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どうもこんにちはー、Peter@peters_life0801です。
本日はかつてSFCで発売され、現在はニンテンドーオンラインで無料で遊べる良作アクションゲーム・超魔界村をご紹介しよう。
あらかじめ言っとくけど、つーかもう良作アクションだって言っちゃったけど、クソゲーだった前作とは違いこちらは普通に楽しめる作品となっている。
本作も難しいのは難しいんだけど、前作のアレみたいな理不尽感はないよ!
※正確には”前作”は魔界村でなく大魔界村という作品になるんだけど
ゲーセン稼働、移植もメガドライブだったのであまり有名ではないため
本記事では同じファミコン系列で発売された初代魔界村を前作扱いしているよ。
僕自身が大魔界村の存在を知ったのは割と最近。
ところどころネタバレを含んでいるので気にされる人は注意されたし。
お気に入り度:★★★☆☆
どんなゲーム?
1991年にカプコンよりSFCで発売された、オーソドックスな横スクロールアクション。
またしても魔物にさらわれた姫様を救出するため、騎士アーサーが単身、魔界へ乗り込む!
今回はお祭り? の最中に城内で逢引きしていたところを、突如現れた魔物に連れ去られてしまう。
真夜中の墓場で、しかも半裸で姫様と二人くつろいでいた前作に比べれば、大分自然な導入だね!
二段ジャンプなど新しいアクションに加え、攻撃が強化される上位の鎧など新アイテムが追加された、正統進化したシリーズものと言えるだろう。
良かった点
操作性の大幅な向上
動作はモッサリ気味で、相変わらずジャンプ後に軌道を変えられないなどクセはあるが、二段ジャンプが追加されたことで格段に操作しやすくなっている。
二回目のジャンプの始動時に一回だけ軌道を変えられるので、理不尽なミスは格段に減らせる・・・はず。
グラフィックや音楽の質が高い
地鳴りとともにいきなり地形が変わる、FC時代ではできなかった拡大・縮小描写の活用など、当時の次世代機だからこそできたハイクオリティな演出が盛りだくさん。
音楽も良質。グラフィックともども魔界のおどろおどろしさや不気味さを引き立てている。
前作からだけど死ぬと骨になる演出も気味悪くていいよね。
これ、小さい頃はめっちゃ怖かったんだよね~。
今見るとすっげえシュールだけど。
気になった点
終盤のステージの手抜き感
ステージ6と7はこれまであった派手な凝ったギミックが無い上、敵も使いまわしばかり。
とりあえずレッドアリーマーを大量に配置して無理やり難しくしてる感が半端ないし、ボスも2ステージ連続で同じ奴が登場するなど手抜き感満載。
ここまでのステージで大分容量使ってるっぽいので、手抜きじゃなく色々削減する必要があったのかもな~とか思ったり。
二周しないとクリアできない
エンディングを見るには二周する必要がある。
一周目はラスボス手前まで行くと姫様に追い返される笑
この先にいるボスは私が持ってた女神の腕輪がないと倒せねえんだわ。
さらわれてる途中に魔界に隠して(どうやって!?)きたから
探しにもっかい戻ってくれや。
だそうで。
イベント後に最初のステージから始まるので、また同じステージをクリアしていかなきゃならないってわけ。少し難易度は上がっているものの、基本的には同じことの繰り返しなのでぶっちゃけダルい。
女神の腕輪について
ちなみに女神の腕輪は他の武器同様、宝箱から出てくる仕様。
太いビームのような攻撃に変わったらそれが女神の腕輪。出現時には妖精の姿で登場し、しばらくしてから腕輪に変化するので見つけやすいはず。
これ以外の武器のまんまで進めると、また追い返されるので注意しよう!
違う武器取っちゃってもイベントが起きるエリア行くまでに拾い直せればOK。
余談だけどステージセレクトの裏技を使えばスピアでラスボスと戦うことが可能。
そして、
普通に倒せる。
女神の腕輪の性能は正直イマイチ。なので、姫様の言うように他の武器で倒すことが不可能どころか厳しくなるわけでもない。これむしろ、短剣とか弓使わせてくれたら逆に、大幅に楽に倒せるようになるっしょ。
・・・こいつ、アーサーを謀殺しようとしてたんじゃね?
まとめ
操作性にクセはあるものの、良くできたアクションゲームだが難易度はかなり高く、人を選ぶゲームなのは間違いない。とはいえ理不尽な難しさじゃないし、Switchでなら巻き戻しという公式チートが使えるんで、比較的簡単にクリアできるよ。
比較的簡単っつっても、この機能が無けりゃ僕には絶対クリアできん程度には難しいけどね。
おまけ(ネタバレあり)
エンディングでは全員分ではないものの、敵味方含めた紹介映像のようなものが流れる。
敵の名前なんかはここで初めて見れたりする。
(当時の説明書とかには載ってたかもしれない)
もち、姫様も登場する。
・・・・・・プリンプリンという名前らしい。
そして他のキャラは名前だけなのに、何故か姫様だけスリーサイズが併記されている。
しかもめちゃくちゃスタイル良いな!
The End..? という含みのある終わり方をしているが、続編である極魔界村が発売されたのは、本作から実に15年も後のことである・・・。