やあどうも、Peter@peters_life0801です。
8月末に話題のインディーズゲー・シーオブスターズの配信が開始された。
XBOXにSwitch、PSにPCと一通りの機種に対応しているため、購入した人も多いのかな?
配信開始からしばらくプレイする時間が取れなかったので、記事の更新も遅くなってしまったけど
11時間ほど遊んだ時点での感想を述べてみよう。
最新作だけど懐かしい! 魅力あふれるレトロ感
本作を表現するなら、様々な名作レトロRPGの集大成。
クロノトリガーやスーパーマリオRPGっぽさを感じるという声を見かけたが同感。
(昔すぎてうろ覚えなのだけどね笑)
後者は実は親戚が遊んでいるのを見ていただけなんだけど、戦闘でタイミング良くボタンを押すことで効果が増すシステムは、間違いなくあれのオマージュだよね。
色んな名作の良いとこ取りだが、それらがケンカしないようバランスやシステムもしっかり練られている。
SFC時代はJ-RPGの黄金期だったと思うんだけど、あの頃のゲームが好きな人は絶対気に入るはずだ。
戦闘バランスが良いぞ!
ゲームバランスも当時寄り。つまりそこそこ難易度は高めで敵の行動を見ながら
スキルブレイクを狙ったりしないと、勝つのは難しい。
敵が強力な固有スキルを使ってくる場合、右端の奴のように属性パネルが一緒に表示される。
この場合なら月属性を一発、斬属性を二発当てればブレイクとなりキャンセルさせられるってわけ。
厳密には違う点も多いがオクトパストラベラーを知ってる人は、あれを連想すれば分かりやすいかも。
他にはスキルやコンボ技の使いどころ。
起死回生を狙えるのでタイミング一つでその後がガラッと変わったりするし、通常攻撃だとMPが3回復するバランスも良い。
回復アイテム(おやつ)は10個までしか持てないって制限も良き。
スキルは原則連発できない、回復しまくりのごり押しも不可。
ストレスを感じない程度の絶妙な縛りが、戦闘バランスを奥深いものにしているように思う。
戦略性を求められるのでバトルが単調にならず、毎回緊張感を持って臨むことができるのは個人的には好ポイント。
自分の感覚では易しすぎず難しすぎず丁度良い感じ。
まだ序盤もしくは中盤入ったぐらいかな? だから今後どうなるかは分からないけどね。
秘宝システムが親切! 難しいのが苦手な人も安心
バトルはさっくり進めて、世界観や物語だけ楽しみたいという人もいるだろう。
ご安心を!
本作には難しめのRPGは苦手だという方も、安心してプレイできるシステムが搭載されている。
お店などで入手できるこれら、秘宝と呼ばれるアイテムで難易度の調整をすることができるのさ。
戦闘後に回復するようになったり、受けるダメージを減らしたり、効果はアイテムによって様々。
個別にON/OFFが設定できるので、遊びやすくなるよう調整してみよう。
実績の解除に影響するのかは確認していないので、気になる人は攻略サイトなどをチェック。
(ネタバレが嫌なのでクリアするまで、そういうサイトは覗きに行きたくない)
地味ながらも楽しい強化システム
レベルアップではよくあるRPG同様にステータスが上昇するが、一つだけ追加で強化ボーナスを選択することができる。
長所を伸ばすべきか、短所を補ってオールラウンダーにすべきか悩むなぁ。
ヴァレアは物理寄りっぽいけど、ムーメランが強力だから魔攻も伸ばしたい。
これがあるからレベルが上がるのがすごく楽しみなのさ。
あとはこれ、RPGにおいては個人的にかなり重要だと思うんだけど装備品がしっかりあること。
近年は武器とアクセサリーのみ、どころか装備自体無しなんてRPGも珍しくはない。
でもやっぱダンジョンや新しい街で入手した装備で、自キャラが一回り強くなるワクワク感は大切だと思うんだよね。
ストーリーはどうなのよ
申し訳ないが現時点では何とも言えない。
オープニングから今に至るまでお話含め楽しめているし、先が気になるので悪い印象は皆無。
終盤で一気に駄目になっちゃうパターンもあるし、今のところは明言しないでおこう。
ということで物語に彩を添えるキャラクターについて少し。
メインキャラクターはいずれも魅力的。
ガールは子ども時代ちょっとうざかったけど、成長してからは器の大きい良い奴になったね。
重要そうな予言を授かったり、自分は参加できない強敵との戦いで突破口を開いたり、なんか真の主人公じゃないのかって感じがしなくもない。
パーティメンバーは世界を救うことを宿命づけられている主人公二人に、その幼馴染。
おさまりが良すぎるので固定かなと思ったが、メンバーの枠的に二人増えるらしい・・・って書いていた矢先にセライが加入。
今のとこ全員、性格もデザインも好きだな。
あと一人はすでに出会ったモグラの魔導士じゃないかと思うんだが、さて。
セライは技の演出も含め特にかっこいい。
ところであなた、絶対船長ですよね・・・?
