どもども、Peter@peters_life0801です。
定期的に遊びたくなる無双シリーズ。
今回は個人的にシリーズ最高傑作だと思う無双オロチ2 Ultiateをご紹介しよう。
いやー、久々にインストールして遊んでみたらすっかりハマっちゃってね。
プレイ時間は確認する術が無いので分からないけど、余裕で100時間は越えているはず。
ちなみに機種間での違いはそんなにないと思うが、Xbox one版での感想になる。
お気に入り度:★★★★★
概要
無双オロチ2のいわゆる完全版。
オロチ2だけでなんと4作も出ているのだが、メインのXbox360 & one、PS3 & 4以外の携帯ゲーム機やスペックの落ちる機種向けに手直しされた作品が多数含まれているので、実は乱発と言えるほどのものではない。
なお、無印は2011年発売。
そしてこのUltimateは360/PS3では2013年、one/ PS4では2014年にリリースされている。
一作目は単に三国と戦国無双を掛け合わせ、+αの追加キャラを足した程度のものだったが、本作からオリジナルキャラが大幅に増加。
多くの自社コラボキャラクターも参戦し、正にお祭りゲーと呼ぶに相応しい作品だ。
登場キャラクターはめちゃくちゃ豪華!
プレイアブルキャラクターは無印時点で相当な人数だったがさらに増え、その総勢はなんと145人に。
取り分け目を引くのは
ステルケンブルク(アトリエシリーズ アーランド三部作)
かすみ(DOAシリーズ)
ソフィーティア(ソウルエッジ/キャリバーシリーズ)
の新たなコラボキャラクターたちだろう。
ステルクとかすみは同社だし分かる(むしろあやねがいるのにかすみがいないのは不自然だったし)けど、ソフィーティアは一体どういう事情で参戦したんだろ笑
自分で使うとカッコいいが、NPCが使用した場合は何もない空間に
ハリボテの小さな月がポッカリ浮いているように見えるため、めちゃくちゃシュール笑
ステルクさんは原作の再現度がヤバい。
チャージ攻撃はすべて見たことのある必殺技だし無双乱舞も超必殺技のガイアブレイクだ。
余談、しかも個人的などうでもいい話なんだけど、アトリエシリーズについてちょっと。
実は元アトリエ信者だったんだけどさ。アーランドシリーズで萌えを前面に押し出すようになったのが合わなくて、メルルを最後に脱落したんだよね・・・。
んなわけで以降の作品はシステム部分は面白そうだと思いつつ買ってなかったり。
いや、ファンの方は申し訳ない。ただ、ステルクは歴代キャラの中でもかなり上位に来るほど好きなんだけどね! だから本作の半端ない再現度は感涙ものさ。
閑話休題。
しかし今プレイすると・・・仕方のないことだけど、三国無双7~8の武将がいないのが寂しいね。
蜀はこの時点でもう出揃ってる感あるけど、魏は何で今までいなかったんだってクラスの人物ばっかだし、呉も程普、韓当、魯粛とか外せないレベルだよね~。
(満寵と徐盛の参戦は意外だったけど)
この辺がモブなのはやっぱ出会っちゃうと、がっくり来るね。
分かってるよ、当時は存在してなかったから仕方ないってのはね。
キャラだけじゃない! ゲーム部分も良い出来!
3のようにインフレしない程度に自キャラが強く、敵兵の数も多いので爽快感は抜群。楽しさだけでなくゲームバランスもシリーズ屈指なんじゃないだろうか。
強弱の差は当然あるけれど、こいつどうしようもねーなーってぐらい弱いキャラはいないように思う。
また、特筆すべきは豊富なやり込み要素で
転生を伴うレベル上げ(レベルが100になると初期パラにボーナスが付く状態でレベル1に戻せる。最大9回まで可能)
武器集め、宝珠合成などやれることは盛沢山。
とてつもない時間がかかりそうだが、全キャラに最強武器を用意するまで飽きそうにないぐらい、今も楽しめている。
デフォで過去作のコスチュームが収録されていたり、ロード中の壁紙も変更できるのは好ポイント。
三国勢は8が出るまでは4が一番デザイン良かったんで、ファンとしちゃ嬉しいね。
この4夏侯淵の原画、めっちゃカッコいいんだよなぁ。
確かこちらは有料販売だったけど、2の衣装とかもあったはず。
追加要素:アンリミテッドモードが楽しい!
