【評価/レビュー】  ピクミン4  【部隊を手足のごとく操るゲーム】

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やあどうも、Peter@peters_life0801です。

ピクミン4を遊び終えたので改めてご紹介。
シリーズには今作で初めて触れたんだけど、いや良いゲームだったね!

探索に収集要素、徐々に便利になっていくアンロック要素などなど、自分の好きな要素が盛沢山。

ゲーマーにも初心者にも配慮されていて、万人にお勧めできる作品だったな。

クリアまでの時間をはじめ、抑えめにはしてあるけど
少しネタバレを含んでいるため、気にされる方はご注意を。

 

お気に入り度:★★★★☆

 

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ボリュームはある? ない?

約32時間でクリア。

全ステージ100%、ダンドリも全プラチナゲットしたものの、オリマー遭難記はリタイアしたので
完全にやり込むとなるともう少し時間は伸びるか。

こんなもんかなという気もするけど、もっと遊びたかったというのが本音。
かなり面白かったので一気にプレイしたせいもあるんだろうけど、自分は少し短いと感じた。

でもま30時間以上は遊べるので、満足できる人も多いとは思う。

 

 

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良かった点

 

 

前回記事でも書いているため、併せてどうぞ。

 

 

オッチンがかわいい!

救助犬である相棒のオッチンがとにかくかわ・・・いや、よく見ると結構キモい気もするんだけど何だろう、仕草とかがかわいいのかな?

 

 

主人公とピクミンたちを守る不沈艦のような役割を果たしつつも、単独でも攻めに守りに運搬にも大活躍。泳げるし、通常では登れない段差も飛び越えられる。

チームに寄り添い、尽くす健気な姿や超有能なのにどこか間の抜けた顔をしているのに、癒されるのかもしれないね!

見た目的にはヨッシーアイランドに登場するポチの系統か。
任天堂は愛くるしいブサカワ犬を生み出すのが上手いのかもしれない。

 

 

 

遊びやすい!初心者も安心の親切設計

主人公自身はほぼ何もできず、味方に的確な指示を出すことで戦闘したり謎を解いていく。

こう書くと何だか難しそうだが安心して欲しい。
本作の難易度は低めで加えて、ゲーム慣れしていないような人への救済処置的なシステムも多い。

 

まずは上でも紹介した相棒のオッチンだが、こいつが超有能。
ニオイを嗅ぎ分けることで回収物の位置などを発見してくれるし、(これは確か最初は使えないが)目的地を指定すれば自動で移動までしてくれる。

過去作には該当する仲間がいないっぽいので、本作はシリーズ4作目ながら実は
ピクミン入門用に最適なんじゃないだろうかと思ったり。

オッチンがいるかいないかで難易度には大きな差がありそうだからね。

※他でも述べているけど、本記事執筆時点では僕は他のシリーズは未経験。
 知らないなりの感想だと思って頂けると嬉しい。

 

また、長丁場となる洞窟の攻略はいつでも引き返せるし、戻ってくれば途中から再開することも可能だ。

これは初心者のみならず、まとまったプレイ時間をなかなか確保できない人もありがたいだろう。

 

極めつけは時間の巻き戻し機能

ピクミンはいくらでも生えてくるとはいえ、減ってしまうと増やすのは面倒。

さらに地上では増やせない奴もいるというのに、うっかり大量死させてしまった──そんな時もこの機能があれば安心ってわけなのさ。

 

ボスは初見殺しもいるので縛りプレイをしない限り、大きな被害を受けてしまったら巻き戻して立て直そう。

なお、僕はこの機能に気付いたのがラスボス戦だった・・・
大量死した紫ピクミンを掘りに洞窟を駆け回ったりしたよ・・・。

 

※紫ピクミンは深海の城のファイナルフロアを出入りすれば量産可能。
 その時はこれも知らなかった。

 

 

充実しているデータベース

原生生物や集めたオタカラの図鑑、航海日誌などなど
細かいデータのテキスト量が豊富で読み応え抜群。

一通り目を通すだけでも結構時間がかかるかも。

テキストにこだわった図鑑って楽しいよね。
古い作品だけどアークザラッド2の、リーザのモンスター図鑑とか大好きだった。

 

 

気になった点

いずれも我慢できる範疇ではあるけども、それなりに不満点もあった。

 

メイン以外の要素は微妙

すなわち夜の探索、ダンドリバトル、オリマー遭難記などのこと。
ダンドリチャレンジだけはなかなか面白かったかな。

 

まず夜は探索とは名ばかりで、攻め寄せる敵から一定時間対象を守る単なる防衛戦。
凶暴化した敵から隠れながらステージを攻略するだとか、昼の延長線上的なシステムの方が面白そう。

ヒカリピクミンが強すぎて最終ステージ以外はかなり簡単なのもあり、単調な作業に感じてしまった。

 

ダンドリバトルはシンプルにつまらない。
対戦モードとしてこういうミニゲームがあっても良いけど、ストーリーに仕込むのは・・・

 

 

相手がCPUでも画面分割されるのも謎。見にくすぎる。

※行動が丸見えなので妨害しやすいというメリットもあるが、視界が著しく制限されるという
 デメリットの方が大きいように思う。相手の画面見なくても全プラチナは達成できたし。

 

オリマー遭難記はタイムアタックのようなもの。
彼にとっての相棒であるモスと出会う前の話なので、過去作のプレイ感覚に近いのかな?

これをちょっとでも触ると、オッチンのありがたみが非常に良く分かる。

やり込み派は大好きそうだけど、個人的にこういうゲームはじっくり考えながら進めたいので、時間に追われながらのプレイが嫌で最後まで進める気にならなかった。

意外と日数余ったりするのかもしれないけどね。

 

快適性はいまいち&遭難者の影が薄い

20秒程度のロードがそこそこの頻度で挟まれるのは少し気になる。

あとはオプションの項目に欲しいものが全然ない。
メッセージの表示速度が遅いので変更したいし、出発や帰還、ダンジョンのフロア移動などの演出は非表示にさせてほしい。

 

遭難者は序盤こそサイドミッションをくれるキャラがいるけど、終盤は
助けたらそれっきりで何もない、存在感のないキャラが多い。

せっかくキャンプを形成してるんだし、人が増えることで解放されていくような要素がもっと欲しかったかも。

(一部のサイドミッションの報酬としてシザイがもらえたりはする)

 

 

まとめ:気になったら買っちゃえ!

前回記事でも述べたけど、昔遊んだTHE原始人というゲームを思い出して
ノスタルジーに浸りつつ、大いに楽しめた。

もう少しボリュームがあって、夜の探索などを作り込んでくれれば言うことなし。

迷っている人はまず体験版を遊んでみよう。
ここで面白いと感じたなら、間違いなく本作を気に入るはずだ。

 

面白かったので折を見て過去作にも手を出そうと考えているんだけど、1だけは
オリマー遭難記のように日数制限があるみたいだね。

(3もあるようだけど延長もできて、あまり厳しくないらしい)

これだけちょっと遊びたくないかも・・・と言っても今プレイするなら
1+2だろうし、絶対ついてくるんだけどさ。

 

やってみれば案外平気かもしれないし、なるべく近いうちに遊んでみるかな。