アニメーションムービーもあり。昔のディズニーっぽさを感じる画風が魅力的。
こういうとこでもレトロ感を押し出しているのが良いね!
他には景色が大きく映り変わっていくので、旅してる感が凄くあるのにも好感が持てる。
エターナルアルカディアというゲームが大好きだったんだけど、あれは地域によって気候や文明が全然違ったりして旅をするのが本当に楽しかった。
大抵のゲームは世界中同じ文明だったりするけど、やっぱり行く先々で風景や建築物がガラッと変わる方が楽しいよね。
※地域ごとの特色を強く出すのは物語も外観も含め、全体のデザインが大変になるだろうから
実現できない作品が多いのは仕方ないのは理解している。
音楽はどうなの?
BGMもまたゲームにおいては重要な要素の一つ。
これがめちゃくちゃ良い! ってものは主観ながら現状ないけど、クオリティはかなり高い。
往年の名作RPGへのリスペクトが半端ない作品なのだが、音楽にもしっかり気を配っているようで
クロノトリガーやゼノギアスの曲を手掛けた方が、本作へも何曲か提供しているのだとか。
印象に残らないとかでなく、ゲームの雰囲気に凄く溶け込んでいるとでも言えばいいのかな。
本作はカナダのチームが手掛けているんだけど、西洋のゲームって環境音がメインだったり
”バックグラウンドミュージック”の名の通り、あまり表に出てこない縁の下の力持ちというイメージが強い。
耳になじんであまり意識が向かない曲っていうのか、本作もそういうタイプに近いのかも。
逆に東アジアのゲームは曲の主張が強く、意識が向きやすいものが多い。
念のため言っておくけどどちらをディスってるとかでなく、それぞれ違う良さがあるって話。
GTAVにラジオ以外で派手な曲がジャンジャン流れていれば雰囲気ぶち壊しだし、星歌の響き(台湾の作品)が環境音のようなものだけだったら強烈な感動もなかっただろう。
【評価/レビュー】 OPUS 星歌の響き 【魂を揺さぶる一作】
ま、これに関しては偏見と主観が入ってるから聞き流してくれていい。
個人ブログなんて反社会的な内容でない限り、主観を垂れ流す場であるべきだと思うからね。
※もちろん地域でくくって全部が全部そうだというわけではないよ。
ウィッチャー3やRDRシリーズなどカッコいい曲が印象深い西洋の作品もたくさんある。
まとめ
楽しみにしていた作品だったんだけど、今のとこ期待していた以上に面白い。
一気に遊び終えたいところだったがスターフィールドまで発売されてしまい、何から片付ければいいか・・・ゲーマー的には嬉しくも辛い状況に置かれている。
どうでもいいが(少なくとも自分にとって)期待の新作が二作も続けて、スターという言葉がタイトルに含まれているのは、一体何の因果なんだか。
スターなんちゃらってゲーム、そんな多くないイメージだけどね。
○○オールスターみたいなのを除けば、すぐ思いつくものはスターオーシャン、スターウォーズ(これは映画が本家だが)、崩壊スターレイルぐらいしかないや。
スターウォーズと崩壊スターレイルはタイトル以外よく知らないけど。
【評価/レビュー】 Sea of Stars 【名作レトロライクRPG!】