成長要素などは本編とリンクしているが、このモードではすでに解禁済みの武将でも別途条件を満たさねば使用することができず、本編では手に入らない合成用アイテムが入手できるなど半ば独立したモードとなっている。
半ば、と言うのは作成済みの武器やレベルはしっかり引き継がれるからってわけ。
ほか、馬が使用できない代わりにステータスにバフ/デバフが掛かったり特殊能力を使用できる陣形システムの存在や、3人ではなく5人チームで出撃できるなど結構違いは大きい。
加えて1人やられたら即終了の本編と違い、こちらでは最後の1人まで戦えるし、倒れた仲間は一定時間経過で復活する。
最大の違いはクリア目標が○○を倒すではなく、ゴール地点に設定されている龍穴を見つけ出すことだ(一部ステージを除く)。
この龍穴はハズレでも体力回復など何かしらプラス効果が得られるし、紫色のものは確定でフィーバー(開眼)が発生するので育成にも大いに役立つ。
ゴールを見つけ出すまではそのフロアに制限時間が許す限り滞在でき、敵はどんどん強くなっていくが、見返りも大きくなっていく。
最強武器はこのモードでしか手に入らないし、育成が楽になる各種宝珠のドロップや合成要素もあるので正にアンリミテッド、際限なく延々遊べるやり込み派は大歓喜するであろうモードとなっている。
ただし面白いが不満点も目立ち、
分かるかな? 赤く光る剣の先に宝箱があるのが。
このように素材が手に入る宝箱が、マップからおおよその位置は分かるものの
背景と同化して非常に見つけ辛いことや、途中セーブができないのが難点だ。
4連結戦場、要するに4回連続クリアで初めて帰還できるステージだとゴールを発見する特技が使える陣形が無いと、敵を無視したりしない限り1時間ぐらいかかるので疲れる。
何故、本編で使用できる途中セーブをこのモードに導入しなかったのだろう。
あとは陣形。
システム自体は良いとしてレベルの上げ方がイマイチ不明瞭。
使い続けることでレベルが上がると説明されているが、使用時間なのか敵を倒した数なのか特技の使用回数か、はたまたこれら全てなのか明言されておらず曖昧だ。
そして各キャラが独自に動き回る探索型の陣形以外はぶっちゃけ微妙。
移動速度が下がる陣形はストレスが溜まるし(その分攻撃や防御は大きく上がるが)、パーティが密集することになるので、高難易度では敵の無双乱舞が飛んできたら一撃で全滅する恐れもある。
不満点
ここでは上記のアンリミテッドに関するもの以外の不満を。
・構造の分かりにくいマップが多い
拡大していないミニマップでは繋がってるように見えるのに行けなかったり、一方通行の場所が多すぎて迷路のようになっていたりと一部マップのデザインが酷い。
真・古志城を筆頭に、基本的に高低差の多いマップの遊びにくさは何とかしてほしかったところ。
三国無双5だっけ? 絶壁じゃなく急斜面なら確かピョンピョン跳びながら登れたよね。
あのシステムがあれば大分快適だったと思う。
・プレイ記録を任意に見ることができない
こんな感じに結構細かくキャラ別の記録が残るのに、何故かロード画面でしか確認することができない。
ギャラリーモードあたりで確認できればいいのに。
・強制終了バグあり
飯店に近づくとしばしば強制終了が発生する。
ほかにもバグは色々あるらしいけど、僕はこれぐらいしか発生しないかな。
(アップデートで修正済みのものも多いとのこと)
前のも、買い直したのでも発生するので本体の問題ではないと思うんだけど。
まとめ
この記事を書いた時点ですでに7年も前のゲームだが、今なお僕が遊んだ無双シリーズの中では一番面白い。
敵のワラワラ感やキャラ数こそさすがに続編の3には劣るが、それでも敵の同時表示数も総数も及第点(ただし古いゲームなのである程度ステルス兵は発生する)。
キャラに関しても3ではコラボキャラが全員リストラされ(Ultimateで一部復活)、代わりに魅力のないオリジナルキャラが大量に増えただけなので満足感はこちらの方が上だったりする。
※もちろん、前述したように主に三国勢は多くの有名武将がまだモブだってのは残念なんだけど
それ抜きにしてもこっちのが良いね、
無双をやってみたいけど種類が多すぎてどれを選べば良いんだろう、なんて迷ったらとりあえず本作をお奨めするよ!