やあどうも、Peter@peters_life0801です。
フィットボクシング初音ミク。発売から一カ月と少し経ち、プレイできていない期間がちょこちょこあったのだが、そろそろ語ってもいい頃合いだと思うので記事にしてみよう。
ちなみに現在の総エクササイズ時間は9時間24分30秒、総推定消費キロカロリーは5426.39。
シリーズは前作の北斗の拳のみプレイ済み。
もうちょっと運動したいんだけどマンションに引っ越して自室が狭くなったため、家族が外出していないとプレイできないものでね。
ちなみに前回記事でも触れているが、僕は初音ミクは容姿と名前ぐらいしか知らないため
ファンアイテムとしてどうなのかとかは、何とも言えないのでご了承くださいませ。
お気に入り度:★★★★★
概要
2024年3月7日発売。ジョイコンを握り込んで体を動かすシリーズ第4作目で、対応機種はもちろんSwitchのみ。お値段は6980円。
タイトル通り今作はボーカロイド・初音ミクとコラボした作品であり
初音ミク、鏡音リン/レン、巡音ルカの4名がパートナーとして登場する。
ほか、インストラクターとしてリン(鏡音リンとは別人。下の画像左上のお姉さん)とエヴァンという人物がいるが、この二人はシリーズ一~二作目に登場していたオリジナルキャラクターとのこと。
分かりやすく言えばボクシングの動きで行う音ゲー。
ジャブやストレート、フックにアッパーといったパンチだけでなく、スウェーやステップインなど
足腰に重点を置いたアクションも用意されているため、全身を鍛えることができるのだ。
良かった点
冒頭にリンクを貼った記事でもある程度言及しているため、あわせてどうぞ。
動作の認識制度が上がった?
体を動かすタイプのゲームにおいては一番と言っていい重要な要素。
前作では出していないはずのパンチが認識されてしまったり、またその逆もあったりしたが
本作ではこういった意図しないミスが一切発生しなくなった・・・気がする。
いまいち自信をもって断言できないのは、自分自身がボクシングの動作に慣れたために
ミスが減ったという可能性が大きいためだ。あと、周辺機器のグリップなどを使い始めたことでも
改善されたので、本当に本作でその辺が進化しているのかどうかは断言し難いわけ。
とはいえ前作で判定に違和感のあった四連続ジャブが、本作では全然失敗しなくなっているので
やはり精度や判定自体が改善されているのだと思う。
こちらが発売されるまで遊び続けていたが、それでも連続ジャブに関してはミスが多発していたからね。
ミクササイズが楽しすぎる!
こちらはボーカル付きの曲に合わせて運動する、本作ならではのモード。
徐々に負荷を高めていく従来のモードと異なり、最初から激しい動きを要求されるため運動の効率が良い。
このモードのお陰でデイリーエクササイズなどでは、北斗よりも拘束時間が短いが消費キロカロリーは増えているわけだ。
全30曲とボリュームも申し分ない上にすべての曲がフルで収録されているため、ファンも満足できるんじゃないかなぁ。
一番ぬるいぐらいの曲でこんな感じ。
自分ぐらいのジャンキーになるとこの運動量ではとても物足りないが、ボーカル付きで
音楽に合わせてリズム良く体を動かせるのでとっても楽しい。
ちなみに難易度MAXのものはこれの比でなく、一曲で死ねるレベルなのでハードな運動をお求めの方も安心だ。
まだ未プレイの曲もあるが体験したものの中では、初音ミクの消失とLet’s ミクササイズ‼の二曲はあまりにも無慈悲。
とはいえ闇雲に難しくしているわけでもなく、どうも通常のエクササイズよりも判定は甘めに設定されているようで、JUST判定になりやすい・・・気がする。
なので狂ってる曲でも頑張ればオールJUSTいけそうなんだよな。
余談だがこちらは少女レイという曲。
好きな配信者さんがたまに歌っていてサビがずっと耳に残っていたのだが、こんなところで出会うとは。
良い曲だよね。
プライバシーへの配慮
マイデータは体重はじめ結構細かく記録されるのがありがたい反面、家族でSwitchを共有する場合は思春期の若者などは体重を見られるのが嫌だったりするかもしれない。
自分には縁がない機能だが、マイデータの閲覧にパスワードを設定することができるため
記録しておきたいけど誰かに見られたくない、なんて人には大変助かるだろう。
