンプ。
セレクト(-ボタン)がポーズでスタート(+ボタン)でメニューを開く。
メニュー画面内ではセレクトで武器を選択することができる。
昔のゲームはセレクトボタンでカーソルを動かすものが多いけど、
何で方向キーに割り当てなかったのか不思議。
select=選択する ボタンだから、名称を考えるとこれが正しいのかもしれないけどね。
気になった点
魂斗羅とロックマンを組み合わせたようなゲーム性もヤバいと思うんだけど、敵に攻撃がヒットした時の ”チュイン” って音や、ボスを倒した時に発生する
爆発音がほぼ魂斗羅のものと同じなんだけど、これは大丈夫なんだろうか。
1面のボスがザコを降下させてくるヘリコプターというのも、まんまスーパー魂斗羅だし
武器エネルギー回復アイテムはロックマンのものに酷似している。
そしてエンディングで見ることができるスペースコロニーも、ガンダムに出てきたデザインほぼそのまんま。
”どこかで見た or 聴いたことのある” デザインやシステム、音だらけなのに加え
伏せ(しゃがみ撃ち)に変な硬直があったり動きが少し硬いし、敵の弾幕がやらしいのに対して自キャラの耐久力は心もとなく、難しすぎて
ゲーム自体の出来もあまり良いとは思えない。
コンティニュー回数に制限があるのに、即死につながるトラップもあったりするし
理不尽な難しさに片足突っ込んでる感じ・
全5ステージしかないのも当時としてもボリュームに欠けるし、
屋外である最初のステージ以外は、基地内部の似通ったデザインばかりで新鮮味が無いのも退屈だった。
まとめ
これはヤバいな・・・と思って少し調べてみたんだけど
あまり有名ではないのかこのゲームを取りあげているサイト自体は少ないものの、どこでも好評だった。
なのでこき下ろしている僕は多分少数派なんだろう。
うーん、アクションは似ていながらも爽快感や操作の快適性が
大きく減少した劣化版ロックマン&魂斗羅だとしか思えなかったんだけどな。
ゲームバランスも、難しすぎて巻き戻し機能無しでクリアできるのか? って思っちゃうレベルだし。
まあ、ニンテンドーオンラインに加入していれば無料で遊べるので、物は試しにと是非一度プレイしてみてほしい。
僕には合わなかっただけで面白いゲームなのかもしれないしね。
ああ、叩きまくってるけど音楽は物凄く良いよ。
これだけは文句なしに褒められる出来だったかな。