前作にはなかったし考えたこともなかったけど、こういう配慮って色んなユーザーが遊ぶことを考えたら、とっても大事なのかもね。
気になった点
ミクササイズにサウスポー向けモードが欲しい
1と2は未プレイなのだがこのシリーズ、少なくとも前作ではどのエクササイズも
左右どちらのスタイルも同じ運動量でバランスが良かったのだけど、本作のミクササイズはオーソドックススタイルに偏りがち。
右→左→右で終わるものが多いし、構えの切り替えが一度も発生しないものもある。
ただこれ自体はボーカル付きで実際の曲がフルで入っているため、仕方ないのは承知の上。
歌ってのは基本的に3番目までだし、長さも1番と2番で変わったりするから均等にするというのは無理な話だろう。
でもならば、左利きのユーザー向けに右ではなく左がメインとなるよう、設定で変更できれば良かったなって。
自分の場合サウスポーなので、やっぱオーソドックススタイルだと動きにくいから
左右を逆にしてくれるだけで大分助かるのさ。
追記:
追加コンテンツ・ミクササイズエディターの登場により、カスタマイズができるようになった。
有料かつ自分で設定する必要はあるが、これは助かるね。
ミクササイズエディターを遊んでみた感想 【フィットボクシング feat.初音ミク】
さらに追記:
アップデートによりサウスポーモードが追加!
曲を選択後、プレイリストに入れられた状態でZRを押せば変更可能。
少数派にも配慮してくださって本当にありがたい!
前作から引き続き気になる点
いずれも多少気になる程度で、全然我慢できる範囲内のもの。
音楽の速さについて
曲のテンポが普通だと遅すぎてプレイしにくいため、デイリーやフリーのおまかせなど
ランダムで選曲されるもののスピードを一律、速いで固定したい。
速さをごちゃ混ぜにすることで、リズム感を養うのに役立っているのかもしれないけど。
キャラクターの親密度について
キャラ系アチーブメントは無くすか、もう少しさっくりコンプリートさせてほしい。
平等に愛してあげてくれってことなんだろうけど、やっぱり気に入ったキャラと一緒に運動したいからね。
あとは親密度とは関係ないが、コスチュームの購入、変更時にモデルが切り替わるロードが
前作同様にやたら長い(5~6秒)のは気になる。
ポイントの使い道が少ない
前作でもあまりなかったのだが、キャラクターの数が4人まで減ったことで
さらに貯めたポイントの使い道が減少してしまった。
とはいえ本作にとって最も重要であるミクササイズ用の曲は、ここで購入できるもの含め全30曲と豊富だし、ボーカロイドを題材にしている以上、関係ないキャラを増やすわけにもいかないので
ゲームの性質上、他に何を入れればいいのかと問われれば答えることはできない・・・。
でもせっかく用意されているお買い物システム、もう少し有効活用できる方法を考えたいよね。
うーん、エクササイズ中の背景とかメニューのレイアウトとか?
まとめ: シリーズ始めるなら迷わずこれ!
パンチの誤検知が減った(はず)ことで大幅に遊びやすくなっているため、フィットボクシングの購入を考えている方には、迷わず最新作である本作をおすすめする。
すでに書いたが僕は1と2はプレイしていないものの、他の方のレビューを読んでいると
前作の北斗もそれまでの作品に比べ、大分遊びやすくなっていたそうだ。
なのでその北斗よりもさらに遊びやすい本作は現状、間違いなくシリーズで一番出来が良いはず。
ただキャラクターや音楽を変えるだけでなく、着実に進化していっているというわけだね。
もちろん前作は前作で北斗の拳とコラボしているという、こちらにはない唯一無二の魅力があるため原作が好きならおすすめだ。
【評価/レビュー】 フィットボクシング 北斗の拳 【目指せ伝承者!】
楽しく体動かせるってやっぱり最高!
二作続けてキャラクターものなので、今後はコラボ路線で行くのかな?
次は…世代ではないが、個人的には漫画の中で一番好きなあしたのジョーとか出してほしいけど、あの作品をリアルタイムで読んでた世代って、ゲームやる人ほとんどいなさそうだよなぁ。
(1968年連載開始だそうなので、当時10歳程度の人でも70歳に近い)
次は何とコラボするのか、それともオリジナルキャラに回帰するのか。
ちょっと今から楽しみかも。